アメリカのスーパーで見たあの箱、日本でも買えないか。そう思って近所のスーパーに行くと、たいてい見つからない。置いていないわけではない。売り場が店ごとにばらばらなのだ。
お菓子ならカルディ。シリアルの大箱ならコストコ。感謝祭用の七面鳥や塊肉なら、麻布のインターナショナルスーパー。同じ「アメリカ食品」でも、行くべき店はものによって変わる。
ここでは、日本でアメリカ食品を扱っているスーパーと専門店を、どの商品に強いかで分けて並べた。店に行けない人向けに、通販での買い方も最後に書いてある。
アメリカ食品が買える店は4タイプに分かれる
ざっくり分けると、次の4つになる。
会員制の倉庫型店はコストコ。アメリカ食品の量と種類で、日本の店舗の中では群を抜く。ただし会員にならないと買えない。
全国チェーンの輸入食品店・ディスカウント店は、カルディ、成城石井、ドン・キホーテ、PLAZA、業務スーパー。近所にあって入りやすい。アメリカ食品は棚の一角にある程度で、ほかの国の商品と混ざって並ぶ。
都内のインターナショナルスーパーは、ナショナル麻布、日進ワールドデリカテッセン、明治屋、紀ノ国屋。外国人の住民が多い地域にあり、肉やチーズ、製菓材料のような料理に使う食材が強い。
米軍基地のある地域の店の代表が、沖縄のJimmy’s。アメリカの生活に寄せた品揃えで、ほかの地域ではまず見ない商品が並ぶ。
| 店 | 強いもの | 行きやすさ |
|---|---|---|
| コストコ | シリアル、ベーグル、ナッツ、お菓子の大袋 | 全国に倉庫店。会員制 |
| カルディ | チョコ、グミなどのお菓子 | 全国の駅ビル・商業施設 |
| 成城石井 | チーズ、ナッツ、スプレッド | 首都圏中心に全国 |
| ドン・キホーテ | お菓子、清涼飲料 | 全国。店舗で品揃えが違う |
| PLAZA | カラフルな輸入菓子 | 全国の商業施設 |
| 業務スーパー | 大容量の輸入食材 | 全国 |
| ナショナル麻布 | 日用品まで含めた欧米の食品全般 | 広尾 |
| 日進ワールドデリカテッセン | 塊肉、チーズ、製菓材料 | 麻布十番・東麻布 |
| 明治屋・紀ノ国屋 | 輸入の調味料、チーズ、ワイン | 都内の数店舗 |
| Jimmy’s | アメリカの日用食品、焼き菓子 | 沖縄 |
全国チェーンで買えるアメリカ食品
コストコ
日本でアメリカの食品を買える店として、まず名前が挙がる。シリアルの大箱、ベーグル、マフィン、プライベートブランド「カークランド」のナッツ類が、アメリカの倉庫店とほぼ同じ売り方で積まれている。
量が多いのが難点にも利点にもなる。1人暮らしだと、シリアル1箱を食べ切る前に湿気る。家族で分ける、友人と割り勘で買うといった使い方のほうが向く。
利用には年会費のかかる会員資格が要る。入会前に一度入ってみたいなら、会員の同伴で入店できる。

