ドライマンゴーの袋を裏返すと、原産国の欄に「フィリピン」と書いてあることが多い。スーパーのドライフルーツ売り場でも、セブ島のお土産屋でも、主役はだいたいフィリピン産だ。
ただ、同じフィリピン産でも銘柄によって中身はけっこう違う。砂糖を足しているかどうか。粉糖をまぶしているか。保存料が入っているか。チョコでコーティングしてあるか。値段より先に、ここで好みが分かれる。
以下、日本の通販や店舗で手に入るフィリピン産のドライマンゴーを7つ選び、原材料と買える場所を並べた。
フィリピン産ドライマンゴーの特徴
フィリピンのドライマンゴーは、ほとんどがカラバオマンゴーという品種で作られている。果肉の繊維が細かく、乾燥させても身がやわらかい。甘さに少し酸味が混ざるのが持ち味で、タイ産のドライマンゴーと比べると甘さは穏やかと言われることが多い。
産地の中心はセブ島だ。7D を作る FPD Food International も、Philippine Brand を作る Profood International も、本拠地はセブにある。Profood は1980年創業で、いまはフィリピン最大のドライマンゴー加工会社になっている。
気をつけたいのは、「ドライマンゴー」とだけ書かれた国内の商品が、必ずしもフィリピン産ではないことだ。たとえば業務スーパーのドライマンゴーはカンボジア産。フィリピン産にこだわるなら、原産国の表示を見てから買う。
選ぶときに見る3つのポイント
銘柄を比べる前に、見るところを決めておくと迷わない。
- 砂糖を加えているか。定番品はたいてい砂糖入り。果物だけの甘さがいいなら、砂糖不使用と書かれたものを選ぶ
- 亜硫酸塩(保存料)の有無。色を鮮やかに保つために使われる。気になる人は原材料欄を確認する
- 形と食感。厚切りのスライス、薄切り、チョコがけ、タマリンド入りなど。そのまま食べるのか、お菓子として配るのかで向き不向きがある
左下が空いているのは、砂糖なしでチョコやタマリンドを合わせた商品が、日本の通販ではまず見つからないからだ。
フィリピン産ドライマンゴーおすすめ7選
順位は、日本での手に入れやすさと、フィリピン産ドライマンゴーの定番としての知名度で付けた。
1位 7D ドライマンゴー
フィリピン産ドライマンゴーといえば、まずこれ。黄色い袋に大きく「7D」と入ったパッケージは、セブ島の空港やショッピングモールで必ず見かける。
メーカー公表の原材料は、マンゴー、きび砂糖、粉糖、亜硫酸塩。表面にうっすら粉糖がついていて、甘さのあとに酸味が残る。容量は80g、100g、170g、200gと幅があり、日本の通販では100gの袋を数袋まとめたセットが多い。
迷ったらこれを1袋買えば、フィリピンのドライマンゴーがどんな味かは分かる。
セブ島のFPD Food Internationalが作る定番銘柄。厚めのスライスで、甘さのあとに酸味が残る。
2位 Philippine Brand ドライマンゴー
アメリカやオーストラリアのアジア食材店でよく並んでいるのが、この Philippine Brand。作っているのはセブ島マンダウエ市の Profood International で、約50か国に輸出している。
原材料はマンゴー、砂糖、亜硫酸塩の3つ。7D と違って粉糖は使っていない。カラバオマンゴーを使っているとメーカーが明記しているのも、この銘柄の特徴だ。
表面に粉糖がついていないぶん、手がべたつきにくい。粉糖が苦手な人はこちらを選ぶといい。

Profood International製。原材料はマンゴー、砂糖、亜硫酸塩の3つで、粉糖はまぶしていない。
KOKYO MARKET で見る(7,300円) / 楽天市場で「Philippine Brand ドライマンゴー」を探す
3位 カルディ フィリピン セブ島 ドライマンゴー
近所で今日買いたいなら、カルディがいちばん早い。「フィリピン セブ島 ドライマンゴー」は200g入りで、カルディの通販でもドライフルーツの売れ筋に入っている常連だ。
200gあるので、ヨーグルトに刻んで入れたり、紅茶に浸したりと、そのまま食べる以外にも使いやすい。セール時期にはさらに買いやすくなる。

カルディで買えるフィリピン・セブ島産のドライマンゴー。200g入りで使い道が広い。
KOKYO MARKET で見る(5,100円) / 楽天市場で「カルディ セブ島 ドライマンゴー」を探す
4位 Philippine Brand 砂糖・亜硫酸塩不使用
Profood には、砂糖も亜硫酸塩も加えていないラインがある。英語の袋には「100% Natural」「No Sugar Added」と書かれている。
砂糖を足していないぶん、甘さはマンゴーそのもの。定番品より甘さは控えめになる。お菓子として食べるより、ナッツやチーズ、ヨーグルトと合わせる使い方が向いている。
日本での流通量は定番品より少ない。見つけたら賞味期限を確認して、まとめて買っておくといい。

砂糖と亜硫酸塩を加えていないProfoodのドライマンゴー。甘さはマンゴー本来のもの。
KOKYO MARKET で見る(7,300円) / 楽天市場で「Philippine Brand ドライマンゴー 砂糖不使用」を探す
5位 7D チョコレートマンゴー(Mango Bites)
ドライマンゴーをダークチョコでコーティングしたもの。7D はダークチョコ版とホワイトチョコ版を出していて、どちらも80g入り。
マンゴーの酸味がチョコの甘さで丸くなる。果物というより完全にお菓子なので、職場で配ったり、手土産にしたりするならこちらが喜ばれやすい。夏場は溶けやすいので、通販で買うときは配送の時期に気をつけたい。
ドライマンゴーをダークチョコで包んだ7Dのお菓子。80g入り。
6位 Cebu Brand ドライマンゴー
名前のとおりセブ島の銘柄で、これも Profood の商品だ。同じ会社の Philippine Brand と並べて売られていることが多い。
輸入元によっては大袋やまとめ買いのセットで出ている。毎日少しずつ食べるなら、量の多い袋を選ぶと続けやすい。

