「横浜の韓国スーパー」で調べると、横浜駅東口のマルイシティ横浜に入っていた HANAMART が今もよく出てくる。
その店は、もう横浜駅にはない。2026年3月に品川のウィング高輪へ移っている。
代わりに同じ HANAMART が、2026年9月10日に戸塚モディへ店を出した。横浜駅から戸塚駅まではJRで10分ほど。行き先を書き換えておく必要がある。
もうひとつ、横浜には昔からの韓国食材の街がある。関内の裏手にある福富町と、阪東橋の横浜橋通商店街だ。こちらはキムチと調味料が強い。
ラーメンやお菓子を棚ごと眺めたいのか、店で漬けたキムチが欲しいのか。目的で行く場所が変わるので、エリアごとに整理する。
全国の店をまとめて見たいなら日本全国の韓国食品・食材が買えるスーパー・韓国食材専門店に一覧がある。この記事は横浜市内に絞る。
横浜の韓国食材店は4つのエリアに分かれている
戸塚には HANAMART がある。韓国のスーパーをそのまま持ってきたような店で、インスタント麺もお菓子も冷凍食品も1か所で揃う。いちばん「韓国スーパー」らしいのはここだ。
福富町は関内駅と日ノ出町駅の間。韓国料理店が集まる一角に、韓国食材店が2軒ある。麺、お菓子、調味料、マッコリまで一通り置いている。
横浜橋通商店街は阪東橋駅のすぐそば。こちらはキムチ専門店の街だ。数十年続く店が何軒も並んでいて、それぞれの店で漬けたキムチが買える。
天王町(保土ケ谷区)にも、キムチの店が2軒ある。近くに住んでいる人向けの選択肢になる。
迷ったら、加工品は戸塚、キムチは横浜橋。福富町はその中間で、両方を少しずつ買える。
戸塚のHANAMART|横浜で一番スーパーらしい店
HANAMART 戸塚モディ店
横浜市戸塚区戸塚町10、戸塚モディの3階。JRと市営地下鉄ブルーラインの戸塚駅、東口から歩いて1分ほど。営業時間は10:30〜20:00で、戸塚モディの営業時間に合わせている。
扱っている商品は約1,000点。袋麺とカップ麺、お菓子、キムチ、韓国海苔、調味料、冷凍食品が中心で、コスメや食器、文房具まである。店内にはラーメンやお菓子を大きくした模型が置かれていて、韓国のスーパーの雰囲気を再現している。
この店の前身は、2023年12月に横浜駅東口のマルイシティ横浜でリニューアル開業した店舗だ。それまで Yesmart として営業していた売り場を、HANAMART に作り替えた。3年ほど営業したあと品川へ移り、半年ほど空けて戸塚に戻ってきた。
夜8時まで開いていて、駅からも近い。 福富町や横浜橋の個人店よりも、仕事帰りに寄りやすい。

