今回は知っているようで知らない「紹興酒」についてまとめてみました。
「紹興酒は中国のお酒である」、うん、それはみんな知ってる。
でも、ここ日本では、「美味しい紹興酒を知り」かつ「紹興酒を愛飲」、さらに
「いつも中華料理とのマリアージュを楽しんでいる」という人はそれほど多くないのではないでしょうか?
その原因として、日本のスーパーや中華料理店には紹興酒の選択肢が少なすぎることがあげられます。
「いやいや、ちゃんとした中華レストランに行けば紹興酒も種類豊富に揃っているよ」と言う方もいらっしゃるでしょう。
しかし日常生活では「餃子で一杯!」というシーンの方が圧倒的に多いはずなのです(個人的意見)。
だからこそ、もっと気軽に家でも美味しい紹興酒を飲めたらいいのにと思います。
実際中国には、同じ銘柄でも様々な熟成年数の紹興酒があり、味も香りも年数によって違ってきます。
熟成年数による変化を味わうことも、紹興酒の楽しみのひとつです。
また中国だけでなく、台湾の紹興酒が逸品ぞろいなことは知る人ぞ知るところ。
「台湾の紹興酒なぞは本物にあらず」などと言うことなかれ。
台湾に上質な紹興酒が存在することには理由があります。
今回は、なぜ台湾に上質な紹興酒があるのか、中国と台湾の紹興酒の特徴や違いについても深掘りしていきます。
さらに、日本でも買える「本場のおすすめ紹興酒」と「本場の紹興酒をお得に買える通販サイト」もご紹介しますので、参考にしていただけたら嬉しいです!
「紹興酒(ショウコウシュ)」とは
画像引用元:UnsplashのTheodor Lundqvist撮影
「紹興酒(ショウコウシュ)」は中国を代表するお酒です。
中国で生まれ、長い長い歴史の中で今も国民に愛され続けています。
どのくらいの歴史かと言うと、紹興酒造りは紀元前からすでに始まっていたほどです。
2006年にはその伝統的な製法が「国の無形文化遺産」に登録されました。
紹興酒は「中国の国酒として揺るぎない地位を獲得している」といっても過言ではありません。
ここからは、紹興酒が実際どんなお酒なのかを深掘りしていきます
紹興酒の特徴
紹興酒以外に中国で親しまれているお酒として「白酒(パイチュウ)」があります。
この2つの特徴を比べると対象的でおもしろいです。
まず、白酒に対して紹興酒は「黄酒(ホアンチュウ)」に分類されるお酒。
白酒は無色透明なものがほとんどですが、紹興酒は琥珀色のような色をしています。
また、白酒が「蒸留酒」であるのに対して、紹興酒は「醸造酒」です。
紹興酒のアルコール度数は14〜18度くらいですが、白酒は50度以上あるのが基本。
アルコール度数的にも、紹興酒は白酒に比べて飲みやすいお酒だといえます。
主原料は紹興酒はもち米であるのに対し、白酒はモロコシの一種である高梁(コーリャン)です。
そして、紹興酒は必須アミノ酸やミネラルを豊富に含むため、血行促進・疲労回復などの効果が期待できるのだとか。
そのため漢方目線では、ほどほどの量なら紹興酒は健康に良いお酒とされているそうです。
「本物の紹興酒」の条件とは
実は、中国では「紹興酒」と名乗るには条件があります。
現在その条件を満たしている酒造メーカーはたった14社だけです。
中国では、それ以外は「本物の紹興酒」ではないと考えます。
その条件とは、
1.中国浙江省にある紹興市で造られていること
2.紹興市の南西に位置する「鑒湖(カンコ)」の水を使用していること
3.一定等級以上の原料(もち米や麦麹など)を使用していること
など、厳しい国家基準が定められています。
フランスのシャンパンと同じように、紹興酒は醸造する場所が限定されているのです。
つまり本来は、紹興市で造られたものでないと紹興酒と名乗れないということになります。
紹興市は自然が豊かで、良質なお米が実る土地として有名です。
