一度使ったらクセになる中国産ラー油「老干媽(ローカンマ) 香辣脆油辣椒」とは?レシピ・入手場所

一度使ったらクセになる中国調味料「老干媽 香辣脆油辣椒」とは?レシピ・入手場所 中国食品・ドリンク

中国では各家庭に一つはあると言われている定番の調味料、老干媽。

辛い料理を好む貴州省伝統の保存食として、愛され続けている辛味調味油です。

具材のバリエーションも多いので、さまざまな料理に活用することができます。

今回は老干媽の中でも唐辛子と玉ねぎの食感が特徴的な「香辣脆油辣椒」をご紹介します。

老干媽は食べるラー油の先駆け

日本では2009年頃に「食べるラー油」が流行り、今では定番商品として販売されていますが、中国では日本で流行する前から食べるラー油のような具入りの辛味調味料が愛用されていました。

その中でも瓶のラベルの女性(創業者)が特徴的な「老干媽」は、中国語で「おふくろさん」の意味をもち、もともと家庭の味だったことが伺えるブランドです。

2000年頃に商品として販売されて以来、中国本土でも人気が出て、今や知らない人はいないほどに。

日本の総代理店も2002年に設立されていて、世界各国で愛されています。

中国読みでは「ラオガンマー」、日本語読みでは「ローカンマ」。

中国食材店など中国語がとび交うお店ではラオガンマーの方が通じるかもしれません。

老干媽 香辣脆油辣椒(玉ねぎラー油)の特徴

香辣脆油辣椒は日本語版のパッケージには「玉ねぎラー油」とも書かれていて、揚げた唐辛子と玉ねぎのカリカリとした食感が特徴的なラー油です。

老干媽には具のバリエーションがいくつかありますが、香辣脆油辣椒は唐辛子の香りと玉ねぎの甘みのバランスが良く、ほんのり辛みのある花椒が良いアクセントになっています。

一度使ったらクセになること間違いなし。

具材がシンプルなので活用度も高く、さまざまな料理に使うことができます。

ストックがないと不安になる・・との口コミも。

パッケージが輸入業社によって違い、中国版と日本版の両方ありますが、中身は同じようです。 

原材料:大豆油、唐辛子、玉ねぎ、大豆、食塩、花椒、砂糖、調味料(アミノ酸)

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老干媽 香辣脆油辣椒(玉ねぎラー油)の特徴のおすすめレシピ、食べ方

具材がシンプルでクセがなく、旨さと辛さを兼ね備えた調味料なので、色々な料理に取り入れることができます。

ここではおすすめのレシピを簡単にご紹介します。

卵がけご飯

中国ではご飯にかけて食べるのが定番で、もちろんその食べ方でも美味しいのですが、卵がけご飯に乗せるとまた格別です。

そのまま乗せても美味しいですし、納豆と混ぜて乗せるのもおすすめ。

卵のコクと、旨辛で歯応えのある香辣脆油辣椒がマッチして、いくらでも食べられます。

餃子のタレ

餃子のタレは一般的に醤油と酢、辣油ですが、いつもの辣油を香辣脆油辣椒に変えるだけで旨味と食感がプラスされて、タレの味も楽しむことができます。

一度変えるとクセになって、いつもの辣油には戻せないかもしれません。

本場中国では醤油や酢は混ぜずに、そのまま付けて食べるそうです。 

いろいろ試してお好みの食べ方を見つけてみましょう。

麻婆豆腐

豆板醤の代わりに使っても、辛みが足りなければ豆板醤にプラスしてもOK。

はじめにフライパンで香辣脆油辣椒とニンニク、生姜、ネギを入れて香りを出してから調理すると香り高いコクが出るのでおすすめです。

香辣脆油辣椒を入れることで旨味が増し、いつもの麻婆豆腐が本格中華に変わるのでぜひ試してみてください。

チャーハン

チャーハンも麻婆豆腐と同じように香辣脆油辣椒をはじめに炒めることで、香ばしくて旨辛なチャーハンが出来上がります。

香辣脆油辣椒に味がついているので、その他の調味料は味をみて足すとよいでしょう。

ラー油を多めに入れて辛さを楽しむのもおすすめです。

サラダチキンとあえる

淡白な鶏肉に合わせると、コクのあるラー油がパサパサ感が出てしまう鶏肉にしっとり感を与えて、食べやすくなります。

香辣脆油辣椒の味と、食感も楽しむことができるのでおすすめです。

ナンプラーなどの調味料やネギなどの薬味を足すとまた味が変わり、立派な一品になります。 

ピリ辛鍋

鶏がらスープなど、ベースのスープに香辣脆油辣椒を大さじ2〜3杯入れると、あっという間にピリ辛鍋です。

火鍋の片方をピリ辛鍋にするのもいいですね。

また豆乳ベースの鍋にも相性抜群です。

ラー油の旨味がスープに溶け込み、豆乳のコクとマッチして、辛いだけではなく旨くて辛い鍋になります。

ラーメンのトッピング

とんこつ系スープとの相性がよく、スープに混ぜると担々麺のような旨辛ラーメンに変化します。

はじめから入れてもいいですし、途中から入れて味変するのもおすすめです。

とんこつラーメンに紅しょうがや辛子高菜を入れるのと同じような感覚ですね。 

老干媽 香辣脆油辣椒(玉ねぎラー油)の特徴の入手場所

日本で手に入る】おすすめの中国産調味料8選。買えるネット通販・スーパーはここ!

