「最新情報が取得できるインバウンドのニュースサイトが知りたい」
この記事はこんな疑問に100%答えます。
筆者はインバウンド事業（訪日旅行者向け事業）に５年間従事してきました。訪日旅行者に直接接点を持ちオンラインで旅行商品を販売するECサイトを立ち上げたり、現在は、企業のインバウンド事業部や自治体の観光課に対して、訪日旅行者誘致に関するアドバイザリーをしています。
この記事では、筆者のインバウンドの知識をもとに、インバウンド関係者なら閲覧すべき業界専門ニュースサイトをご紹介していきます。
また、他のインバウンド関連ニュースサイトを羅列しただけの記事ではなく、「用途別」におすすめサイトを紹介していきます。
インバウンド事業者向け おすすめニュースサイト・メディア3選
まず初めに言及しておきたいことは、本当に定期的に閲覧すべきニュースサイトは3サイトで充分です。
Googleで検索すると、十数サイト以上紹介していますが、複数のサイトはほとんど同じ情報を扱っていて似たり寄ったりです。
以下３サイトが私が毎日チェックしているインバウンド事業者向けニュースサイトです。
まずは王道の「訪日コム」
インバウンドニュースサイトといえば、訪日コムです。
観光庁から発信しているインバウンド最新情報はもちろんのこと、事業者や自治体の活動やサービスに関する発信が最も多いです。
また、訪日コムでは、インバウンドサービスの紹介や海外旅行会社とのマッチングサービスなど、国内事業者向けに様々なサービスを展開しています。
トレンド情報が多い「やまとごごろ」
https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/
やまとごころも訪日コムと並んで、国内最大級のインバウンド専門ニュースサイトです。
特徴は、とにかくインバウンドに関するトレンド情報が多い点です。
自治体やインバウンド事業者に取材して一次情報を多く発信しているので、ここでしか手に入らない情報がたくさんあります。
おすすめは、メルマガに登録して毎日最新記事を受信してそこから読むことです。
やまとごころでは、他にもインバウンド関連セミナーや外国人人材紹介サービスも展開しています。
海外のトピックが多い「Travel Voice」
Travel Voiceは、もちろんインバウンド関連の時事はカバーされていますが、海外の観光情報も多く発信しているニュースサイトです。
英語サイトもあり、海外の観光事業者もチェックしています。
こちらもメルマガ登録して、最新ニュースをメールで受信することをおすすめします。
コロナ禍に活躍する！訪日旅行者渡航状況が閲覧できるサイト
インバウンド関係者にとって、今一番気になるのが「訪日旅行者の日本への渡航規制」かと思います。
一次情報を確認できるのが、外務省の海外安全ホームページです。
こちらに日々、日本の水際対策に関する最新情報がアップデートされます。
若干のタイムラグがあるものの、各国の渡航規制がわかりやすく整理されているのはやまとごころです。
こんな感じで、国の情報をベースに各国の渡航状況をまとめています。
インバウンド観光のベンチャーニュースサイト・メディアはココ！
上記紹介したニュースサイト・メディアは主にインバウンド市場全体の時事やトレンド情報です。
つまり、マクロな情報が中心です。
一方で、この日本有数の成長市場であるインバウンドマーケットでは、日々新しい技術やサービスを提案し始めるベンチャー企業・スタートアップ企業は少なくありません。
そんな最新のインバウンド系ベンチャー企業やサービスの情報を発信しているニュースサイト・メディアはこちらです！
・事業構想
→ 地方創生・観光イノベーションに特化した月刊ビジネス雑誌。月額1600円程度かかる有料サービス。過去記事もオンラインで閲覧も可。
事業構造のみ有料サービスです。筆者も毎月購読しており、自治体の取組や観光ベンチャー企業の最新技術が多く取り上げられているので、非常に勉強になります。（なかなか観光系のサービスを探すのに苦労するので貴重な情報です）
別サイトですが、いま成長中の旅行ベンチャー企業を特集している記事を発見したのでこちらもあわせてどうぞ。
訪日外国人向けメディア・ニュースサイト
ここまで主に日本語で「インバウンド事業者向け」に発信しているニュースサイト・メディアをご紹介してきましたが、最後に訪日外国人向けに訪日観光情報を発信しているメディアを紹介します。
Tsunagu Japan
Tsunagu Japanは合計７言語で外国人向けに日本の観光情報を発信している国内最大級の訪日メディアです。
ゴールデンルートとばれる訪日外国人の鉄板ルート（東京・京都・大阪）から、地方の観光情報まで隈なく日本の魅力を発信しています。
Matcha
Matchaも多言語で発信している有数の訪日外国人向けメディアです。
インスタ映えスポットなど、少し変わった視点でも日本の観光地の情報を発信しています。
Time Out Tokyo
Time Out TokyoはLondon発の観光雑誌の東京バージョンで、欧米圏で絶大な指示を受けています。
名前の通り、TokyoとTokyo近郊のエリアをメインで観光情報を発信しています。
Time Outといえば、”Things to do”シリーズという、”その地でやるべきこと”というリスト形式の記事が有名です。
訪日外国人向けのウェブメディア・ニュースサイトは他にも多数存在するため、今後特集記事を執筆する予定ですので乞うご期待ください！
インバウンドニュースサイトは宝の宝庫
いかがでしたでしょうか？
業界の人ぞ知るインバウンドニュースサイトはまさに宝の宝庫です。
インバウンド事業者や自治体観光担当の方にとっては、ニュースサイトに載ることで業界のひとからいろんなかたちで問い合わせがくるでしょうし、広告提携先、事業提携先を探している方はニュースサイトを起点に情報収集することが出来ます。
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