さらに、名水と名高い湖である「鑒湖」があります。
紹興には美味しい酒造りのために必要なものが揃っているのです。
とはいえ、現実には台湾で造られた紹興酒も存在します。
前述した中国の国家基準で言えば、これは本物の紹興酒ではないということになります。
ですが、台湾のはニセモノと安易には言えません。
事実、台湾にも本当に美味しく、上質な紹興酒があります。
「台湾には、こだわりをもって造られた紹興酒が数多く存在する」これは紛れもない事実です。
中国と台湾の紹興酒・ 違いとは
まず味ですが、中国と台湾の紹興酒には若干の違いがあります。
中国の紹興酒は甘味があり、旨味とコクの強い銘柄が多いです。
その重厚感ある味わいは、年数の古いものになればなるほど感じられます。
対して、台湾の紹興酒は中国のものより、苦味・酸味・辛味・渋味を強く感じる銘柄が多いです。
甘味は少なく、すっきりした後味が台湾紹興酒の特徴といえます。
また、年数の異なる紹興酒をブレンドし、独特の風味を完成させることがある中国の紹興酒に対し、台湾ではブレンドをせず、原酒から瓶詰めされることも特徴です。
中国ではよく使われるカラメルでさえも、台湾では無添加であることが多いようです。
前項でもお話ししたとおり、紹興酒発祥の国である中国では厳しい国家基準を設けていて、そもそも浙江省の紹興で造られたものしか「紹興酒」を名乗ることができません。
でも、台湾に素晴らしい紹興酒が数多く存在することも事実です。
なぜなのか?それには歴史に裏付けされた理由があります。
1949年、中国共産党に追われた蒋介石が台湾に身を寄せたことから、台湾紹興酒が生まれました。
台湾で紹興酒の伝統的な醸造方法の研究を指示し、制作を進めたのが蒋介石なのです。
蒋介石の納得いく紹興酒ができあがるまで、長い年月を要したと言われています。
実は、蒋介石は「紹興」のある中国浙江省の生まれです。
本物の紹興酒を知っているからこそ、妥協はできなかったのだと思います。
歴史的な背景を知ると、台湾紹興酒が本格的な風味をもつことに納得がいきます。
本場中国に劣らないほど上質な紹興酒が台湾に誕生したことは、蒋介石の故郷への熱い思いが源となっているのです。
紹興酒の熟成年数・「陳年」「花彫」「老酒」とは
紹興酒は少なくとも3年以上熟成させないと美味しくならないと言われています。
そのため、日本で買える紹興酒の熟成期間は3年以上のものがほとんどです。
熟成期間は紹興酒を選ぶときの重要な判断基準になるので、紹興酒のボトルには年数が明記されています。
紹興酒は熟成期間が長いほど貴重で、価格もアルコール度数も年数に比例して高くなるのが一般的です。
同じ銘柄でも熟成期間によって風味がかなり違うので、自分好みの年数を知ると紹興酒選びがしやすくなります。
熟成期間が長い紹興酒の特徴は、味に尖った感じがなくまろやかです。
さらに、甘味やコクが強くなる銘柄も多く、重厚感が増します。
それでいて口当たりは滑らかで、香りはいっそう上品な深みを増し、華やかです。
逆に、軽くてすっきりした紹興酒がお好みなら、年数は若いほうが合うかもしれません。
紹興酒のラベルに「陳年」という文字を見かけたことはありませんか?
陳年とは「長い年月がたった」という意味で、熟成期間が長いことを示唆しています。
なかでも、「陳年紹興酒」は5年以上熟成させた紹興酒。
「特級陳年紹興酒」は7年以上熟成させた紹興酒につけられる称号のようなものです。
この「陳年」の文字は中国の紹興酒にも使われますが、台湾でより多く使われます。
また、中国では長期熟成の意味で「陳年」に対し「花彫」という言葉があります。
これは、中国の婚礼の際に花嫁の飲む紹興酒が「花の彫られた甕」に入れられていたという古い習慣からきています。
「花彫酒」とは、長期熟成した中国の紹興酒につけられる文字で、台湾では使われません。