老干媽は中国食材を輸入している物産店や量販店にあることが多いですが、お店によっては老干媽が置いてあっても種類が少なく、香辣脆油辣椒がない場合もあります。

ここでは中国食材の輸入品を多く取り扱っている物産店や量販店、確実に購入できるオンラインショップをご紹介します。

KOKYO

KOKYOは中国や台湾を中心とした食材を、日本にいる輸入食品好きの人、在住外国人向けに販売しているオンラインショップです。

故郷の味を懐かしい気分で味わいたい人も、もともと日本に住んでいて興味がある人も、本場の味を満喫することのできる商品が取り揃っています。

老干媽は香辣脆油辣椒はもちろん、他の種類も取り扱いしているので食べ比べてみるのも良いでしょう。

一度のたくさんの量を購入できるので、ストックしても良し、知り合いに分けても良し、仲間同士でまとめて買うも良しです。

KOKYOで購入

友誼商店

中国や台湾など、本場の食材が購入できる物産店です。

食材や調味料など豊富に取り揃えられていて老干媽の種類も多く、実際に香辣脆油辣椒を購入したという口コミも見られます。

また池袋店と立川店は併設してフードコード「友誼食府」もあるので、本場の味をその場で楽しむことも可能です。

日本語が通じないお店もあるようなので、ちょっとした旅行気分が味わえるかもしれません。

友誼商店 池袋店の場所

友誼商店 立川店の場所

ドン・キホーテ

老干媽日本のホームページでは販売店としてドン・キホーテや、ドン・キホーテグループの長崎屋の一部店舗が記載してあります。

どちらも全ての店舗が該当するわけではないので、お近くの店舗を確認してから行く方が確実でしょう。

また種類が少ない店舗だと、香辣脆油辣椒がない場合もあるかもしれません。

あまり期待せずに、何があるか探しに行くくらいの方が楽しめるのでおすすめです。

ローカンマ日本の販売店情報

具材のバリエーションが豊富な老干媽のラー油

老干媽は具材のバリエーションが豊富です。

ここではおすすめの種類をご紹介します。

風味鶏油辣椒(骨付き鶏肉ラー油)

骨付きの鶏肉が入ったラー油で、鶏料理には相性抜群です。

具材が多く鶏肉のエキスたっぷりで味もしっかりとついているので、そのまま食べても美味しいと人気のラー油。

ただ、骨付きというだけあって硬い骨が入っているので食べる際には注意が必要です。

瓶によって骨が多く入っているものと、あまり入っていないものとでバラつきがあるようです。

原材料名:大豆油、唐辛子、鶏肉(骨付き)、食塩、にんにく、砂糖、花椒、調味料(アミノ酸)

風味鶏油辣椒を購入

風味豆豉油辣椒(豆豉辣油)

中国食材の豆豉が入っている、「コク」が魅力的なラー油です。

豆豉は大豆や黒豆を発酵させたもので、料理に深みを与えてくれます。

炊きたてのご飯に乗せて食べるのがおすすめ。

また、炒め物に入れると一気に本場料理に変わります。

豆豉だけではクセがあって苦手という人でも、風味豆豉油辣椒なら美味しく食べられると好評です。

原材料名:大豆油、豆豉(大豆、食塩)、唐辛子、砂糖、調味料(アミノ酸)

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油辣椒(ピーナッツ辣油)

ピーナッツの風味豊かな香ばしいラー油です。

辛さに加えてピーナッツの甘さと濃厚な香り、コクのある味わいはトッピングなどに最適です。

ミキサーでペースト状にしても使うことができます。

原材料名:大豆油、唐辛子、落花生、食塩、砂糖、花椒、調味料(アミノ酸)

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本場中国のラー油「老干媽(ラオガンマー)」の種類は?使い方・買える場所

本場中国のトウチ入りラー油「老干媽(ラオガンマー)」の種類は?使い方・買える場所

老干媽 香辣脆油辣椒(玉ねぎラー油)の特徴についてまとめ

今回は老干媽の「香辣脆油辣椒」について、特徴やレシピ、入手場所についてご紹介しました。

揚げた唐辛子と玉ねぎの食感と、辛みと甘みのバランスが良い香辣脆油辣椒。

クセがないので色々な料理に入れたり、ちょい足しに使ったりと便利です。

先にご紹介したレシピ以外にも、鍋の薬味やそうめんのつけダレ、汁なし麺、サラダのドレッシングやマヨネーズと合わせてディップにするなど、幅広く活用することができます。 

一度使うとあれにもこれにも入れたくなる、クセになる調味料です。

香辣脆油辣椒以外の種類も、どれも個性があって食べてみたくなるものばかり。

何種類か揃えて、気分や料理で使い分けるのも楽しそうです。

KOKYO