日本に負けず劣らずとも台湾は、麺の種類が豊富で日本と同じ麺王国ともいえます。
例えば台湾人のソウルフードと言えば、牛肉スープが特徴的な牛肉麺(ニウロウミェン)や、B級グルメのひとつである、そうめんに似た線麺(ミエンシェン)も有名です。
そこで味や太さ、汁のあり・なしなど、すべてが異なる台湾麺を購入できることができるネット通販、オンラインショップを紹介していきます!
Contents
そもそも台湾麺ってなに?
台湾の麺類は、麺の素材が小麦だけではなく、卵や米粉などで作られていたり、温かい・冷たいや、汁のあり・なし、中の具材の種類によっても麺の太さなどが異なったり、名前が付けられていたりと、豊富なパターンがあるのが特徴的です。
(ちなみに「台湾ラーメン」の発祥は台湾ではなく、名古屋ですので、そちらは日本発の麺類です、、)
本場台湾で人気の麺類が買えるおすすめネット通販・オンラインショップ6選
それでは人気の台湾ヌードル・麺類がお得に買えるネット通販をご紹介します!
1. KOKYO

国内最大級の輸入食品オンライン通販サイト。台湾で人気の食品・ドリンクを多く取り扱っている。
もちろん台湾麺類の種類も豊富。
5000円以上買えば送料もかからないのでもしかしたらスーパーで買うよりもお得に買えちゃうかも。
多言語対応しているサイトなので、中国語でも対応しているので日本に住む台湾や中国の方にとっても使いやすいサイトです。
2.宇宙網購 Yahoo!ショッピング店
台湾駐在のスタッフが買い付けをしていて、売られている麺類はなんと100商品以上!(※2021年7月現在)
袋麺・カップ麺の両タイプが販売されており、台湾で有名な麺類だけではなく、日本で有名な麺類も台湾仕様で販売されている事もあるので要チェックです。
また欲しい商品が置いてない場合は、リクエストも受け付けているそう。
その他にもパイナップルケーキの種類が他店と比べて多かったり、台湾の調味料や缶詰、食品にとどまらず化粧品までもと幅広く販売しています。
3.TW Direct 楽天市場店
台湾から直輸送してくれており、イチオシ商品を取り扱うTW Direct 楽天市場店。
台湾を旅行するような気持ちにさせてくれる商品ラインナップで、麺類も70種類と豊富!(※2021年7月現在)
麺類以外にもスイーツや台湾茶など、多数販売しております。もし欲しい商品が置いてない場合は、こちらもリクエストを受け付けているそうです。
4.台湾小集 楽天市場店
台湾出身の店長が毎月のように買い付けを行い、しかも独自のルートを使って通常出回らない商品を仕入れて販売しているオンラインショップ。
最新情報と高品質な商品をタイムリーに、なおかつ安く提供してくれているので、食品だけにとどまらず下着や美容グッツまでも幅広く販売しています。
こちらで最新の台湾商品事情を知れるのではないでしょうか。
5.秀希商店台湾食べ歩き 楽天市場店
アメリカのインスタントラーメンレビューサイト「The Ramen Rater」で発表されたランキングにて、2016年版にトップ10入りした「曽拌麺(ツェンバンミェン)」が販売されてるオンラインショップ。
汁なしまぜそばで、美味しさの秘密は隠し味に使っている紹興酒(しょうこうしゅ)の仲間である「花雕酒(ホワテイアオチユウ)」。
味の種類は「胡麻ピリ辛風味(麻油椒香)」「ネギピリ辛風味(香蔥椒麻)」「ごまだれ(胡蔴醬香)」「干し椎茸肉そぼろ味(香茹肉燥)」の4種類があります。
おすすめはインスタントラーメンレビューサイト「The Ramen Rater」にて9位になった「ネギピリ辛風味(香蔥椒麻)」。
台湾だけではなく世界的にも認められている美味しさなので、食べる価値のある一品です。
6.ダスカコレクション
台湾を代表する有名アーティスト達が作った四川料理のレストラン「KiKi」が、家庭でも楽しめる様にと開発された、汁なしまぜそば。
おしゃれで洗礼されたパッケージが特徴の「KiKi拌麺(キキバンミェン)」が購入できる公式サイトはここだけになります。
添加物が加えられてなく、使われている材料を気にされる方には是非試して欲しい一品。お湯でゆがいて作るタイプ。細麺でツルっとした食感に加え、独特のコシが特徴的です。
味の種類は「花椒チリー」「台湾魚介」「ネギオイル」「香る黒酢」「熟成黒酢チリー」「特製葱ニンニク」の6種類があります。
