カルディでインドネシアのお菓子を探しても、棚の前で首をかしげることが多い。タイやベトナムのお菓子はすぐ見つかるのに、インドネシアの国旗が付いた袋がなかなか出てこない。
気のせいかどうかを確かめたくて、2026年10月16日にカルディ公式オンラインストアを全部見た。「お菓子」カテゴリが695件、「世界の食」カテゴリが671件。重複を除くと約1,260品になる。
結論から書く。インドネシアのお菓子は1品だけだった。マヨラの「コーヒージョイ」だ。
以下では、まずそのコーヒージョイを詳しく紹介する。そのうえで、カルディには置いていないインドネシアの定番お菓子を7品挙げて、どこで買えるかまで書いた。
カルディで買えるインドネシアのお菓子は、いまはコーヒージョイ1つ
カルディのオンラインストアには、原産国の欄がない。商品ページを開いても、名称・内容量・保存方法が並ぶだけで、どこの国で作られたかは書かれていない。
そこで使ったのがバーコードだ。カルディの商品番号は、JANコード(バーコードの数字)がそのまま使われている。インドネシアで登録された商品は、この数字が「899」から始まる。
約1,260品を「899」で絞ると、残ったのは5品だった。
| 商品 | 種類 | 税込 |
|---|---|---|
| マヨラ コーヒージョイ 142g | お菓子 | 198円 |
| インドミー ミーゴレン 80g | 即席麺 | 129円 |
| インドミー 激辛ミーゴレン 80g | 即席麺 | 129円 |
| インドミー ソトミーフレーバー 75g | 即席麺 | 129円 |
| ミーセダップ ミーゴレン 90g | 即席麺 | 116円 |
4品は即席麺で、お菓子はコーヒージョイしかない。
ひとつ断っておくと、「899」はバーコードを登録した国を表す番号で、製造した国とは限らない。逆に、カルディのオリジナル商品にインドネシアの工場で作られたものが混ざっていても、この方法では拾えない。カルディのオリジナル商品は「4515996」などの日本の番号で登録されているからだ。
それでも、パッケージにインドネシアのブランド名が付いたお菓子は、ほかに見つからなかった。店舗には、オンラインに載っていない商品が並ぶこともある。2021年には、インドネシア製の「ノーブランド」のワッフルロールをカルディで見つけた、というブログの記録がある。ただ、今回のオンラインストアには出てこなかった。
カルディで「インドネシア」と検索した結果も見ておく。ヒットしたのは8件で、上の即席麺に加えて、ナシゴレンの素やビーフルンダンといったインドネシア料理の素が並ぶ。お菓子は1つも出てこない。
ナシゴレンの素(2袋で213円)とビーフルンダン(140gで559円)はカルディのオリジナル商品で、バーコードは日本の番号だ。インドネシアの味を家で作るための商品で、お菓子の棚には並ばない。
1位 マヨラ コーヒージョイ|カルディで買える唯一のインドネシア菓子
マヨラ コーヒージョイ(Coffee Joy)
インドネシアの製菓大手マヨラの、コーヒー味の薄焼きビスケット。表面に砂糖がまぶしてある。
カルディの価格は142gで198円(2026年10月16日、税込)。2021年3月に159円で買ったというブログの記録があるので、5年で40円ほど上がっている。それでも輸入菓子としては安い部類に入る。
作っているマヨラ(Mayora)は、インドネシアの大手食品メーカーだ。コーヒーキャンディのコピコも、この会社が作っている。コーヒー味のお菓子が得意な会社と言っていい。
ビスケットはかなり薄い。表面に砂糖の粒がまぶしてあり、噛むとパリッと割れる。カルディの商品ページの説明は「コーヒー味の薄焼きビスケット。パリッとした食感と、素朴な味わいです」の一文だけだ。
商品ページに14件のレビューが付いていた。目立った声を拾うと、こうなる。
- 牛乳やカフェオレと合わせて食べている
- コーヒーとバターの香りがする
- 1枚が薄いので、気づくと止まらない
- コーヒーだけでなく、ビールのお供にもいい
- 1袋にまとめて入っていて、保管しにくい
最後の点は複数の人が書いている。以前は箱の中が2つの袋に分かれていたが、いまは1つにまとめて入っているそうだ。開けたら袋の口をクリップで留めるか、密閉容器に移したほうがいい。薄いビスケットは湿気るのが早い。
もう1つ気をつけたいのが、いつも置いてあるわけではない点だ。レビューにも「常に販売されているわけではないので、見かけたら大量にストックします」とある。春先に店頭へ並ぶことが多い、と書いているブログもある。
10月16日の時点で、オンラインストアの在庫は149個だった。商品ページには「入荷お知らせメール」のボタンがあるので、切れていたら登録しておくと再入荷がわかる。
オンラインストアの出荷まで8日程度かかる、という告知も同じ日に出ていた。急ぐなら店舗を回るほうが早い。
カルディに無いインドネシアのお菓子|コーヒージョイの次に試したい7品
インドネシアのスーパーには、ウエハースとビスケットの棚がずらりと並ぶ。コーヒージョイはその中のほんの1つで、日本でも人気のある定番の多くは、カルディには入っていない。
ここからは、カルディでは見つからなかったインドネシアのお菓子を、コーヒージョイが気に入った人が次に試す順で並べた。
2位 Khong Guan(コングアン)のマルキスト チョコ