「老酒(ラオチュウ)」は長期熟成した黄酒全般を指します。
なぜ紹興酒でなく黄酒なのかというと、中国では浙江省の紹興で造られなければ紹興酒とは名乗れないからです。
老酒には醸造地域の限定はありません。熟成期間が長いことだけを示しています。
一般的には3年以上の熟成年数があれば、どこで造られた黄酒でも老酒と言えます。
つまり、「福建省の老酒」はあるけど、「福建省の紹興酒」はない、というのが中国式の考え方です。
紹興酒の飲み方
画像引用元:UnsplashのAdam Jaime撮影
紹興酒は「ストレートで飲む」のが一般的です。
また、冷やしたり温めたりすることもなく、「常温」で味わいます。
これが本場流スタンダードで、紹興酒の独特な風味を最もよく味わえる飲み方です。
また、ワイングラスを使うと、より芳醇な香りを堪能できます。
とはいえ日本では、自分好みの飲み方で紹興酒を楽しむ人も多いです。
アレンジすることで飲みやすくなることも一理あるので、そのいくつかをご紹介します。
「氷を入れてロックで」:紹興酒特有の香りや渋味が抑えられてさっぱりと飲める。
「冷蔵庫で半日冷やして」:甘味と苦味がやわらぎ、軽い口あたりに。
「40度くらいに温める」:体が温まる。紹興酒特有の香りが引き立つ。高温にしすぎると香りが鼻につきすぎるので注意。
「ソーダ割り(ドラゴンハイボール)」:特に年数の経過した老酒を使う。香りが引き立つ。爽快な飲み口。軽く、飲みやすくなる。スライスしたレモンを加えると甘味が引き立ち辛味が抑えられる。
「せん切りした生姜を加える」:紹興酒特有の香りが抑えられ、生姜の爽やかな風味が加わり飲みやすくなる。中華料理との相性がさらに良くなる。食事と合わせやすい。
「甘味を加える(ザラメ、砂糖漬けの梅干しなど)」:辛味、苦味、渋味が抑えられ飲みやすくなる。
以上が紹興酒の代表的なアレンジ飲みです。
ストレートで試したものの、飲みづらい。そんなときにはぜひお試しください!
日本でも買える!本場のおすすめ紹興酒ランキング8選
ここからは、おすすめの紹興酒をランキング形式でご紹介します。
中国浙江省紹興で造られるものはもちろんのこと、台湾紹興酒も入っています。
中華料理✕紹興酒、「相乗効果」とはまさにこのこと。
今度、餃子を食べるときは、ぜひおすすめの紹興酒を試してみてください。
最高のマリアージュが楽しめることうけあいです!
No.1【TTL 台湾紹興酒 5年】爽やかな後味!台湾の無添加紹興酒
画像引用元:https://kokyo-market.com/collections/china-alcohol/products/4711588210106
年数 | 5年熟成 |
原産地 | 台湾 |
アルコール度数 | 14.5度 |
特徴 | 淡麗辛口、後味爽やか、酸味強め、華やかな香り、カラメル無添加 |
いま一番おすすめしたい紹興酒は「TTL(台湾公売局)」の5年熟成です!
「中国浙江省のじゃなきゃ本物じゃないでしょ」などと言うことなかれ。
この紹興酒は豊かな香りが格別です。
まずは常温ストレートで味わってみてください。
一般的な中国紹興酒に比べ、後味が爽やかなので、初心者の方も飲みやすいと思います。
味は、ほのかな甘味と苦味のバランスがとてもよく、酸味が少し強めです。
もち米・蓬莱米(台湾産うるち米)・台湾埔里の水を原料に醸造しており、カラメルは使われていません。
カラメル無添加の紹興酒は少ないので、こだわり派のあなたにもおすすめです。
また、晩酌用だけでなく、調味料としても最高のパフォーマンスを発揮してくれます。
ほとんどの中華料理に使えますが、酢豚は特におすすめです。
ほんの少し加えるだけで出来上がりの風味が格段にアップします。鼻を抜ける香りがたまりません!