アメリカの定番ピーナッツバター。クリーミーは粒がなく、パンにもセロリにも塗りやすい。大容量の瓶はコストコの棚でも見かける。
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コストコの輸入食品はアメリカ以外の国のものも多い。全体を見るならコストコで買える輸入食品おすすめランキングにまとめた。
カルディコーヒーファーム
駅ビルやショッピングモールに入っているので、思い立ったら寄れる。アメリカの商品はお菓子が中心だ。ハーシーのキスチョコや、ナーズのグミのように、店頭で定番になっているものがある。
調味料やパスタソースの棚にもアメリカの商品が混ざっているが、国別には並んでいない。パッケージの英語表記と、裏の原産国表示で見分ける。
銀紙に包まれたしずく形のチョコ。アメリカではハロウィンやクリスマスの定番。
成城石井
チーズ、ナッツ、ジャム、スプレッドのような、食卓に出す輸入食品に強い。アメリカ産に限った売り場はなく、ヨーロッパの商品と並んで置かれている。
値段は全体に高め。そのぶん、ほかのスーパーでは見かけないブランドが入っていることがある。オーガニックのピーナッツバターやグラノーラを探すときに覗く価値がある。
ドン・キホーテ
輸入菓子の棚がある店舗なら、スキットルズやM&M’sのようなアメリカのお菓子が手に取りやすい値段で並ぶ。清涼飲料の棚に、ルートビアのような日本ではなじみの薄い炭酸が入っていることもある。
ただ、品揃えは店舗による差が大きい。MEGAドン・キホーテのような大型店のほうが当たりやすい。行く前に電話で聞くのが確実だ。
フルーツ味のカラフルなソフトキャンディ。アメリカのスーパーのレジ横に必ずある。
ドン・キホーテで買える輸入食品はアメリカ以外にも多い。ドンキホーテでどんな輸入食品が買える?で国別に見られる。
PLAZA
色や形で選ぶアメリカのお菓子なら、ここが得意だ。ジェリーベリーやワーヘッズのような、ばらまき用・プレゼント用に向くものが揃う。季節ごとにハロウィンやイースターの輸入菓子も入る。
食事系のアメリカ食品はほとんど置いていない。お菓子専門の店と割り切って使う。
カリフォルニア生まれのジェリービーンズ。小さな1粒ごとに味がはっきり分かれている。
業務スーパー
輸入品の比率が高いスーパーだが、アメリカ食品を探しに行く店ではない。業務用の大容量品が中心で、ブランドもののアメリカ菓子は少ない。
使いどころは、アメリカ料理を作るための材料をまとめて揃えるとき。冷凍のポテトや大袋のチーズ、ナッツ類のように、量を使う食材のコストを下げられる。
都内のインターナショナルスーパー
アメリカの家庭料理を作りたい人や、アメリカ出身で日本に住んでいる人が通う店。お菓子より、肉・乳製品・製菓材料のような料理の材料が強い。
ナショナル麻布スーパーマーケット
広尾駅の1番出口から歩いて3分ほど。大使館が多い地域にあり、客の多くが外国人だ。食品だけでなく、日用品や雑貨、本まで輸入品が揃う。
アメリカの朝食に出てくるシリアルやパンケーキミックス、メープルシロップ、ピーナッツバターの種類が多い。日本のスーパーなら1種類しかない棚に、何種類も並んでいる。
ケロッグのカラフルなリング形シリアル。フルーツの香りがついている。
日進ワールドデリカテッセン
麻布十番駅から歩いて5分ほど。4万点を超える輸入食材を扱う。生鮮食品と加工食品の売り場が上の階にあり、ワインやリキュールのフロアも別にある。
肉の売り場で知られる。ステーキ用の厚切り、ローストビーフ用の塊肉、感謝祭の時期の七面鳥のように、日本のスーパーでは手に入りにくい切り方と量で買える。ブラウニーやクッキーを焼くための製菓材料も揃う。
ナショナル麻布と日進ワールドデリカテッセンは、東京の輸入食品店の中でも欧米の食材に寄った店。東京のほかの店と比べるなら東京で輸入食品が買えるスーパー・専門店にまとめてある。
明治屋・紀ノ国屋
どちらも輸入食品を早くから扱ってきた老舗のスーパー。アメリカの商品は、ドレッシングやソースのような調味料、チーズ、ワインの棚に入っている。
お菓子を探すには向かない。BBQソースやランチドレッシングのような、アメリカの家庭の味付けに使う瓶ものを探すときに寄る店だ。

アメリカの定番BBQソース。スペアリブやハンバーガーに使う、甘くスモーキーな味。
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沖縄のJimmy’s
沖縄でアメリカ食品といえば、Jimmy’sの名前が出る。米軍基地の近くで長く営業してきたベーカリー兼スーパーで、那覇市銘苅などに店舗がある。
店内は沖縄にいることを忘れるくらいアメリカに寄った品揃えだ。大きなケーキやパイ、クッキーのような自家製の焼き菓子に加えて、アメリカの缶詰やシリアル、冷凍食品が並ぶ。沖縄に行く機会があれば、帰りのお土産を探しに寄る人も多い。
アメリカのビールは店より通販が探しやすい
スーパーの酒売り場に並ぶアメリカのビールは、バドワイザーのような大手の定番がほとんど。クラフトビールや白ビールまで広げると、店頭で見つけるのは難しくなる。
通販なら、1本単位で銘柄を選べる。