福富町で韓国食品が買える店
関内駅の北口から伊勢佐木町を抜けて、大岡川の方へ。京急の日ノ出町駅からなら川沿いを歩いて5分ほどで着く。韓国料理店と韓国式の居酒屋が多い一角だ。
韓国食品セブン
横浜市中区福富町東通3-6。関内駅から歩いて5〜7分ほど。
訪れた人の記事を読むと、評価はおおむね「少し高いが、たいていの物は手に入る」で揃っている。インスタント麺の種類が多く、韓国のお菓子、調味料、キムチも置いている。秋夕(チュソク)の時期には、ソンピョンという韓国の餅も並ぶという。
生のマッコリが買える、という話も出てくる。スーパーではなかなか見かけないものだ。
営業時間を載せた公式の案内は見つからなかった。行く前に電話(045-263-3770)で確かめておきたい。
マンナ食品
中区福富町仲通38、関内駅から歩いて6分ほど。韓国食品セブンとは歩いてすぐの距離にある。
紹介記事では、パンチャン(韓国の家庭の小皿おかず)が手に入る店として取り上げられている。ナムルや和え物を少しずつ買えるので、ご飯を炊いておけば一食が揃う。
こちらも営業時間の公式情報は見つからなかった。福富町は夜の街なので、昼に行くと開店前の店も多い。午後の遅めに行くほうが外れにくい。
横浜橋通商店街のキムチ専門店
市営地下鉄ブルーラインの阪東橋駅を出ると、すぐにアーケードの入口がある。京急の黄金町駅からも歩ける。
中華や東南アジアの食材店も混じる商店街だが、キムチの店の多さは横浜でも抜けている。ただ、どの店も夜は早めに閉まる。昼から夕方に行くのがいい。
福美
南区高根町1-3、阪東橋駅の1A出口から近い。1983年創業の店で、2020年に「福美高麗人蔘産業」から今の名前に変わった。営業時間は8:00〜19:30で、休みはほとんどない。
白菜キムチのほかに、ニラ、トマト、セロリ、小松菜といった野菜のキムチが揃い、ケジャンやチャンジャ、タコ、明太子の海鮮系もある。種類は40ほど。
キムチ以外の棚も広い。生の冷麺と冷麺スープ、豚足、日替わりの弁当まで売っている。
南山家
商店街のメイン通りから、路地を一本入ったところにある。創業から40年ほどの老舗で、テレビ東京の『アド街ック天国』でも紹介された。
白菜、ネギ、ニラ、小松菜のキムチに、冬は牡蠣のキムチが加わる。オイキムチ(きゅうり)やチャンジャもあり、韓国のインスタント麺も少し置いている。南区役所の側、つまり商店街の南の入口から入ると見つけやすい。
カネダ食品・オモニの味ほか
商店街の中には、ほかにもキムチの店がいくつもある。店頭の冷蔵ケースにキムチを並べるカネダ食品、添加物を使わないことを掲げるオモニの味、木浦家などだ。
1パックが数百円なので、2〜3軒で少しずつ買って食べ比べるのが、この商店街のいちばんの楽しみ方だと思う。
天王町のキムチ店
相鉄線の天王町駅から歩いて7分ほど、保土ケ谷区宮田町に、キムチの店が2軒並んでいる。
- サランキムチ:保土ケ谷区宮田町1-2-9
- キムチの冬伯:保土ケ谷区宮田町1-5-7
どちらも営業時間や品揃えを載せた公式の案内は見つからなかった。住所は2021年時点の情報なので、遠くから行くなら事前に地図アプリで確かめておきたい。
買いたいもので店を選ぶ
| 買いたいもの | 向いている店 | エリア |
|---|---|---|
| ブルダックなどのインスタント麺 | HANAMART、韓国食品セブン | 戸塚・福富町 |
| 韓国のお菓子・ジュース | HANAMART | 戸塚 |
| 冷凍食品 | HANAMART | 戸塚 |
| 店で漬けたキムチ・チャンジャ | 福美、南山家ほか | 横浜橋 |
| パンチャン(小皿おかず) | マンナ食品 | 福富町 |
| 生のマッコリ | 韓国食品セブン | 福富町 |
| 生の冷麺・豚足 | 福美 | 横浜橋 |
| 韓国コスメも一緒に | HANAMART | 戸塚 |
横浜の中国・台湾の食材店も回るなら、横浜で台湾食品・食材が買えるおすすめスーパー・中国物産店が近い。横浜橋通商店街は中華食材の店も多いので、一緒に回れる。
行く前に知っておくと困らないこと
横浜駅前の店はもうない。 古い記事や地図アプリの口コミには、マルイシティ横浜の HANAMART がまだ残っている。横浜駅から行くなら、目的地は戸塚モディに変える。
個人店は営業時間がわかりにくい。 福富町の2軒も天王町の2軒も、公式の営業時間が見つからなかった。遠くから行く日は、電話か地図アプリで当日の営業を確かめておく。
横浜橋は夕方までに。 アーケードの店は夜になると閉まっていく。福美は19時半まで開いているが、ほかの店はもっと早いことが多い。
キムチは保冷バッグを。 夏場に電車で長く持ち歩くと発酵が進んで、袋が膨らむ。
麺の箱買いは重い。 ブルダックの5袋パックを2つ買えば、それだけで手提げはかなり重くなる。重いものは通販に回すのも手だ。
この記事の店舗情報は、各店や施設の案内と、2021〜2026年に書かれた紹介記事をもとにしている。営業時間は変わることがあるので、出かける前に一度確かめてほしい。
横浜まで行けないときの買い方
HANAMART や福富町の棚に並んでいる加工品の多くは、通販でも手に入る。重い瓶や麺の箱は、むしろ通販のほうが楽だ。
→ 韓国・中国・台湾の食品とお酒を直輸入で扱っている。ブルダック、ジンラーメン、チャミスル、韓国のジュースまで、HANAMART の棚でよく見る顔ぶれがそろう。まとめ買いの送料が安い
- 楽天市場
→ キムチや冷凍のトッポッキ、韓国海苔など、自社で扱っていないものは楽天の韓国食材店で探せる。楽天ポイントが貯まる
通販サイトごとの違いは韓国輸入食品が買える日本のおすすめネット通販で比べている。
横浜の韓国食材店でよく見かける定番を、ジャンルごとに挙げておく。
インスタント麺