この芳醇な香りをあなたもぜひ体験してください。
No.2【双塔牌 紹興酒 8年】まろやかな味わい!本場紹興産の紹興酒
画像引用元:https://kokyo-market.com/collections/taiwan-shokoushu/products/4560189887046
年数 | 8年熟成 |
原産地 | 中国(浙江省紹興) |
アルコール度数 | 14.5度 |
特徴 | まろやか、コクと旨味、香り高い、伝統製法で造られる本場の紹興酒 |
中国浙江省紹興付近で造られる本場の紹興酒です。
良質なもち米・麦麹・小麦を原料に、昔ながらの製法を使って甕でじっくり仕込まれます。
味はなんともまろやかで、コクと旨味のかたまりです。
8年間熟成された紹興酒だけあって、尖ったところがどこにも見当たりません。
完熟フルーツのような甘い香りは只者ではない高級感を感じます。
ザラメを入れて甘くするなんてことはこの紹興酒には不要です。
ラベルの「花彫酒」とは、婚礼の際に花嫁の飲む紹興酒が「花の彫られた甕」に入れられていたという、中国の古い習慣からきています。
一般的に、長期熟成した中国の紹興酒につけられる称号のようなものです。
この円熟した味わいは、ぜひ常温ストレートで堪能してください。
No.3【TTL 台湾陳年紹興酒 8年】すっきりなのに旨い!台湾の長期熟成
画像引用元:https://kokyo-market.com/collections/taiwan-shokoushu/products/4711588210205
年数 | 8年熟成 |
原産地 | 台湾 |
アルコール度数 | 16.5度 |
特徴 | ほのかな甘味、後味爽やか、酸味と苦味は控えめ、カラメル無添加 |
中国の8年熟成も素晴らしいですが、台湾もまた違った良さがあります。
コクがあるのにすっきりした後味を楽しめるのは台湾紹興酒ならではです。
ほのかな甘味があり、同ブランドの5年熟成ほど酸味と苦味は感じません。
また、カラメル無添加の紹興酒なので、こだわり派のあなたにもおすすめです。
もち米・うるち米・台湾埔里の水を使って醸造し、じっくり熟成させます。
商品名の「陳年紹興酒」とは、長期熟成した台湾の紹興酒につけられる称号のようなものです。
後味爽やかな熟成紹興酒をお探しの方はこちらをお試しください。
No.4【双塔牌 紹興酒 5年】コスパ抜群!本場の紹興酒
画像引用元:https://kokyo-market.com/collections/taiwan-shokoushu/products/4560189887039
年数 | 5年熟成 |
原産地 | 中国(浙江省紹興) |
アルコール度数 | 15.5度 |
特徴 | まろやか、味のバランスが秀逸、コスパ抜群 |
中国浙江省紹興付近で造られる本場の紹興酒です。
良質なもち米・麦麹・小麦を原料に、昔ながらの製法を使って甕でじっくり仕込まれます。
甘味・苦味・酸味のバランスがよく、「これぞ紹興酒」という味わいです。
さらに、熟成期間5年と、しっかり熟成させることによるまろやかな仕上がりが特徴です。
ラベルの「花彫酒」とは、婚礼の際に花嫁の飲む紹興酒が「花の彫られた甕」に入れられていたという、中国の古い習慣からきています。
一般的に、長期熟成した中国の紹興酒につけられる称号のようなものです。
「長期熟成ならお値段高いんじゃない?」と思いますが、
お得なオンラインショップだと、640ml瓶で500円代後半から購入できます!
コスパも優秀なので、お手頃価格で本場の紹興酒をお探しの方におすすめです。
個人的には焼き餃子を食べるならこの紹興酒が最高だと思います。お試しあれ。
No.5【TTL 台湾 10年窖蔵精醸陳年紹興酒】まろやかなのに淡麗!
画像引用元:https://kokyo-market.com/collections/taiwan-shokoushu/products/4711588225537
年数 | 10年熟成 |
原産地 | 台湾 |
アルコール度数 | 17.5度 |
特徴 | まろやかな味わい、後味爽やか、芳醇な香り、カラメル無添加 |
いよいよきました、熟成期間10年の紹興酒です。
長期熟成によるまろやかな味わいと芳醇な香りはなんとも言えません。
それなら味もさぞかし重厚なのだろうと想像しませんか?
ところが、いい意味で、そうでもありません。
「TTL(台湾公売局)」の10年熟成は、爽やかな後味が特徴です。
中国の長期熟成だと甘味の際立つ銘柄が多い印象ですが、こちらは甘さが少なくすっきりしています。
そのため、長期熟成によるアルコール度数の高さも気になりにくく、飲みやすいです。
「まろやかなのに淡麗」そんな相反するような特徴を享受できます!
▶︎【TTL 台湾 10年窖蔵精醸陳年紹興酒】600mlを購入する
No.6【台湾 古越御製紹興酒15年】蒋介石の故郷への想いを継ぐ
画像引用元:https://item.rakuten.co.jp/umasen/111131/
年数 | 15年熟成 |
原産地 | 台湾 |
アルコール度数 | 17.5度 |
特徴 | 独特の苦味、まろやかな味わい、国宴専用酒に認定、カラメル無添加 |
「本物の紹興酒」と称賛される中国「越」時代の風味を再現した台湾紹興酒です。
その立役者はかの蒋介石。
台湾で、紹興酒の伝統的な醸造方法の研究を指示し、制作を進めたのが蒋介石なのです。
1949年中国共産党に追われた蒋介石が台湾に身を寄せたことから、それまで台湾にはなかった紹興酒が造られるようになりました。
蒋介石の納得いく紹興酒ができあがるまで、長い年月を要したと言われています。
実は、蒋介石は「紹興」のある中国浙江省の生まれです。
本物の紹興酒を知っているからこそ、妥協はできなかったのだと思います。
現在、このブランドは世界的評価も高く、国宴専用酒となるなど信用を得ています。
特にこの15年熟成は、口あたりまろやかで高級感ある味わいが特徴です。
独特の苦味や渋味があり、長期熟成によくあるような甘さはほとんど感じません。
歴史に思いを馳せながら、常温ストレートでご堪能ください。
No.7【特撰 陳年紹興花彫 ひょうたん 10年】贈り物に最適!
