マレーシアのお菓子を探してカルディに行くと、たいてい手ぶらで帰ることになる。タイやベトナムのお菓子はすぐ見つかるのに、マレーシアの袋がどこにもない。
気のせいではないかと思い、2026年10月29日にカルディ公式オンラインストアの全商品を1ページずつ見た。表示は全2,640件、重複を除くと約2,520品になる。
先に答えを書く。マレーシアのお菓子は1品も無かった。
マレーシアの商品自体は1品だけある。ペナンの屋台麺を袋麺にした「ホワイトカレー麺」だ。お菓子ではない。
以下では、カルディの棚で見つかる「マレーシアの味」を2つ紹介したあと、カルディには無いマレーシアの定番お菓子を9品挙げて、どこで買えるかまで書いた。
カルディで買えるマレーシアのお菓子は、2026年10月時点で0品
カルディの商品ページには原産国の欄がない。名称、内容量、保存方法は書いてあるが、どこの国の商品かは載っていない。
そこでバーコードを使った。カルディの商品番号は、JANコード(バーコードの数字)がそのまま使われている。マレーシアで登録された商品は、この数字が「955」から始まる。
約2,520品を「955」で絞ると、残ったのは1品だった。
| 商品 | 種類 | 税込 |
|---|---|---|
| マイクアリ ペナンホワイトカレー麺 110g | 即席麺 | 267円 |
同じやり方で、ほかのアジアの国も数えてみた。
韓国とタイが40品を超えるのに対して、マレーシアは1品。隣のシンガポールでも3品しかない。カルディの東南アジアの棚は、タイとベトナムが中心だとわかる。
ひとつ断っておくと、「955」はバーコードを登録した国の番号で、作った国とは限らない。日本の輸入元が自社の番号を付けている商品は、この方法では拾えない。
そこで、カルディのサイト内で「マレーシア」と検索した結果も見た。出てきたのは、ホワイトカレー麺のほかに「肉骨茶(バクテー)の素」と「ナシゴレンの素」。どちらも料理の素で、お菓子は出てこない。
過去には店頭に並んでいたものもある。2022年の記事では、マレーシア製のパパダム(豆の粉で作る薄焼きのチップス)がカルディの外国おやつとして紹介されていた。2019年の記事には、マレーシアの缶詰や調味料が並ぶ写真が載っている。今回のオンラインストアには、どちらも見当たらなかった。
店舗には、オンラインに載っていない商品が入ることもある。とはいえ、マレーシアのお菓子を目当てにカルディへ行くのは、いまは分が悪い。
カルディの棚で見つかる「マレーシアの味」2品
お菓子ではないが、カルディでマレーシアの味に触れられる商品が2つある。
マイクアリ ペナンホワイトカレー麺
ペナンの屋台麺を再現した袋麺。ココナッツミルクの粉と、海老と魚介のカレーペーストが別袋で入っている。
カルディの価格は110g(麺66g)で267円(2026年10月29日、税込)。オンラインの在庫は24個だった。
マイクアリ(MyKuali)は、ペナンの会社だ。ホワイトカレー麺はココナッツミルクで白っぽく濁ったスープに、海老の香りのする辛いペーストを溶かして食べる。
カルディの商品ページには7件のレビューが付いている。一番多いのは「辛い」という声だった。
- 辛いもの好きでも本当に辛かった。チーズを入れてまろやかにした
- ペーストを全部入れるとかなり辛い。少しずつ足して調整するといい
- 袋の手順より、全部を鍋で煮立てたほうが麺にスープが絡む
- 残ったスープにご飯を入れるとスープカレーのようになる
「味が濃いだけ」という辛口のレビューもある。好みは分かれる。
辛さが心配なら、ペーストを半分から始める。マレーシア旅行のたびに買っていたという人は、パクチー、厚揚げ、エビ、ゆで卵を乗せて食べていた。
ほかの即席ラクサとの違いは、インスタントラクサおすすめ7選で比べている。
カヤミラ ココナッツジャム(カヤ)
ココナッツミルク、卵、砂糖で作る甘いジャム。トーストに塗って食べる。
カルディの価格は215gで698円。在庫は46個あった。
バーコードはシンガポールの番号で、商品説明も「シンガポール名物」と書いている。ただ、カヤはマレーシアでも朝の定番だ。コピティアム(街のコーヒー店)に行けば、カヤトーストと半熟卵、甘いコーヒーがセットで出てくる。
レビューは11件。評価ははっきり割れていた。
- ココナッツミルクが好きな人なら気に入るはず
- 着色料や保存料が入っていないのがいい
- 現地で食べたものより、パンダンリーフの風味が弱い
- ココナッツの風味を感じなかった。白あんのような味
現地のカヤは、パンダンの葉で緑がかった色と香りが付いたものが多い。カルディのものはおとなしい味だと思っておいたほうが、がっかりしない。
マレーシアのカヤトーストに近づけるなら、甘いホワイトコーヒーを合わせるといい。銘柄の選び方はマレーシアのホワイトコーヒーとは?にまとめた。
カルディに無いマレーシアのお菓子|代わりに試したい9品
マレーシアのスーパーに行くと、ビスケットとクラッカーの棚がとにかく長い。暑い国なので、チョコより焼き菓子のほうが日持ちしやすいという事情もある。
ここからは、カルディでは見つからなかったマレーシアの定番お菓子を9品並べた。お土産の定番から、現地の人が普段の買い物で手に取るものまで入れている。
1位 ジュリーズ(Julie’s)ピーナッツバターサンド
塩気のあるクラッカーにピーナッツバタークリームを挟んだビスケット。2枚ずつ小分けになっている。
マレーシアのビスケットと言えば、まず名前が出るブランド。
軽いクラッカーの間に、ピーナッツバターのクリームが挟んである。甘さと塩気がほぼ半々で、甘いものが得意でない人でも食べやすい。
2枚ずつ小袋に入っているので、職場に配るのにも向いている。マレーシア土産の定番になっているのはそのためだ。
2位 ベリーズ(Beryl’s)ティラミスアーモンドチョコ
アーモンドをチョコで包み、ティラミス風味のパウダーをまぶしたもの。
楽天市場で「ベリーズ ティラミス アーモンドチョコレート」を探す
クアラルンプールの空港の売店に、ずらりと並んでいるチョコレート。ベリーズはマレーシアのチョコレートメーカーだ。
一番の定番が、このティラミス味。ローストしたアーモンドをチョコで包み、ココアとコーヒー風味のパウダーをまぶしている。
チョコなので、夏場の通販は気をつけたい。クール便を選べるショップを探すか、涼しい季節に頼むほうが安心だ。
3位 Khong Guan(コングアン)チョコ味クラッカー

