今、日本では台湾/中国食ブームが広まりつつあります。
台湾でいうと、台湾カステラに台湾かき氷、豆花など数多くの台湾スイーツを扱うお店が東京や大阪をはじめとして出店しています。
そんな台湾で人気があるのが、タピオカドリンクをはじめとする飲料です。
台湾発祥のタピオカドリンクをはじめ、お茶系のドリンクやジュース系のドリンクなど、たくさんのドリンクスタンドが台湾で見られます。
中国産の飲料は、健康ブームにより、漢方から派生したドリンクが日本では人気が出てきています。
本場台湾や中国を訪れてドリンクスタンドで買ったお気に入りドリンクを楽しみながら街を散策できればいいですが、今はなかなか海外旅行にも行けない状況です。
せめて日本国内で台湾・中国の雰囲気を味わいたい!
今回は、そんな方にもおすすめの台湾や中国に行かなくても日本で手に入る人気のドリンクをご紹介します。
その他、現地で大人気の「日本で買える中国/台湾食品・ドリンク」をお探しですか?こちらの記事ではジャンル別に人気ランキングをまとめているのでお気に入りの台湾食材を見つけたい方は是非チェックしてみてください▼
Contents
日本でも買える!台湾で人気のドリンク5選
さまざまな種類のドリンクが楽しめる台湾のドリンクスタンドですが、本場台湾まで訪れることは、なかなか困難です。
そんな時には、日本でも通販などで購入できる台湾の缶入りドリンクを楽しんでみてはいかがでしょうか。
台湾コーラとも呼ばれる「黒松 沙士 (サルサパリラ)」
台湾に住んでいる方には馴染みの深いこちらの飲料は「サルサパリラ」で、別名を台湾のコーラとも呼ばれます。
普通のコーラとは違った少しクセのある味わいが特徴で、日本でいう「ドクターペッパー」や「ルートビア」を思い出す味という声もあります。
コーラの味わいの中にミント系の風味があるので「湿布みたい」や「歯磨き粉みたい」との意見もありますが、飲み進んでいくうちにいつの間にかやみつきになってしまう味です。
中国や台湾の国民的ドリンク「王老吉(ワンラオジー)」
台湾をはじめ中国でも、幅広い世代に人気のお茶がこのワンラオジーです。
王老吉は、スーパー、コンビニ、個人商店など、中国で売っていない場所はないと言われるほど、最もメジャーな国民的ドリンクです。あのコカコーラをしのぎ、ドリンクシェアトップに君臨。老若男女から熱烈な支持を受けています。
日本で飲むようなお茶の味ではなく、砂糖で甘く味つけしてあることが特徴。
中身は砂糖入りの漢方茶で、味は炭酸抜きのルートビアに近いと言われています。薬草成分が配合された清涼飲料は涼茶(リャンチャ)といって、身体の熱を放出する効果があると言われ、中国では、真夏や運動後、体調不良時、火鍋を食べる時など、上火(のぼせるという意味)を改善する為に飲む習慣があります。
また薬草や漢方も入っており現地のCMでは「飲むと健康になる」と謳っているので、エナジードリンクのような位置づけの飲料のようです。
日本人の口にも合う「仙草蜜」
台湾で昔からよく食べられている人気のスイーツ「仙草ゼリー」入りのお茶飲料です。
仙草ゼリーとは、シソ科の植物である仙草を乾燥させたものを煮詰めるとできるトロッとしたゼリーのようなもの。
仙草は、解毒作用や解熱作用のほか熱中症や高血圧にも効果があると言われており、健康のために食べる人も多い食材です。