画像引用元:https://kokyo-market.com/collections/taiwan-shokoushu/products/6902741238930
年数 | 10年熟成 |
原産地 | 中国(浙江省紹興) |
アルコール度数 | 17度 |
特徴 | 原酒から品質の優れたものだけを厳選、芳醇な香り、高級感◎ |
見た目も高級感あふれる中国の10年熟成紹興酒です。
見た目だけでなく、長期熟成による甘く芳醇な香りは格別なものがあります。
甘味・酸味・苦味のバランスがよく、洗練された滑らかな口あたりです。
それというのも、原料のもち米と麦麹は良質なものを使用していることはもちろん。
瓶でじっくり熟成させた原酒から品質の優れたものだけを厳選しているからこそできる、完成された味わいです。
ラベルの「花彫」とは、婚礼の際に花嫁の飲む紹興酒が「花の彫られた甕」に入れられていたという、中国の古い習慣からきています。
一般的に、長期熟成した中国の紹興酒につけられる称号のようなものです。
翡翠色のひょうたん型容器もあいまって、本物志向な方への贈り物にも喜ばれそう。
▶︎【特撰 陳年紹興花彫 ひょうたん 10年】600mlを購入する
No.8【双塔牌 紹興酒 3年】手頃な価格で本場の紹興酒を!
画像引用元:https://kokyo-market.com/collections/china-alcohol/products/4560189887015
年数 | 3年熟成 |
原産地 | 中国(浙江省紹興) |
アルコール度数 | 14.5度 |
特徴 | 軽い口あたりで飲みやすい、手頃な価格で料理酒としても◎ |
「手頃な価格で本場の紹興酒を飲んでみたい」という方におすすめしたい商品です。
お得なオンラインショップだと、640ml瓶が500円しないで買えるところもあります!
これはかなりお得感がありますよね。
長期熟成のご紹介が続いたので、「3年」と聞くと短いと思われるかもしれません。
でも実は、中国で最もポピュラーなのが3年熟成だといわれています。
紹興酒特有の香りや味わいがあり、アルコール度数低め、軽い口あたりなので初めてでも飲みやすいです。
ラベルの「花彫酒」とは、婚礼の際に花嫁の飲む紹興酒が「花の彫られた甕」に入れられていたという、中国の古い習慣からきています。
一般的に、長期熟成した中国の紹興酒につけられる称号のようなものです。
ここからも、紹興酒にとって3年という熟成期間は短くないことがわかりますね。
お手頃価格で購入できるので、中華料理の調味料としても惜しみなく使えそうです。
紹興酒がお得に買えるおすすめのネット通販
画像引用元:UnsplashのJenny Ueberbergが撮影
スーパーで紹興酒の種類が少なくてがっかりしたことはありませんか?
ワインはたくさん種類があるのに、なぜか紹興酒は1種類しかなかったりするんですよね。
熟成年数で選びたいのに、台湾の紹興酒も飲んでみたいのに・・・、スーパーにはない。
そんなときはネット通販をのぞいてみるのがおすすめです。
通販だとお酒には送料がかかることが多いのですが、かからないお得なサイトもありますよ。
そこでここからは、前項でご紹介した「おすすめ紹興酒」をお得に買えるネット通販をご紹介します。
お家にお気に入りの紹興酒をストックすれば、中華料理との最強マリアージュをいつでも楽しめますね!
【KOKYO】おすすめの紹興酒が安い!断然お得な送料無料
前項でご紹介したおすすめの紹興酒が買える、中国・台湾食材の専門サイトです。
本場の紹興酒の品揃えが豊富で、「台湾 古越御製紹興酒15年」以外なら全てあります!