塩気のある軽いクラッカーの片面に、チョコ味の甘い衣をかけたもの。
KOKYO MARKET で見る(4,600円) / 楽天市場で「Khong Guan チョコ味クラッカー 120g」を探す
ここから3品は、KOKYO MARKETで買える。
Khong Guanは1947年にシンガポールで生まれたビスケットメーカーで、マレーシアのスーパーでも棚の一角を占めている。KOKYO MARKETの商品はシンガポールのバーコードだが、マレーシアの人にとっても昔からなじみのある味だ。
このクラッカーは、塩味の軽い生地の片面にチョコ味の衣がかかっている。甘さが先に来て、あとから塩気が追いかけてくる。紅茶にもコーヒーにも合う。
4位 Khong Guan クラシック チョコウエハース

ウエハースとチョコクリームを何層にも重ねた、昔ながらの形。
KOKYO MARKET で見る(14,400円) / 楽天市場で「Khong Guan クラシック チョコウェハース 350g」を探す
同じKhong Guanの、甘い側の定番。
薄いウエハースとチョコクリームが交互に重なっていて、クリームの層が厚い。1枚で満足感がある。
350gと量が多いので、家族でつまむお菓子として常備するのに向いている。
5位 Khong Guan ソルトチーズ

塩とチーズの味がしっかり付いた薄焼きのクラッカー。200g。
KOKYO MARKET で見る(8,300円) / 楽天市場で「Khong Guan ソルトチーズ 濃厚チーズ」を探す
甘いものが続いたら、これを挟む。
薄いクラッカーに塩とチーズの味が付いていて、チーズ味のスナック菓子に近い感覚で食べられる。ビールのつまみにもなる。
KOKYO MARKETにはバーベキュー味もある。
6位 マミー モンスター(Mamee Monster)
細い揚げ麺を砕いて味を付けたスナック。小袋が何袋かまとめて入っている。
マレーシアで子どもに人気の駄菓子。作っているマミー(Mamee)は、即席麺も出しているマレーシアの食品会社だ。
中身は、細い揚げ麺を砕いて味付けしたもの。袋の上から手で揉んで細かくし、そのまま口に流し込む。日本のベビースターラーメンを思い浮かべるとわかりやすい。
小袋がまとめて入っているので、少しずつ食べられる。
7位 マンチーズ(Munchy’s)オートクランチ
オーツ麦を固めて焼いたクッキー。小分けの袋に入っている。
マンチーズは、マレーシアのビスケットメーカー。オートクランチは、オーツ麦をぎゅっと固めて焼いたクッキーだ。
ザクザクとした歯ごたえがあり、グラノーラバーに近い。プレーンのほか、ダークチョコなど味の種類がいくつかある。
これも小分けの袋に入っていて、持ち歩きやすい。
8位 ハップセン(Hup Seng)クリームクラッカー
甘くない四角いクラッカー。マレーシアではコーヒーに浸して食べる人が多い。
見た目はただの四角いクラッカーで、甘くない。それでもマレーシアでは、家に常備しておく定番になっている。
食べ方が変わっていて、甘いコーヒーに浸してから口に運ぶ人が多い。
日本で試すなら、ホワイトコーヒーを1杯用意して、同じように浸してみるといい。
9位 ミスターポテト(Mister Potato)
筒に入った成形ポテトチップス。マレーシアのスーパーではどこでも見かける。
筒に入った成形ポテトチップス。マミーと同じグループのブランドで、マレーシアのスーパーやコンビニならどこでも見かける。
日本の成形ポテトチップスと形は似ているが、味の種類が違う。バーベキューやホットアンドスパイシーなど、濃い味のものが多い。
ほかに、お土産でよく名前が挙がるものとして、LOT100(ロットワンハンドレッド)のグミもある。フルーツ味の小袋グミで、楽天で探せる。
マレーシアのお菓子はどこで買えるか
欲しいものによって、買い先はこう分かれる。
