ハワイのスーパーで冷凍コーナーまで歩く旅行者は少ない。ABCストアで箱入りのチョコを買って終わり、という人が大半だろう。
ただ、地元の人の食卓に近いのはむしろ冷凍・冷蔵のケースのほうだ。ハワイ生まれのアイス、ルアウの葉で包んだラウラウ、ほぐしたカルアピッグ。食堂でプレートランチとして食べる料理が、スーパーではパックで売られている。
コンドミニアムや電子レンジ付きのホテルに泊まるなら、夕食を1回ここで済ませてもいい。以下、ハワイの冷凍・冷蔵ケースで探す価値のある商品を6つ選び、宿の設備ごとの選び方と、帰国後に日本で似た物を買える場所をまとめた(2026年10月時点で確認)。
まず結論|冷凍食品は「現地で食べる物」と割り切る
先に大事なことを書いておく。
ここで紹介する物のうち、ラウラウとカルアピッグは豚肉を使っている。肉製品は、米国政府機関の検査証明書がなければ日本に持ち込めない。真空パックでも冷凍でも扱いは同じだ。アイスは持ち込みの規制こそないが、8時間以上のフライトを越えて形を保つことはない。
つまり、ハワイの冷凍食品は滞在中に食べきるもの。買う量は「宿の冷凍庫に入る分」と「残りの泊数で食べきれる分」で決まる。
冷凍庫のない部屋なら、アイスを1個ずつ買ってその日に食べる。冷凍庫と電子レンジがあれば、ラウラウやカルアピッグの小分けパックまで選択肢が広がる。キッチン付きのコンドなら、ラウラウを蒸し器で温め直すこともできる。
持ち込みのルールは品目ごとに細かく分かれている。詳しくはハワイの食品は日本に持ち込める?お土産の持ち込みルールを品目別に解説にまとめた。
ハワイの冷凍食品おすすめ6選
1. Uncle’s(アンクルズ)のアイスクリームサンド
オアフ島の家族経営のメーカーが作るアイスクリームサンド。手焼きのクッキーでアイスを挟んである。
2026年6月の地元紙の記事によると、州内のおよそ200店に卸していて、フードランド、ホールフーズ、ABCストアにも並ぶ。定番は15種類ほど。ウベ(紫いも)のアイスにシュガークッキーを合わせたもの、ノースショアのコーヒーにダークチョコのクッキーを合わせたものなど、組み合わせがハワイらしい。リリコイやPOG味が出ていた時期もある。
ハワイアンホーストとの共同企画で、マカダミアナッツチョコを使った限定の味も何度か出ている。
1個ずつ買えるので、冷凍庫のない部屋でも困らない。ビーチの帰りに1個、がちょうどいい。

日本で似た物を探すなら、クッキーでアイスを挟んだタイプを。ハワイのUncle’sは日本では扱いが見当たらない。
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2. Bubbies(バビーズ)のモチアイス
求肥でアイスを包んだモチアイス。1985年にホノルルで始まったブランドで、いまはアメリカ本土の工場で作られ、全米のホールフーズにも並んでいる。
味は20種類以上あって、よく売れているのは抹茶とマンゴー。日本の雪見だいふくより一回り大きく、求肥がやや薄い。
ハワイでは小箱と大箱の両方を見かける。冷凍庫のない部屋なら小箱、冷凍庫があるなら大箱、と分けて考えればいい。凍ったままだと求肥が固いので、袋から出して数分置いてから食べる。

Bubbiesで人気のマンゴー味に近い、果物系のもちアイス。日本の通販では冷凍便で届く。
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3. Roselani(ロゼラニ)のアイスクリーム
マウイ島のアイスクリーム。もとはマウイ島の中だけで売られていて、州全体に広がったのは2004年から。いまは主なスーパーならたいてい置いてある。
ハワイらしいのはハウピア(ココナッツのプリン)味。スーパー向けの「Tropics」シリーズは48オンス(約1.4L)の大きなカートンで、パイント(約470ml)で出ている味もある。
大きなカートンは、家族で1週間泊まるなら持て余さない量だ。2〜3泊なら、パイントを探したほうがいい。

ハウピアはココナッツミルクを固めたハワイの定番デザート。日本ではココナッツ系のアイスやハウピアの素で近い味になる。
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4. Keoki’s(ケオキズ)のラウラウ
ラウラウは、豚肉や魚をルアウ(タロイモ)の葉で包み、さらにティーの葉で包んで蒸したハワイ料理。家庭でも作られるが、手間がかかる。だからこそスーパーのパックが売れる。
Keoki’sはハワイのラウラウの銘柄で、豚肩肉とブラックコッド(銀だら)を包んだポーク、ほかにチキンもある。コストコのハワイ店では6個入り(3個入りのトレー2つ)が売られていて、価格追跡サイトの記録では23〜27ドル前後。
外側のティーの葉は食べない。広げて、中のルアウの葉ごと食べる。温め方はパッケージの表示に従えばいい。電子レンジでも蒸し器でも温められる。
ご飯と、あればポイ(タロイモのペースト)を添えれば、ハワイの食堂のプレートランチとほぼ同じになる。