デンバー生まれのベルジャンホワイト。オレンジピールとコリアンダーの香りで、苦味は控えめ。
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ニューヨーク・ブルックリンのブルワリーの定番ラガー。モルトの香ばしさがはっきり出る。
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アメリカのラガーを代表する銘柄のひとつ。軽い飲み口で、ポテトチップスと合わせやすい。
KOKYO MARKET で見る(1,600円) / 楽天市場で「バドワイザー 瓶」を探す
ハワイのビールも KOKYO MARKET で扱っている。

ハワイ島のブルワリーのゴールデンエール。トロピカルフルーツのような香りで軽く飲める。
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買いたいものから店を選ぶ
お菓子は、近くのカルディかPLAZAから。リーセスのピーナッツバターカップのように狙いの商品があるなら、ドン・キホーテの大型店か通販のほうが早い。お菓子の店選びはアメリカのお菓子はどこで売ってる?店舗・通販まとめで詳しく書いた。
ハーシーのピーナッツバターチョコ。日本の店頭で見かける機会は少なく、通販の輸入品が中心。
シリアルやベーグルを箱で買うならコストコ。種類を選びたいならナショナル麻布。
トースターで温めて食べるケロッグのパイ。アメリカでは朝食にもおやつにもなる。
肉、チーズ、製菓材料は日進ワールドデリカテッセンとナショナル麻布。感謝祭やクリスマスの七面鳥は、時期が近づくと予約が要ることがある。
ピーナッツバターはコストコと成城石井の棚が広い。スキッピーの定番を1瓶だけなら、通販で頼むほうが手間がかからない。
ビールは通販。大手の定番以外は店頭ではまず揃わない。
店に行けないときは通販で買う
インターナショナルスーパーは都内の一部、Jimmy’sは沖縄。住んでいる場所によっては、行くだけで半日かかる。
その場合は通販に切り替えたほうが早い。
→ アメリカのビールとピーナッツバターを、アジアの食品やお酒と一緒に1点から頼める。注文金額の条件なしで全品送料無料
- 楽天市場
→ アメリカ菓子やシリアルを扱う輸入ショップが多い。箱買いで1個あたりを下げやすい
KOKYO MARKET で買えるおすすめ商品
この記事で紹介した商品の多くは、輸入食品・お酒の通販サイト KOKYO MARKET で購入できます。中国・台湾・韓国・ベトナムの食材から海外のビール・ワインまで、日本ではなかなか手に入らない商品を直輸入で取り扱っています。

ブルームーン 瓶 330ml BLUE MOON アメリカビール 2,100円
ブルックリン ラガー 330ml 瓶 アメリカビール 3,700円
バドワイザー 瓶 330ml ワンウェイ瓶 海外輸入ビール アメリカビール 1,600円
よくある質問
アメリカ食品の品数がいちばん多い店は?
1店舗で見るなら、コストコとナショナル麻布の2つが目立つ。コストコは量、ナショナル麻布は種類。どちらも近くにないなら、通販のほうが選択肢は広い。
日本のスーパーで売っているオレオやプリングルズは、アメリカで売っているものと同じ?
同じブランドでも、日本向けとアメリカ向けでは味やサイズの展開が違う。アメリカ版がほしいなら、パッケージが英語で、日本語の表示がシールで貼られている輸入品を選ぶ。
感謝祭の七面鳥はどこで買える?
日進ワールドデリカテッセンやナショナル麻布のような、外国人の客が多い店が11月に扱う。丸ごとの七面鳥は量が限られるので、早めに店へ問い合わせておく。
最初の1軒は、買いたいもので決める
近所で済ませたいならカルディかドン・キホーテ。量を買うならコストコ。料理の材料まで本場に寄せたいなら、一度は麻布の2店に足を運んでみる価値がある。
どれも遠いなら、まず通販で在庫を見てから店に行くかを決めればいい。