激辛のブルダック炒め麺に、カルボナーラ風のクリームを合わせた一品。元祖より辛さがやわらぎ、初めてのブルダックに選ばれやすい。
KOKYO MARKET で見る(1,860円) / 楽天市場で「三養 カルボブルダック炒め麺 105g」を探す

韓国の定番の袋麺。辛ラーメンより辛さが控えめで、牛骨ベースのスープが素直においしい。
KOKYO MARKET で見る(4,000円) / 楽天市場で「オットゥギ ジンラーメン(甘口)120g」を探す

黒いチャジャン麺のインスタント版。映画『パラサイト』で有名になったチャパグリは、これとノグリを混ぜて作る。
KOKYO MARKET で見る(1,800円) / 楽天市場で「農心 オリーブ チャパゲティ 140g」を探す
調味料

味噌とコチュジャンを合わせたサムジャン。サンチュで焼肉を包むときに少し乗せる。横浜橋で買ったキムチと並べれば、家で韓国の焼肉店の食卓になる。
KOKYO MARKET で見る(1,300円) / 楽天市場で「bibigo サムジャン 170g」を探す

水と混ぜて具を入れて焼くだけのチヂミ粉。ニラと海鮮を入れれば一品になる。
KOKYO MARKET で見る(1,400円) / 楽天市場で「bibigo チヂミの素 297g」を探す

韓国のチキン店でおなじみの甘いマスタードソース。フライドチキンやソーセージにかける。
KOKYO MARKET で見る(1,900円) / 楽天市場で「オットゥギ ハニーマスタードソース 265g」を探す
韓国料理に使う調味料をもっと知りたいなら韓国料理に必須のおすすめ調味料10選が詳しい。
お酒と飲み物

マスカットの香りをつけた13度の韓国焼酎。甘くて飲みやすく、韓国料理店で最初の1本に選ばれることが多い。
KOKYO MARKET で見る(3,000円) / 楽天市場で「眞露 チャミスル マスカット 焼酎 13度 360ml JINRO 韓国産チャミスル」を探す

緑の瓶が目印の韓国ビール。すっきりした味で、チャミスルと混ぜる「ソメク」の相方にも使われる。
KOKYO MARKET で見る(1,800円) / 楽天市場で「TERRA(テラ)ビール 瓶 JINRO 韓国ビール 330ML」を探す

ぶどうの果肉がごろごろ入った缶ジュース。韓国のスーパーやコンビニの定番。
KOKYO MARKET で見る(5,700円) / 楽天市場で「ヘテ ぶどうボンボン 340ml 韓国人気果肉入りフルーツジュース」を探す
韓国のお酒の選び方は日本で買える韓国の美味しいお酒ランキングにまとめてある。
マッコリと韓国海苔、トッポッキの餅は自社では扱っていないので、楽天の専門店で探すことになる。
横浜で韓国食品を買うなら、戸塚と横浜橋を使い分ける
横浜駅前に大きな韓国スーパーがあった時期は、たしかにあった。今は品川に移っている。
そのかわり、戸塚には新しい HANAMART ができた。麺やお菓子、冷凍食品をまとめて買うならここへ。キムチは、何十年も漬け続けている店が並ぶ横浜橋通商店街で買う。その中間の福富町では、マッコリとパンチャンを探す。
東京の店と比べたい人は東京で韓国食品・食材が買えるおすすめスーパー・韓国食材専門店を。
古い記事の店名をそのまま信じない。横浜の韓国食材探しは、それだけで空振りがかなり減る。