塩気のある軽いクラッカーの片面に、チョコ味の甘い衣をかけたもの。
KOKYO MARKET で見る(4,600円) / 楽天市場で「Khong Guan チョコ味クラッカー 120g」を探す
コーヒージョイの「薄くて、軽くて、甘い」が好きなら、最初にこれを勧める。
塩味の効いた軽いクラッカーの片面に、チョコ味の衣がかかっている。甘さが先に来て、あとからクラッカーの塩気が追いかけてくる。コーヒーにも紅茶にも合う。
Khong Guanは、インドネシアで「赤い缶のビスケット」として知られるブランドだ。断食明けの大祭(レバラン)には、親戚が集まる家のテーブルに必ずと言っていいほどこの缶が置かれる。
3位 Khong Guan のチョコウエハース

何層にも重ねたウエハースに、チョコクリームを挟んだ昔ながらの形。
KOKYO MARKET で見る(14,400円) / 楽天市場で「Khong Guan クラシック チョコウェハース 350g」を探す
同じKhong Guanの、甘い側の定番。
ウエハースとチョコクリームが交互に重なった、昔ながらの形をしている。クリームの層が厚く、1枚でしっかり満足できる。
350gと量が多いので、家族でつまむお菓子として常備しておくのに向いている。
4位 Deka(デカ)のロールウエハース

細く巻いたウエハースに、チョコクリームを端まで詰めたもの。1本ずつ包まれている。
KOKYO MARKET で見る(6,500円) / 楽天市場で「Deka チョコウェハース 14g×10」を探す
コーヒージョイの不満で多かった「1袋にまとめて入っている」がない。1本ずつ包まれているので、机の引き出しに入れておける。
細い筒状に巻いたウエハースの中に、チョコクリームが端まで詰まっている。噛むと軽く割れて、すぐにクリームの甘さが来る。作っているのは、ピーナッツ菓子で知られるインドネシアのドゥア・クリンチ(Dua Kelinci)だ。
チョコのほかに、抹茶、チョコバナナ、ドリアン、ウベ(紫芋)と味の種類が多い。缶入りもある。

同じDekaのロールウエハースの缶入り。家に置いておくならこちら。
KOKYO MARKET で見る(11,800円) / 楽天市場で「Deka チョコウエハース缶 300g」を探す
5位 Khong Guan のソルトチーズ

塩とチーズの味がしっかり付いた薄焼きのクラッカービスケット。
KOKYO MARKET で見る(10,100円) / 楽天市場で「Khong Guan ソルトチーズ 200g」を探す
コーヒージョイを「ビールのお供にもいい」と書いていた人には、こちらのほうが合う。
薄いクラッカーに塩とチーズの味が付いていて、チーズ味のスナック菓子に近い感覚で食べられる。バーベキュー味もあり、つまみにするならそちらが向いている。
6位 BE CHIPS(ビーチップス)のテンペチップス