台湾では仙草ゼリーは、白玉やフルーツと一緒にスイーツとして食べられることが多く、冬は温めて葛湯のようにして飲むこともあります。
仙草蜜は、甘く味つけしたお茶に仙草ゼリーがたっぷりと入ったお茶飲料です。
「甘く味つけしたお茶」と聞くと抵抗がありますが、ほうじ茶やウーロン茶のような味わいなので、砂糖を入れた紅茶のような味わいです。
日本人にも飲みやすいドリンクなので、一度試してみてはいかがでしょうか。
やさしい味わいがクセになる「台湾 蘋果西打(アップルサイダー)」
レトロなパッケージがかわいらしい台湾のりんご果汁の炭酸飲料です。
素朴な味わいで台湾では古くから愛されている、日本でいう「三ツ矢サイダー」のような位置づけの人気飲料です。
台湾では、コンビニやスーパーで必ずと言っていいほど見かけるドリンクです。
また台湾では缶ではなくペットボトルでも売られているので、みんなとシェアしながら飲むこともできます。
キメの細かい微炭酸とクセのないやさしい味わいで、日本でもファンが多いことが特徴です。
かわいらしい見た目に思わずパケ買い「名屋 芒果牛乳 (マンゴーミルク)」
牛とマンゴーを組み合わせたイラストがかわいらしい台湾のマンゴーミルク飲料です。
ラインナップにはマンゴーミルクとリンゴミルク、パパイヤミルク、バナナミルクがありますが、日本で買うことができるのは、このマンゴーミルクとバナナミルクのみです。
かわいらしい見た目についついパケ買いしてしまうこと間違いなしの一品。
キッチンに飾っておくのもおすすめです。
中国で人気のドリンク・飲料ジュース7選
意外かも知れませんが、中国人は甘い飲み物が大好き。緑茶もウーロン茶もジャスミン茶もお砂糖入りなのは、日本人からするとちょっとびっくりです。中国のドリンクは基本甘いと覚えておいて間違いないでしょう。それでは、甘~い人気ドリンク7選です。
旺仔牛奶(ワンザイニョウナイ)
中国キッズの憧れ、旺仔ミルク!ロングセラー飲料で、中国人なら誰もが飲んだことのある甘~い練乳ミルクです。同じ味のソフトキャンディーも発売されており、日本の不二家ミルキーのような味わいなのだそう。乳飲料ですが、缶入りで9ヶ月常温保存可能なので、物産展でも良く見かけます。冷やしても美味しいですが、寒い日に温めてホットミルクにして飲むのもおススメ。中国ではこの缶の顔に落書きをするのが流行っているんだとか。
椰樹 天然汁椰子(牌椰)汁」(ココナッツミルクジュース)
中国のハワイと言われる海南島の完熟ココナッツから作られた、ココナッツミルクジュースです。中国では30年以上も愛され続けているブランドで、誰もが一度は飲んだことがあるんだそう。電車の中吊り広告のような、何とも独特なデザインのお陰で、初心者は手に取る事をためらってしまいそうですが、こちらも中国ではベストセラーのド定番ドリンク。日本国内でも、中国人が多く住む地域の一般的なスーパーで導入されているほど、高い需要があります。甘さすっきりで、冷やしても温めても美味しいです。
康師傅 冰紅茶(ビンホンツァー)
中国の定番アイスレモンティーです。中国全国のスーパー、コンビニに必ず売っているので、一度は目にした事があるのではないでしょうか。康師傅(カンシーフー)という大手食品メーカーの商品で、イケメンタレントを起用したCMが多く露出しています。日本のアイスティーよりもお茶の味が濃厚で、少し甘めの印象です。
康師傅 酸梅湯(サンメイタン)