Profoodが作るセブ島のドライマンゴー。まとめ買い向けの大袋で出回ることが多い。
KOKYO MARKET で見る(7,300円) / 楽天市場で「Cebu Brand ドライマンゴー」を探す
7位 7D マンゴリンド
マンゴーとタマリンドを合わせた、7D の変わり種。タマリンドはマメ科の果実で、干し梅に近い甘酸っぱさがある。容量は90gと175g。
ドライマンゴーの甘さに飽きた人には、この酸っぱさがちょうどいい。フィリピンではおやつとして定番の組み合わせだが、日本ではまだ知っている人が少ない。話のネタになるお土産を探しているならこれだ。
マンゴーとタマリンドを合わせた甘酸っぱいドライフルーツ。
原材料で比べる:7DとPhilippine Brand
7D と Philippine Brand は、どちらもセブ島のカラバオマンゴーを使った定番品だ。見た目もよく似ている。違いが出るのは原材料欄だ。
大きな違いは粉糖の有無。7D は表面に粉糖をまぶしているので、そのぶん甘さが表に出る。Philippine Brand は砂糖を加えてはいるが粉糖は使っていない。
どちらが上ということはない。お菓子として食べるなら7D、果物に近い味がほしいならPhilippine Brand、甘さを足したくないなら砂糖不使用タイプ。そう選べば外れにくい。
輸入元によって日本語の原材料表示は変わることがある。買う前に商品ページの表示を見ておくと安心だ。
フィリピン産ドライマンゴーが買える場所
銘柄までこだわるかどうかで、買う場所が変わる。
| 買える場所 | 向いている人 | 手に入る主な銘柄 |
|---|---|---|
| 楽天市場 | 7Dや特定の銘柄をまとめて買いたい | 7D、Philippine Brand、Cebu Brand |
| カルディ | 今日すぐ1袋ほしい | セブ島 ドライマンゴー |
| フィリピン食材店 | 実物を見て選びたい | 7D、チョコがけなど |
| KOKYO MARKET | フィリピンの調味料やお菓子と一緒にそろえたい | フィリピン食品全般 |
楽天市場
7D を銘柄指定で買うなら、いまはここがいちばん確実だ。100gを5袋、10袋とまとめたセットが多く、配る用に買う人に向いている。チョコがけやマンゴリンドといった変わり種も、楽天なら見つかりやすい。
カルディ
全国の店舗にあるので、思い立ったその日に買える。置いているのは自社輸入のセブ島産ドライマンゴー。7D という銘柄にこだわらないなら、これで十分だ。
カルディで買える他の国のお菓子は、カルディで買える世界のお菓子にまとめている。
フィリピン食材店
東京の赤羽や埼玉の戸田、大阪の島之内などには、サリサリストアと呼ばれるフィリピン食材店がある。現地と同じパッケージの7Dが並んでいることも多い。店の場所はフィリピン食材が買えるスーパー・専門店まとめで紹介している。
KOKYO MARKET
アジアの食品とお酒を直輸入している通販サイトが KOKYO MARKET だ。ドライマンゴーの取り扱いはいまのところないが、フィリピンの調味料や飲み物はそろっている。アドボ用のビネガーやマジックサラップなど、ドライマンゴーと一緒にフィリピンの味を試したい人は、まとめて注文すると送料を抑えやすい。
KOKYO MARKET で買えるおすすめ商品
この記事で紹介した商品の多くは、輸入食品・お酒の通販サイト KOKYO MARKET で購入できます。中国・台湾・韓国・ベトナムの食材から海外のビール・ワインまで、日本ではなかなか手に入らない商品を直輸入で取り扱っています。

Datu Puti フィリピンビネガー 1L 1,500円
ホベ パンシット カントン 227g HOBE フィリピン産 2,600円
マギー サボール クラシック スモール 130ml Maggi Savor フィリピン産調味料 3,100円
マギー マジックサラップ 55g Maggi フィリピン料理 料理の素 1,800円
よくある質問
フィリピン産とタイ産のドライマンゴーは何が違う?
品種が違う。フィリピン産は主にカラバオマンゴー、タイ産はナムドクマイなどが使われる。一般に、フィリピン産は酸味が残り、タイ産は甘さが強いと言われる。
砂糖不使用なら何も添加されていない?
そうとは限らない。砂糖不使用でも、保存料として亜硫酸塩を使っている商品はある。両方とも避けたいなら、「No Sugar Added」と「No Sulfite」の両方が書かれているかを見る。
セブ島で買うのと日本で買うのはどちらが安い?
現地の工場直売所やスーパーのほうが安い。ただ、日本の通販は送料込みのまとめ買いセットが多く、1袋あたりに直すと差が縮まることもある。
まとめ
最初の1袋なら7D。粉糖が苦手ならPhilippine Brand、甘さを足したくないなら砂糖不使用タイプ。配るならチョコがけを選ぶ。
買う場所は、銘柄指定なら楽天市場、すぐほしいならカルディ。フィリピンの食材も一緒にそろえるならKOKYO MARKETが便利だ。
ドライマンゴー以外のフィリピンのお菓子は、フィリピンのお菓子人気ランキング10選で紹介している。生のマンゴーを取り寄せたいなら、台湾マンゴーが買える通販・ネットショップも参考になる。



