台湾No.1ドリンク「蘋果西打(アップルサイダー)」を飲んだ感想!・おすすめ度・入手場所

台湾でNo.1ドリンク「蘋果西打(アップルサイダー)」とは 台湾食品・ドリンク

「台湾 蘋果西打(アップルサイダー)」は、台湾で幅広い年代のかたに愛されている台湾生まれのりんご味炭酸飲料です。

発売から50年以上の歴史をもつロングセラー商品であり、今なお売れ続けているので、台湾の国民的人気ドリンクと言えます。

「食を大切にする国」としても知られる台湾の人たちに、こんなに長く愛されているからには美味しいに違いないのですが、蘋果西打(アップルサイダー)とはどんなドリンクなのか、私が実際に飲んでみた感想をお伝えしたいと思います。

蘋果西打(アップルサイダー)は、台湾国内ならどのスーパーへ行ってもあるというくらいメジャーな商品なのですが、日本ではそうもいきません。置いているお店がほとんどないのです。

そこで今回は、蘋果西打(アップルサイダー)はどこに行けば買えるのか、また、お得に買えるおすすめのネット通販サイトもあわせてご紹介します!

台湾でNo.1ドリンク「台湾 蘋果西打(アップルサイダー)」を飲んだ感想

それでは早速、蘋果西打(アップルサイダー)とはどんな味のドリンクなのか、成分はどうなっているのか、実際飲んでみておすすめ度はどのくらいかを順にお話ししていきます。

蘋果西打(アップルサイダー)の味

蘋果西打(アップルサイダー)は、まずひと口目でりんごの香りをしっかり感じられます。フルーティです。美味しい。

炭酸はあまり強くないです。これが幅広い年代のかたに愛される理由のひとつかもしれません。

コーラや三ツ矢サイダーよりも炭酸が弱いので、小さな子供でも飲みやすいと思います。

当然ながら味はちゃんとりんご。すっぱさはほとんどなく、甘いです。結構甘いのですが、後に残るようなしつこい甘さではありません。炭酸の爽快感も手伝って爽やかな甘さです。

330ml缶1本を飲み干した後でも、口の中をリセットしたくなるような甘さは感じません。

アジア系の食品や飲み物というとクセが強いのではないかと警戒しがちですが、感じる香りはりんごだけです。全くクセはなく、トロッとした濃度もないので、さらっとした飲み心地。日本の人たちでも味や香りに抵抗なく飲めると思います。

また、食事のときのドリンクにしてもいいです。ヨーロッパだとりんご炭酸飲料の「アップルタイザー」や、アルコールの入っている「シードル」を料理に合わせたりしますが、蘋果西打(アップルサイダー)も同じように使えます。

蘋果西打(アップルサイダー)の成分

私自身そうなのですが、甘い飲み物と聞くと気になるのは「これ飲んだら太るんじゃないかしら」ということ。確かに、無糖の炭酸水やお茶より心配になるのはもっともです。

そこで、蘋果西打(アップルサイダー)の材料と栄養成分を見てみたいと思います。

特に変わった原材料名は見受けられません。日本で売られている一般的な甘い系炭酸飲料と変わらないです。りんごの果汁がちゃんと入っているのが嬉しいですね。

次に、栄養成分です。

「蘋果西打(アップルサイダー)1缶330ml分の栄養成分標示」

エネルギー140kcal
たんぱく質0g
脂質0g
炭水化物35g
32g
ナトリウム20mg

蘋果西打(アップルサイダー)1缶(330ml)のエネルギー量は、約140キロカロリーです。

農林水産省のサイトによると1日に必要なエネルギー量は、”活動量の少ない成人女性の場合は、1400~2000kcal・男性は2200 ±200kcal程度が目安です。” とのこと。

蘋果西打(アップルサイダー)のカロリーは気にするほどではなさそうです。

ちなみに、ご飯茶碗に軽く一杯盛った白米は約240kcalあるとか・・・

あと気になるのは糖。1缶(330ml)に含まれる糖は32gと書いてあります。

これは、一般的な甘い炭酸飲料と比較すると少なめだと思います。例えば100gあたりに含まれる糖の量で考えると、蘋果西打(アップルサイダー)は9.7gなのに対してコーラは12.2gです。

最近では糖質を過度に制限することは、健康にとってよくないということがわかっています。疲れやすくなる・脳が正常に働かない・筋肉がおちてしまうなどのリスクがあるそうです。

とは言え、糖質の取りすぎは肥満の原因になるし健康に悪いのは間違いないところですから「ほどほど」が大切ということですね。

ちなみにですが、私は蘋果西打(アップルサイダー)1本で「甘いモノ欲」が満足してくれるので、他のおやつはストレスなく我慢可能。1日に何本も飲むということでなければ、アイスやケーキを食べるよりはいいのかなと思います。

蘋果西打(アップルサイダー)のおすすめ度

蘋果西打(アップルサイダー)のおすすめ度はかなり高いです。

単純に美味しいということに加えて、ちょっとした手土産にも喜ばれそうな商品だからです。

日本ではあまり見かけない飲み物というだけでなく、クセがなく微炭酸なので万人が受け入れやすい、そしてレトロでかわいいパッケージは写真映えします。

日本の炭酸飲料でフルーツ味というと、オレンジやグレープが多いような気がします。アップルサイダー自体が日本では珍しいですよね。

蘋果西打(アップルサイダー)は、味も香りも主張が強すぎないので、食事とあわせて楽しむこともできます。

フルーツ味の炭酸というと子供のためのドリンクというイメージが強いですが、フルーティーで透明感ある色味と爽やかな甘さの蘋果西打(アップルサイダー)は、お酒と割ってもおいしいですよ。