※ 台湾麺類に関わらず、その他の台湾の食品・飲料・調味料などが購入できるネット通販をこちらの記事で紹介しているので是非チェックしてみてください⏬
台湾の麺類は種類が豊富
では、具体的に台湾発祥の麺類はどんなものがあるのか紹介していきます。
1-1.乾麺(ガンミェン)
見た目の漢字の名前で「乾いた麺」とイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、汁なしまぜそばのことです。台湾の食堂でもよく見かける定番メニューで、現地の台湾では朝から食べる人も多くいらっしゃるほどです。
1-2.牛肉麺(ニウロウミェン)・牛肉湯麺(ニウロウタンミェン)
煮こんだ牛肉とスープが特徴で、小麦の麺から作られれています。台湾で最もポピュラーな麺類になります。
またこの2つの違いですが、「牛肉麺(ニウロウミェン)」には中の具材に牛肉が入っていて、「牛肉湯麺(ニウロウタンミェン)」には牛肉が入っていなく野菜のみになっています。
1-3.麺線(ミェンシェン)
そうめんに似た台湾独自の細い麺を、ダシが効いた温かいとろみのあるスープで煮込んだもので、台湾ではメジャーなファストフードです。
1-4.炒米粉(ピンイン)
米粉の生地で麺が作られたビーフンのことです。しかし市場に出回るビーフンのほとんどはコーンスターチが混ぜられていて、100%米粉で作られたものは実は数少なく、販売されていても値段は多少高めになって販売されています。
調理方法は炒めるだけではなく、スープに入れてでも食べられてもいます。
1-5.榨菜肉絲麺(ザーサイロウスーミェン)
ザーサイと、細切りにした豚肉のラーメンです。あっさりしていて、ザーサイの辛さがアクセントになる麺類です。汁なしと汁ありの両タイプがあります。
1-6.酸辣湯麺(スアンラータンミェン)
日本でなじみのあるスーラータンメンで、酸っぱくて辛いとろみのあるスープが特徴的の麺類です。
1-7.涼麺(リャンミェン)
台湾風冷やし中華です。具材は野菜のみのシンプルなものから、ハムやキクラゲなどの日本でなじみのある冷やし中華と似た具材が入っているものまで、様々なバリエーションがあります。
1-8.意麺(イーミェン)
卵麺を油で揚げてから茹でた、コシのある食感が特徴の麺類です。汁なしと汁ありの両タイプがあります。
1-9.担仔麺(ダンザイミェン)
一言でいうと、肉味噌そぼろ麺です。見た目は坦々麺と似ていますが、スープは辛くはなく、あっさりしているのが特徴です。
1-10.炸醤麺(ジャージアンミェン)
日本で馴染みのあるジャージャー麺で、豚そぼろ肉を使用しているのが特徴です。
1-11擔仔麵(ダンザイミェン)
エビから出汁を取ったエビ味噌ラーメンです。肉そぼろやエビ、香菜やパクチーなどの具材が入っていて、スープは辛くないのが特徴です。
1-12.排骨酥麵(パイグースーミェン)
骨付き豚肉のから揚げがそのまま入っている麺類です。全体的に甘い味付けが特徴で、日本人好みの味付けだといわれています。
どのタイプが好き?ネット通販で買えるあなたにおすすめの台湾麺類をご紹介!
2-1.太麺が好きな方は
汁なしまぜそばの乾麺(ガンミェン)がおすすめ。
ガッツリ系やあっさり系など味にバリエーションがあるので、気分によってお好きな味付けを選ぶことができます。
2-2.中太麺が好きな方は
台湾版冷やし中華である涼麺(リャンミェン)や、日本でも有名な酸っぱくて辛いとろみのあるスープが特徴のスーラータンメン(酸辣湯麺(スアンラータンミエン))がおすすめです。
2-3.平麺が好きな方は
ガッツリ系で汁なしまぜそばがお好みなら、曽拌麺(ツェンバンミェン)の「胡麻ピリ辛風味(麻油椒香)」「ネギピリ辛風味(香蔥椒麻)」がおすすめ。ピロピロした平麺ですので、想像している平麺とは違う舌触りなので驚くかもしれません。
また添加物が入っていない汁なしまぜそばがお好みなら、KiKi拌麺(キキバンミェン)の「台湾魚介」。麺が特製刀削麺になります。
他にも汁あり麺がお好みなら、牛肉麺(ニウロウミェン)・牛肉湯麺(ニウロウタンミェン)。特にコンビニ・スーパーで売切れ続出するほど人気な「満漢大餐(マンハンダーツァン)」がおすすめ。袋麺とカップ麺の両タイプがあります。
2-4.細麺が好きな方は
そうめんに似た麺線(ミェンシェン)や、ビーフンの炒米粉(ピンイン)がおすすめです。
本場台湾で大人気のカップラーメン・ヌードル
台湾旅行中にお土産として選ぶことの多いカップラーメン!