発酵大豆のテンペを薄く切ってチップスにしたもの。大豆の香ばしさがある。
KOKYO MARKET で見る(13,700円) / 楽天市場で「Be Chips プレミアム テンペチップス オリジナル 75g」を探す
テンペは、ジャワ島で生まれた発酵大豆の食品だ。煮た大豆を菌で固めて板状にしたもので、納豆と違って糸を引かない。インドネシアでは揚げたり炒めたりして、ほぼ毎日食べられている。
それを薄く切って揚げたのが、テンペチップス。ポテトチップスより香ばしく、きな粉や豆菓子に近い風味がある。
カルディの菓子棚には大豆チップスがあるが、テンペのチップスは無い。インドネシアらしさが一番わかりやすいスナックだと思う。
7位 クルプック(揚げる前のせんべい)

にんにく風味の揚げせんべいの生地。油に落とすと膨らむ。
KOKYO MARKET で見る(7,800円) / 楽天市場で「Waroeng クルプック パレンバン 250g」を探す
インドネシアの食堂では、テーブルの上の大きな缶にクルプックが詰まっていて、食事と一緒に好きなだけ取る。
日本で買えるのは、揚げる前の乾いた生地だ。170度前後の油に落とすと、数秒で何倍にも膨らむ。最初は少量で試すと、膨らみ方の感覚がつかめる。
カルディのオンラインストアで「えびせん」と検索すると4品出てくるが、インドネシアのものは無かった。ナシゴレンやミーゴレンの横に添えるなら、インドネシアのクルプックを通販で選びたい。
8位 コピコ(Kopiko)のコーヒーキャンディ
コーヒージョイと同じマヨラのコーヒーキャンディ。苦みがはっきりしていて、1粒ずつ包まれている。
コーヒージョイを作っているマヨラの、もう1つの看板商品。
コーヒーをそのまま固めたような味で、苦みが強い。カプチーノ味やシュガーフリーもある。カルディのオンラインストアでは見つからなかったが、楽天では袋入りから大容量のジャーまで選べる。
インドネシアのお菓子はどこで買えるか
欲しいものによって、買い先はこう分かれる。
- コーヒージョイだけが欲しい → カルディの店舗かオンラインストア。切れていたら楽天
- Deka、Khong Guan、テンペチップス、クルプック → KOKYO MARKET か楽天
- コピコ → 楽天
通販で揃えるなら、候補は2つになる。
→ Deka、Khong Guan、BE CHIPS、Sariraya など、インドネシアのお菓子を直輸入で扱っている。インドミーやケチャップマニスなどの食材も同じ店でまとめて頼める
- 楽天市場
→ コーヒージョイやコピコなど、KOKYO MARKETに無い銘柄を探すときに。商品名で検索して、ショップごとの送料を比べる
カルディの棚で見かける即席麺のインドミーも、KOKYO MARKETで買える。スペシャルチキン味など、カルディのオンラインストアに無い味もある。

甘辛いソースで和えるインドネシアの汁なし即席麺。カルディでも売っている定番。
KOKYO MARKET で見る(5,700円) / 楽天市場で「INDOMIE ミーゴレン 80g」を探す
インドネシアのお菓子をもっと広く見たいときは、日本で買えるインドネシアのお菓子・スナックおすすめ11選に、甘いもの・しょっぱいもの・揚げるものに分けて並べている。食材も一緒に頼むならインドネシア食材が買えるネット通販5選で、送料の条件を比べた。
カルディのほかの国のお菓子が気になる人は、カルディで買える世界のお菓子を見てほしい。カルディの東南アジアのお菓子は、フィリピン・タイ・ベトナムのものが中心になっている。
まとめ|カルディではコーヒージョイ、残りは通販で
カルディで買えるインドネシアのお菓子は、2026年10月16日の時点でマヨラのコーヒージョイ1品だった。142gで198円。薄くてパリッとしたコーヒー味のビスケットで、いつも置いてあるわけではない。
コーヒージョイが気に入ったら、次はKhong Guanのマルキスト チョコか、1本ずつ包まれたDekaのロールウエハースを試すといい。どちらもカルディには無いので、KOKYO MARKETか楽天で探すことになる。
カルディの店舗に寄ったら、菓子の棚だけでなく「世界の食」の棚も見てみてほしい。インドネシアの商品が見つかるとしたら、たいていそこのインドミーの並びだ。