酸っぱい梅の湯と書いて、サンメイタン。甘酸っぱい梅ジュースです。ジュースと言ってもそのは中国、実は伝統的な薬膳ドリンクでもあります。青梅を真っ黒くなるまで燻製にした烏梅、サンザシ、ハイビスカス、陳皮、甘草などを煮だして作ります。燻した梅が入っているので、スモーキーな香りが特徴的。疲労回復、抗菌、消化促進効果があり、夏場の不調に最適です。水分補給と夏バテ防止に、よく冷やして飲むのがおススメ。こちらも康師傅の商品です。
娃哈哈 AD钙奶(ADガイナイ)
商品名のAD钙奶は、ビタミンAとD、钙=カルシウム、奶=ミルク、なので、ビタミンA・Dとカルシウムを強化した乳飲料、という意味の名前です。中国人が子供の頃から慣れ親しんだ、甘酸っぱい青春の味。サラサラの液体で日本のヤクルトに近い味です。製造しているのは、娃哈哈(ワハハ)という乳飲料メーカーで、中国では最大手、世界では第5位となり、創業者はなんと富豪ランキング中国1位です。
露露 杏仁露(ルール―)

最近日本でもアーモンドミルクを見かけるようになりましたが、中国では露露(ルール―)という名のアーモンドジュースが親しまれています。露露は厳選された野生アーモンドを使用して作られており、アーモンドによる美肌効果、便通改善、コレステロール値降下などが期待できるため、特に女性人気が高いです。中身は真っ白なサラサラの液体で、ほんのり甘く杏仁豆腐のあの香りがあります。ミルクというよりはもっと薄くて、杏仁ジュースといった感じ。後味が独特なので、好き嫌いが分かれるみたいです。
茶π(ファイ)
K-POPアイドル、BIGBANGのG-DRAGONさんが広告モデルに起用されるなどして、日本でも話題になった茶πです。ピーチウーロン、グレープフルーツジャスミン、柚子緑茶、ローズライチティーなど、バリエーションも豊富に展開しています。フレーバー中国茶ではあるものの、どれも甘い仕上がりになっていますが、クセがなくスッキリした味わいと、オシャレなパッケージが人気を集めています。
番外編: 「中国でもコカ・コーラブランドは大人気!」

飲料世界大手のコカコーラも中国進出しています。日本でもお馴染みのジュースは、もちろん中国でも大人気。
コカコーラ(可口可乐)、スプライト(雪碧)、ファンタ(芬达)はオリジナルデザインの特徴を残しつつ、上手くローカライズ出来ているようですね。
【中国/台湾産ドリンク・飲料が買える】おすすめのネット通販サイト

中国のドリンクは、日本とはひと味違うものがあって興味深いですね。試してみたいドリンクは見つかったでしょうか。飲料は重たいので、まとめ買いする時はネット通販がおススメです。Amazonや楽天も品揃えが優秀ですが、他に中華食材も購入するのであれば、中国物産展のネット通販でまとめてしまえば送料もお得です。
KOKYO
おそらく輸入食品ネット通販では最大級です。
KOKYOでは、特に台湾や中国産の食品・飲料を多く揃えています。
価格も楽天やAmazonと比べて安いのが特徴です。(特にジュース24本など、ケース売りの商品はお得に買えるかもしれません)
そして、中国語(繁体字・簡体字)も対応しているので、おそらく日本にいる台湾人、中国人からも支持されているようです。
お気に入りの中国食品・食材・ドリンクを定期購買するならKOKYOがおすすめです。
アジアンストア
東南アジア各国の食材が豊富に揃う、関東エリア最大のアジア食材専門の総合スーパーです。路面店は「華僑服務社」の名前で新大久保にありますが、遠方の方は同社が運営するネット通販の「アジアンストア」の利用が便利です。中国食材がかなり充実しており、上記で紹介したドリンクはほぼ全て購入可能です。
本味主義
故郷中国本来の味を届けたい、という気持ちから作られたオンライン物産展。運営者が中国と台湾出身のため、本場の厳選商品が揃っています。取り扱い食材カテゴリーが多く、非常に見やすいページ構成になっているので、見ているだけでも楽しいです。
天華中華物産
こちらも中国の方が運営しているショップです。中国と台湾で人気のアイテムを集めた商品ラインナップで、紹介した人気ドリンク全ての取り扱いがありました。本家ホームページは中国語表記のみですが、Yahoo!店なら日本語表記です。さらにユーザー高評価ストアに認定されており、ほとんどが日本語の良い口コミばかりでしたので、安心してお買い物できます。
台湾には人気のドリンクスタンドがたくさん!【日本にも続々と出店!】

日本の沖縄よりも南に位置する台湾は、蒸し暑い亜熱帯の気候が特徴です。
そのため、水分補給のためのドリンクスタンドが街中いたるところに見られます。
ドリンクスタンドではお好みのドリンクをテイクアウトできるので、ドリンクを片手に街を散策している人をあちらこちらで見ることができます。
店の規模もさまざまで、大手ドリンクチェーンから屋台のような小さなお店まで数多く出店されています。
黄色と青色の看板が目を引く「50嵐」
台湾の大手ドリンクスタンドの50嵐は、街中のいたるところに店舗を出しています。
ドリンクは「お茶系」「タピオカ系」「ミルクティー系」「フレッシュジュース系」「ラテ系」など幅広く種類が選べることが魅力です。
生クリームをウーロン茶に浮かべた「ウーロン茶with生クリーム」や「プリン入りミルクティー」さらに日本でお馴染みヤクルトを混ぜた「ヤクルトレモンジュース」など珍しいドリンクが揃っています。
タピオカの大きさが2種類から選べるのも人気のポイントです。
フルーツティーが人気の「一芳」