なかでもおすすめはウィスキーと割ること。ハイボールよりもさらに飲みやすいので、平日の家飲みや、食後のデザートリキュールとしてもぴったり。

また、化学合成で作られる合成着色料が入っていないところもおすすめポイントです。

台湾 蘋果西打(アップルサイダー)の入手場所

蘋果西打(アップルサイダー)の難点は、日本だと「置いているお店ほとんどがないこと」です。

KALDI(カルディ)などの輸入食品を扱うお店や、話題の商品が安いドン・キホーテなどで売っていることがあると聞いたので行ってみたのですが、見つけられませんでした。

そこで、実際に私が蘋果西打(アップルサイダー)を入手したお店と、遠方のかた向けにはお得に購入できるおすすめのネット通販サイトをご紹介したいと思います。

台湾 蘋果西打(アップルサイダー)がお得に買えるおすすめネット通販サイト「KOKYO」

蘋果西打(アップルサイダー)は、大手通販サイト楽天市場Amazonでも買うことができますが、お値段的にKOKYOのサイトがおすすめです。

「KOKYO」は、名前のとおり「故郷」の味を日本で、というコンセプトでつくられた在住外国人向けの食品オンラインショップ。それだけに、台湾や中華の食材はかなり充実しています。

ドリンクはもちろん、福鳳梨酥(パイナップルケーキ)など人気のお菓子・本場の調味料・麺類・漬物など幅広い品揃えです。特に冷凍の水餃子は種類が豊富で、馴染みのある豚肉餡だけでなく、魚餡(サワラ)や、日本でも熱烈なファンのいるパクチーが入ったものまであります。見たこともないような食材も売られていて楽しいです。

価格が全体的に大手通販サイトと比べて安いところも魅力です。

また、5,000円以上買うと送料が無料になるので、重い飲み物のまとめ買いをする際は特におすすめします。

KOKYOのサイトは台湾市場と中華市場という項目に分かれているのですが、蘋果西打(アップルサイダー)は台湾市場のドリンク・お酒のページにあります。

ちなみにKOKYOでは、現在、蘋果西打(アップルサイダー)がセール中でかなりお得。

330ml缶の24本セットが通常価格4,000円のところ、3,200円になっています。1本あたり約133円はネット通販で最安の価格だと思います。(2022年6月現在)

台湾 蘋果西打(アップルサイダー)が買えるお店「愛龍號(あいりゅうごう)」

愛龍號(あいりゅうごう)の場所を地図で確認する

愛龍號(あいりゅうごう)さんは、横浜中華街の関帝廟通りにある中華食材の専門店。みなとみらい線の「元町・中華街駅」から徒歩5分くらいのところにあります。こじんまりした店内は、中華食材・スパイス・お茶・缶詰などがぎっしりです。

探していた蘋果西打(アップルサイダー)は店内片隅に置いてありました。

会計に持っていくと「冷えたのがいいんじゃない?」と、お店のかた。

こちらのお店では飲み物は常温です。中国や台湾では冷たい飲み物をあまり飲まないといいますが、私は日本生まれの日本育ち。ふたつ返事で冷えたのをお願いすると、すぐに店の奥から冷えた蘋果西打(アップルサイダー)を持って来てくれました。

その日は、30度を超える8月の暑い日だったので、優しい心遣いがうれしかったです。

お店を出てそのまま山下公園のベンチでいっきに1本飲み干すと、りんごの優しい甘さに疲れが癒され、炭酸でシャキッと気分転換できました。

蘋果西打(アップルサイダー)の価格

蘋果西打(アップルサイダー)は、比較的手頃な価格で入手できます。

330ml入りの缶が実店舗なら1本120円くらいから買えます。ネット通販だと安くても170円くらいします。現在セール中のネット通販サイトKOKYOの価格は、1本あたり約133円なので、かなりお得ですね。(2021年8月現在)

実店舗の方が安く入手できる可能性が高いのですが、なかなか見つけられない商品なので、かかる交通費・時間・手間のことを考えるとネット通販を利用するのも一案です。

まとめ:蘋果西打(アップサイダー)はハマりそう!アルコールと割ってもGood!

今回は、台湾No.1ドリンク蘋果西打(アップルサイダー)をご紹介しました。

実際に飲んでみて長い間台湾の人たちに愛されている理由がわかりました。りんごのフルーティな香りと、クドくない甘さに微炭酸の組み合わせが飲み飽きない美味しさです。

この味と、レトロでかわいいパッケージの相乗効果で、なんとなく懐かしい感じがします。

また、子供だけでなく大人も楽しめるドリンクです。食事と合わせたり、アルコールと割って飲むのもいいです。

家飲みするかたは、ウィスキーを蘋果西打(アップルサイダー)で割ったカクテルをぜひ試してみてください。飲みやすくて美味しいのはもちろん、おしゃれでゴージャスな気分が味わえます!

今のところ、蘋果西打(アップルサイダー)は、日本のお店では見つけにくい商品です。

そのため、入手はネット通販を利用するのが簡単かもしれません。特にまとめ買いを考えている場合は結構な重さになるので、通販でラクするのが吉かと思います。

お友達へのちょっとした手土産にもおすすめですよ。

KOKYO