- ホワイトカレー麺、カヤ → カルディの店舗かオンラインストア
- Khong Guanのクラッカー・ウエハース → KOKYO MARKET
- ジュリーズ、ベリーズ、マミー、マンチーズ、ハップセン、ミスターポテト → 楽天市場
通販でまとめるなら、候補は2つになる。
→ Khong Guanのビスケットを直輸入で扱っている。マレーシアの隣国インドネシアのDekaのウエハースや、ルンダンの素、ココナッツミルクなど東南アジアの食品も同じ店で頼める
- 楽天市場
→ ジュリーズやベリーズのように、マレーシアのブランドを指名して探すときに。輸入代行の店も多いので、送料と届くまでの日数を見てから頼む
KOKYO MARKET で買えるおすすめ商品
この記事で紹介した商品の多くは、輸入食品・お酒の通販サイト KOKYO MARKET で購入できます。中国・台湾・韓国・ベトナムの食材から海外のビール・ワインまで、日本ではなかなか手に入らない商品を直輸入で取り扱っています。

Khong Guan チョコ味クラッカー 120g – 程良い塩気と甘みが絶妙な本場の味 / Khong Guan Malkist Salut Cokelat 120g 4,600円
Khong Guan クラシック チョコウェハース 350g – 甘くクリーミーなサクサク食感 / Khong Guan Classic Chocolate Wafer 350g(12×2cs) 14,400円
Khong Guan ソルトチーズ BBQ 200g – おやつやおつまみに最適! / Khong Guan Saltcheese BBQ 200g 10,100円
Khong Guan ソルトチーズ 200g – 濃厚チーズが広がる絶品ビスケット / Khong Guan Saltcheese Keju 200g 8,300円
KOKYO MARKETでマレーシア料理の材料もそろえたいなら、ココナッツミルクも一緒に頼んでおくと便利だ。カヤを手作りするときにも使える。

近所の店で探したい人は、マレーシア食材が買えるスーパー・通販まとめで、カルディ以外の実店舗を比べている。
買う前に見ておきたいこと
「マレーシア風」は原産国ではない。 パッケージにマレーシアの国旗や地名が入っていても、日本やタイで作られた商品はある。裏のラベルで原産国を確かめる。
夏のチョコは配送方法を見る。 ベリーズのようなチョコは、真夏の常温便だと溶けて届くことがある。クール便に対応しているショップを選ぶ。
楽天の輸入代行は日数がかかる。 現地から取り寄せる店だと、届くまで1〜2週間ほどかかる。急ぐなら、国内に在庫がある店を選ぶ。
ハラル認証のマーク。 マレーシアのお菓子の多くには、政府機関JAKIMの認証マークが付いている。必要な人は発行元まで確認したい。
マレーシアのお菓子を現地で買う予定がある人は、マレーシアのお菓子・お土産おすすめ10選と、配りやすい個包装のものを集めたマレーシアのお土産お菓子|ばらまき・個包装のおすすめ10選も見てほしい。
まとめ|カルディではホワイトカレー麺とカヤ、お菓子は通販で
カルディ公式オンラインストアに、マレーシアのお菓子は2026年10月29日の時点で1品も無かった。マレーシアのバーコードが付いた商品は、ペナンホワイトカレー麺の1品だけ。お菓子の代わりにカルディで手に取れるのは、この麺とシンガポール製のカヤくらいになる。
マレーシアのお菓子を食べたいなら、最初はジュリーズのピーナッツバターサンドを楽天で、Khong GuanのクラッカーをKOKYO MARKETで頼むのが早い。甘いものとしょっぱいものを1つずつ選べば、マレーシアのおやつの棚の雰囲気はつかめる。
カルディのほかの国のお菓子はカルディで買える世界のお菓子に、同じやり方で調べたインドネシア版はカルディで買えるインドネシアのお菓子は?にまとめている。