滞在先でどれを食べてみようかと、コンビニやスーパーで迷った経験もあるはずです。
そんなあの日が懐かしくなる、台湾の本気で美味しいカップラーメンを5つ紹介したいと思います!
滿漢大餐(マンハンダーツァン)- 台湾カップラーメンといったらこれ!
滿漢大餐 紅焼牛肉麺(マンハンダーツァン ホンシャオニョウロウメン)
醤油や豆板醤をベースにした濃いめの味づけがされた牛肉麺。有名な台湾人シェフ、傅培梅が開発している。パウチと2種類の調味袋が中に入っており、パウチに入っているゴロゴロとろとろした牛肉が特徴的。
滿漢大餐は、台湾で特別な人気を誇る牛肉麺(ニュウロウメン)のカップラーメン。
牛肉麺は台湾グルメとして人気な食べ物で、牛肉を煮込んだスープと小麦でできた麺が入った麺料理です。
台湾屋台の味を気軽に食べられるということで現地の人だけではなく観光客も購入することが多いカップラーメンなんです。
味は4種類あり、どの味も人気があります!
- 紅焼(ホンシャオ)- オリジナル味。赤く煮込んだ醤油風味
- 珍味(ズンウェイ)- 紅焼(ホンシャオ)のピリ辛味
- 葱燒(ソウショウ)- 煮込みスープにネギを大量に入れて、香り付けをしたもの
- 麻辣(マーラー)- 痺れるような辛さが特徴のマーラー味
トロトロとした牛肉がパウチに入っており、スープも本格的な味で旨味たっぷりです。
その中でも紅焼と珍味は定番。紅焼は醤油ベースで少し漢方や八角などの味がするスープを使用しています。
少しピリッとするのですが、より辛いものが好きという方は珍味を選ぶことが多いです。
手軽に台湾気分が味わいたい方、まだ台湾カップラーメンを食べたことがないという方にはおすすめのカップラーメンです!
ネット通販で購入 – 台湾物産館
台湾の農産品を日本で広く知名度を高めるために作られたオンライン通販。日本で言う、台湾の農林水産省に値する行政が行っている。
台酒TTL 花雕鶏麺(ファデァオジーメン)- 料理酒入り台湾カップラーメン
台湾の漢方スープのような味がするラーメン。細めの乾麺と一緒に4種類の袋(料理酒、油、粉、パウチ)がついている。パウチの中にはゴロっとした鶏肉が入っており、好きな人にはたまらない一品。
台酒TTLは古くからある台湾最大のビール会社で、元々はタバコとお酒を販売していました。
現在はカップラーメンやインスタント麺も販売しているのですが、その大きな特徴は、調味料としてお酒が入っていること!
お酒を取り扱う企業ならではの取り組みですね。
花雕酸菜牛肉麺や麻油鶏麺など他にも様々なインスタント麺がある中で、花雕鶏麺(ファデァオジーメン)は口コミを元に台湾中で広まり、一時期手に入れるのが難しかったほど人気の品です。
花雕は紹興酒の一種で、花雕を使った鶏肉料理は花雕鶏と呼ばれ、ルーツである中国ではよく食べられています。
台湾でも花雕鶏専門店などがあり、冬になると麻辣鍋のように食べたくなる一品だそうです。
花雕鶏麺カップラーメンは、鶏肉と醤油がベースになっているスープで、料理酒によるコクと八角による香りが出ています。
漢方薬のような味づけが好き、料理酒の入ったカップラーメンを試してみたい方には一度味わってほしいです。
ネット通販で購入 – 台酒TTL
100年以上の歴史がある、タバコやお酒を販売していた台湾の民営企業。現在はインスタント麺の販売も行っている。Amazonで購入可能。
曽拌麺 Tseng noodles(チェンヌードル)- きし麺風台湾ヌードル
曽拌麺 Tseng noodles(チェンヌードル)香蔥椒麻
世界の美味しいインスタントラーメンTOP10にランクインした味。太めのピロピロ麺とネギの味が特徴的である。タレは2つ入っており、醤油ベースと花椒の辛いタレを混ぜ合わせて楽しむ。
曽拌麺は、台湾の汁なしピリ辛まぜそば。
アメリカの有名ブロガーであり、ラーメン愛食家でもある方が「世界の美味しいインスタント麺TOP10(2016年)」でレビューをしたことで有名なヌードルでもあります。
台湾で有名な司会者、そして美食家でも知られている曾國城(サム・チェン)がプロデュースをしており、開発チームの一員としてこだわり抜いて作ったのだとか。
特徴的なのは、曽拌麺のピロピロとした麺!