日本でも東京や大阪に出店している「一芳」は、水果茶と呼ばれるフルーツティーに特化したドリンクスタンドです。
素材の品質の良さや、果物本来の甘さを感じられるフルーツティーは、使用する材料は全て台湾製にこだわった本格派。
また果物の味わいを生かすために果汁は加えないなど、しっかりとした品質へのポリシーが感じられるお店です。
安心安全なフルーツティーが飲みたいという方におすすめです。
タピオカミルクティー発祥の春水堂が経営する「茶湯會」
![日本初上陸】タピオカミルクティー発祥の店・春水堂の台湾ティースタンド 「TP TEA」オープン | Holiday [ホリデー]](https://image.hldy-cdn.com/c/w=660,a=0,r=auto,f=webp:auto/holiday_event_images/13789/13789.jpg?1530582872)
1980年にタピオカミルクティーをはじめて紹介した「春水堂」がプロデュースする持ち帰り専門のドリンクスタンドが「茶湯會」です。
「春水堂」は店内でドリンクを飲むことができるカフェですが、「茶湯會」はテイクアウト専門なので店内でドリンクを飲むことはできません。
「茶湯會」で人気があるのは、ウーロン茶を牛乳で割ったミルクティーのような味わいの「觀音拿鐵」です。
台湾のドリンクスタンドでは一般的に氷の量と砂糖の量をお好みで選ぶことができます。
「觀音拿鐵」は茶葉の味わいを楽しむため微糖でオーダーするのがおすすめです。
茶湯會でもタピオカは大小の2サイズから選ぶことができます。
オリジナリティあふれるメニューが魅力の「十三月 TREDECIMBER」

お茶やブレンドティー、タピオカ入りのミルクティーなどを扱うお店です。
十三月 TREDECIMBERでは、緑茶のような味わいの台湾烏龍茶である青茶や、紅茶、冬瓜茶など他ではあまり見られない、オリジナリティのあるメニューが特徴です。
また竜眼やシナモンの香りのするプーアル茶や冬瓜茶を使ったミルクティーもおすすめ。
ブラックタピオカやホワイトタピオカ、寒天やアロエ、愛玉などをトッピングして好みの仕様にカスタマイズすることができます。
黒糖タピオカミルクが人気の「老虎堂 TIGER SUGER」
台湾でブームになった黒糖タピオカミルクが人気の老虎堂 TIGER SUGERです。
日本でもブームになり東京と大阪に数店舗が出店されました。
黒糖でじっくりと煮詰めた大粒のタピオカに、牛乳と生クリームを注いだ人気メニューは、やさしい甘さのタピオカとコクのある牛乳がマッチしてとても美味しい一品です。
熱いままのタピオカを黒糖シロップごとカップに注ぎ、冷たい牛乳を混ぜることで、よりいっそうタピオカのモチモチとした食感が楽しめます。
・ヘルシーなスムージーが美味しい「金魚健康果昔」
たっぷりのフルーツを使ったスムージーを売りにしている金魚健康果昔では、スムージーのベースにお茶が入っていることがポイントです。
店の名前にもなっているスムージーの他に、お茶の種類も多く扱っています。
フルーツの味を生かした甘さ控えめのスムージーで、飽きることなく最後まで楽しめます。
冷たい飲料だけでなく冬には温かいお茶も扱っているお店です。
台湾を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
まとめ:輸入食品・飲料ブーム到来!
いかがでしたか?日本にいても通販で購入できる台湾・中国産の人気ドリンクをご紹介しました。
歴史と漢方医学に基づいた考えから生まれた飲料は、中国の文化を象徴しているようで、非常に興味深いですね。健康管理に、水分補給に、また火鍋などの中華料理と相性抜群なので、ぜひ一緒に試してみて下さい。
近年、日本に到来している台湾・中国食品ブーム。
街のいたるところにドリンクスタンドのある本場台湾に行って、現地でドリンクを楽しめれば言うことありませんが、なかなか海外旅行に出ることもできませんよね。
そんな時には、通販で買える台湾・中国のドリンクで雰囲気を味わってみませんか?
韓国食品も買えるサイトも紹介しているので輸入食品にハマっている方は必見です▼