日本でもハワイ料理の通販で冷凍のラウラウが出ていることがある。在庫は時期によって変わる。
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5. カルアピッグ(ほぐした豚肉)
カルアピッグは、地中に掘った窯で豚を蒸し焼きにしてほぐした料理。スーパーでは、燻製の香りをつけて仕上げたパックが売られている。
見つけやすいのは2つ。
- May’s(メイズ)のカルアポーク … ハワイのPurity Foodsが作る、加熱済みのほぐし豚。12オンス(約340g)のパウチで、要冷蔵
- Roli Roti(ロリロティ)のカルアポーク … コストコで見かける40オンスの箱。中が小分けに密封されていて、使わない分は冷凍しておける
厳密には冷蔵品だが、冷凍庫があれば小分けにして凍らせておける。温めてご飯にのせ、キャベツと炒めれば、それだけで1食になる。
日本ではハワイ料理の通販やカルアピッグ用の調味料で近い味が作れる。
6. Okuhara(オクハラ)のかまぼこ・天ぷら
1947年創業の、ハワイで最初の練り物ブランドを名乗るメーカー。かまぼこ、ちくわ、ごぼう天、野菜天を作っている。
日系の文化が残るハワイでは、練り物はふつうの食材だ。コストコのハワイ店にはごぼう天の4個パックがあり、価格追跡サイトでは8.99ドルの記録がある。
冷凍ではなく冷蔵の棚にあることが多い。和食が恋しくなった日に、おでん代わりに温めて食べる、という使い方ができる。
日本で買うなら国産のごぼう天で十分。ハワイのOkuharaは日本では手に入らない。
番外|マナプアは冷凍ではなくデリで買う
ハワイの肉まん、マナプア。チャーシューを包んだ中華の叉焼包(チャーシューバオ)が、ハワイで独自に広まったものだ。
冷凍のマナプアを探すより、スーパーのデリやセブン-イレブンで温かい物を買ったほうが早い。ホノルルのチャイナタウンには、1974年から焼きマナプアを売っているロイヤルキッチンがある。売り切れたら閉まるので、行くなら午前中に。
マナプアの元になった中華の点心は、日本でも冷凍で買える。KOKYO MARKETでは、冷凍の小籠包や水餃子を扱っている。

KOKYO MARKET で買えるおすすめ商品
この記事で紹介した商品の多くは、輸入食品・お酒の通販サイト KOKYO MARKET で購入できます。中国・台湾・韓国・ベトナムの食材から海外のビール・ワインまで、日本ではなかなか手に入らない商品を直輸入で取り扱っています。

【もちもち皮★豚肉たっぷり】冷凍小籠包 20個入り 小笼包 600g 1,800円
【国産小籠包】龍泉日日冷凍小籠包★肉汁ジュワッと溢れる小籠包 600g (1袋 20個入り) 1,900円
福州魚丸(大粒)肉入り魚団子 400g 手作り 魚肉団子の元祖 中国産冷凍食品 1,700円
冷凍 魚卵入り魚肉団子(カニ風味)マーラータン具材に大人気 / 蟹子包 400g 1,700円
中華の冷凍食品をもっと見たい人は、中国で大人気の冷凍食品おすすめランキングも参考になる。
ハワイで冷凍食品を買うならどこか
旅行者が行きやすい店で、冷凍・冷蔵ケースが充実しているのはこの4つ。
| 店 | 向いている物 | ひとこと |
|---|---|---|
| フードランド | ラウラウ、カルアピッグ、ローカルのアイス | ホノルルに本社がある地元チェーン。州内に30店ほど |
| ホールフーズ | Uncle’s、Bubbies | ワード地区のクイーン店が大きい |
| コストコ | ラウラウの6個入り、カルアポークの大箱 | 会員証が要る。量が多いので長期滞在向け |
| ABCストア | Uncle’sなどのアイスを1個 | ワイキキのどこからでも歩いて行ける |
ドン・キホーテのカヘカ店も、ワイキキよりは値段が落ち着いていて、ハワイの食品が一度に見られる。
ひとつ注意がある。アメリカの冷凍食品と聞いてトレーダージョーズを思い浮かべる人は多いが、ハワイには店舗がない。2026年10月時点で、公式の出店発表も出ていない。ワイキキの近くで探しても見つからないので、フードランドかホールフーズに切り替えたほうがいい。
日本で買える場所
肉入りのラウラウやカルアピッグは、ハワイから持ち帰れない。日本で探すなら通販が早い。
→ 冷凍の小籠包・水餃子などアジアの冷凍食品と、コナビールやココナッツジュースなど南国の飲み物を直輸入で扱う。冷凍食品はまとめて頼むと送料の割高感が薄れる
→ ハワイ料理の店が出している冷凍のロコモコやカルアポーク、ラウラウが見つかる
ハワイのアイスに近い物なら、楽天でまとめて探せる。
ハワイのビーチを思い出しながら食べるなら、飲み物も合わせたい。ココナッツウォーターは冷やすだけで現地の味に近づく。

果汁100%のココナッツウォーター。冷蔵庫で冷やしてそのまま飲む。
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冷凍以外のハワイ食品も含めて日本で買える店を探すなら、日本で買えるハワイ食品まとめが早い。缶詰ならスパムも定番で、種類の違いはハワイのスパムおすすめ8選にまとめている。
よくある質問
アイスは保冷バッグに入れれば持ち帰れる?
検疫の規制はかからない。ただ、ホノルルから日本までは8時間以上かかる。保冷剤を入れても溶けると考えたほうがいい。ハワイのアイスは現地で食べるものだ。
ラウラウは缶詰やレトルトなら持ち帰れる?
肉を使った製品は、缶詰やレトルトでも売り場で持ち込めるかどうかを判断できない。持ち帰るなら、日本の空港の動物検疫カウンターで申告して判断を仰ぐことになる。日本の通販で買うほうが確実だ。
冷凍庫がない部屋で冷凍食品を買っても大丈夫?
アイスを1個ずつ買って、その場で食べる分には問題ない。ラウラウやカルアピッグは要冷蔵・要冷凍なので、冷蔵庫も冷凍庫もない部屋では買わないほうがいい。