また、価格を調べてみたところ、現在最安で購入できるサイトのようです。
そこで2023年4月現在のKOKYOの価格をまとめてみました。
おすすめランキング | 商品 | 容量 | 価格 |
No.1 | TTL 台湾紹興酒 5年 | 600ml | 767円 |
No.2 | 双塔牌 紹興酒 8年 | 640ml | 599円 |
No.3 | TTL 台湾陳年紹興酒 8年 | 600ml | 1,134円 |
No.4 | 双塔牌 紹興酒 5年 | 640ml | 588円 |
No.5 | TTL 台湾 10年窖蔵精醸陳年紹興酒 | 600ml | 1,743円 |
No.7 | 特撰 陳年紹興花彫 ひょうたん 10年 | 600ml | 2,814円 |
No.8 | 双塔牌 紹興酒 3年 | 640ml | 462円 |
しかも、こちらのサイトは、
”注文合計金額の条件なしで、全品送料無料・冷凍食品も送料無料”という、お得なサービスがあります!
これは輸入食品・食材の通販サイトでは、業界初の試みだそうですよ。
食品系の通販だと商品の金額より送料のほうが高いこともあったりして、まとめ買いしないと損した気分になりませんか?
さらに冷凍食品とかだとクール便の送料はけっこう高くついたりしますし。
ここなら送料のことを考えなくてすむからおすすめです!
ちなみに、紹興酒と白酒の両方が試せる「飲み比べセット」もあります。
”【KOKYOオリジナル★入門編】紹興酒&白酒飲み比べ4本セット ¥4,284 ”
画像引用元:https://kokyo-market.com/collections/kokyo-original-sets/products/s-alcohol-shokoshu
紹興酒は中国・台湾どちらも入っていて、熟成年数は5、8、10年とバリエーション豊か。
さらに、いま大注目の白酒「孔府家酒」まで入ったボリューミーなセットです!
本場のおすすめ紹興酒・まとめ
今回は知っているようで知らない「紹興酒」にスポットをあててみました。
紹興酒は同じ銘柄でも様々な熟成年数のものがあり、味も香りもずいぶん違います。
その熟成年数の違いを味わうのも、紹興酒の楽しみのひとつです。
最後に、今回ご紹介したおすすめの紹興酒をまとめておきます。
商品 | 原産地年数 | アルコール度数 | 特徴 | |
No.1 | TTL 台湾紹興酒 5年 | 台湾 5年熟成 | 14.5度 | 淡麗辛口、後味爽やか、酸味強め、華やかな香り、カラメル無添加 |
No.2 | 双塔牌 紹興酒 8年 | 中国(浙江省紹興) 8年熟成 | 14.5度 | まろやか、コクと旨味、香り高い、伝統製法で造られる本場の紹興酒 |
No.3 | TTL 台湾陳年紹興酒 8年 | 台湾 8年熟成 | 16.5度 | ほのかな甘味、後味爽やか、酸味と苦味は控えめ、カラメル無添加 |
No.4 | 双塔牌 紹興酒 5年 | 中国(浙江省紹興)5年熟成 | 15.5度 | 味のバランスが秀逸、まろやか、コスパ抜群 |
No.5 | TTL 台湾 10年窖蔵精醸陳年紹興酒 | 台湾 10年熟成 | 17.5度 | まろやかな味わい、後味爽やか、芳醇な香り、カラメル無添加 |
No.6 | 台湾 古越御製紹興酒15年 | 台湾 15年熟成 | 17.5度 | 独特の苦味、まろやかな味わい、国宴専用酒に認定、カラメル無添加 |
No.7 | 特撰 陳年紹興花彫 ひょうたん 10年 | 中国(浙江省紹興) 10年熟成 | 17度 | 原酒から品質の優れたものだけを厳選、芳醇な香り、高級感◎ |
No.8 | 双塔牌 紹興酒 3年 | 中国(浙江省紹興) 3年熟成 | 14.5度 | 軽い口あたりで飲みやすい、手頃な価格で料理酒としてもおすすめ |
気になる紹興酒はありますか?
紹興酒は熟成年数が3年、5年くらいなら1,000円せずに美味しいものが購入できます。
600mlくらい入っていて、ぐびぐび飲むようなお酒ではないのでリーズナブルですよね。
でも、たまには贅沢に10年、15年ものをちびちびやるのもまた乙。
いつでも「中華料理✕紹興酒」のマリアージュを楽しめるように、お気に入りの紹興酒をぜひ何種類かストックしておいてくださいね!