「關廟麵(グァンミャオメン)」という麺を使っており、幅は広めで端っこが「ピロピロ」していて、ソースなどに絡みやすい形状をしています。
また、もちもちとした食感が好きだという人も多いみたいです。
味は5種類あり、それぞれ麺の幅が違います。
- 香蔥椒麻 – オリジナル(ピリ辛)
- 麻油椒香 – ごま油味(ピリ辛)
- 胡麻醬香 – ごまダレ味
- 香辣豆撈 – 香辣(シャンラー)しゃぶしゃぶ味
- 咖哩叻沙 – カレーラクサ味
スタンダードなのは、香蔥椒麻!
椒麻(ジャオマー)というネギと花椒(ホアジャオ)を合わせたソースのピリッとした辛さが特徴的です。
ちなみにカレーラクサは新商品で、シンガポールのカレーラクサを掛け合わせているみたいですね。
關廟麵を食べたい、高く評価されたヌードルを食べてみたい、という方にはぜひ食べてみてください!
維力炸醤桶麺(ウェイリー ザージャントンメン)- スープ付き台湾カップヌードル
維力炸醤桶麺(ウェイリーザージャントンメン)
台湾のジャージャー麺。味は味噌っぽく、あっさりしている。麺は少しコシがあるタイプ。別にスープを作って楽しめる点が特徴。初めて食べる味にも関わらず、なんだか懐かしい気持ちになる一品。
維力炸醤桶麺は、台湾系ジャージャー麺です。
維力食品はインスタント麺を中心として販売していることでよく知られている台湾の食品企業。
その中でも維力炸醤桶麺は、台湾で長年に渡って親しまれているロングセラー商品です。
このカップラーメンの特徴は、スープを別に作れること!
カップラーメンの下部分が2重構想になっているので、1つ取り外し、麺のゆで汁と粉末を入れてスープを作ります。
麺の味は味噌っぽく、豆板醤が効いていてややピリ辛です。ジャージャー麺の割に甘さが控えめなのも特徴。
スープは、昆布パウダーなどを使用しているあっさりとした味がします。
日本にはない発想で、お土産としても喜ばれそうな商品ですね!
KiKi食品雑貨 KiKi拌麺(バンメン)- 健康的な台湾ヌードル
KiKi拌麺 椒麻拌麺(ジャオマーバンメン)
唐辛子のピリッとした辛味と花椒のビリビリと痺れる味が特徴的。汗をかくほど辛いが癖になる。麺はストレートで、コシが強く、ツルッとしたのどごしがある。辛い物好きにはおすすめの味。
KiKiは、おしゃれなパッケージが目を引く汁なしまぜ麺です!
KiKi食品雑貨という、複数の台湾著名人が株主として関わってている企業で、インスタント麺だけではなく、雑貨なども販売していることで注目を浴びています。
四川料理で有名なKiKiレストランの味を家庭で楽しめるように、というオーナーの願いが込められているみたいです。
KiKi拌麺は台南で日干しされた手作り麺を使用しており、ツルッとした食感や特徴的なコシが美味しいです。
一番の特徴は添加物がほとんど入っていないこと。
麺もソースも原材料がとてもシンプルなので、健康志向の方には嬉しいですね。
またKiKi麺も世界的に人気なラーメンブロガーが選ぶインスタントラーメンTOP10に入っています!
味は7種類あります。
- 椒麻拌麺 - 花椒チリーまぜそば
- 小醋麺 - 香る黒酢まぜそば
- 葱香陽春拌麺 – 香るネギまぜそば
- 椒香麻醤麺 - ゴマソース花椒チリーまぜそば
- 老醋辣麵 - 熟成黒酢チリーまぜそば
- 蔥油拌麵 - ネギ油まぜそば
- 沙茶拌麺 - 台湾魚介まぜそば
その中でも椒麻拌麺は人気が高いです。
花椒やチリを使用しているのでとても辛いですが、純醸造醤油と麻油(ごま油)に絡んだヌードルは美味しい。
台湾のライフスタイルショップが好きな人には刺さる商品ではないでしょうか。
本場台湾で大人気の「日本で買える台湾食品・ドリンク」をお探しですか?こちらの記事ではジャンル別に人気ランキングをまとめているのでお気に入りの台湾食材を見つけたい方は是非チェックしてみてください▼
まとめ:
日本に負けず劣らず麺王国である台湾。本当に種類の多さに驚きです。
今回取り上げたのは、一部のインスタント麺として販売してる麺類を紹介しましたが、インスタント麺になっていなく、レストランや食堂にて販売しているスープや中の具材によって名前が違う麺類が他にも数多く存在します。
どれを食べて良いのか迷った場合は、気分によって味を変えてみたり、麺の太さ、汁のあり・なし、中の具材などで何を食べるか選んでみてはいかがでしょうか 。