日本で、中国や台湾の食材が買える地域と聞いて、真っ先に思いつくのは、神奈川県の横浜にある横浜中華街だという人も多いと思います。
確かに、横浜中華街には中国・台湾食材を取り扱っているお店が沢山あります。
しかし、東京にも中国・台湾食材の品ぞろえが豊富なお店があるって知っていましたか?
しかも、お店のある地域は『新宿・新大久保』、『池袋』、『上野』の3つに集中していることが分かりました。
今回はその3地域にある、『台湾食品・食材が買えるお店』に焦点を当てて紹介しています。
中国食材屋さんはたくさんるけど、『台湾』の食材を見つけるのはなかなか苦労しますよね。
今回ご紹介ているお店は、台湾食品・食材の取り扱いのあるお店なので、台湾好きな方はぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
東京:新宿・新大久保で台湾食材が買えるお店はココ!
新宿や新大久保エリアといえば、韓国系のお店が多く立ち並ぶ「コリアタウン」のイメージが強いですが、
近年、中国料理の「火鍋」チェーン店がこのエリアに多く出店していたり、「激辛グルメ祭り」や「四川フェス」が新宿で開催されるなど、
中国との関りもある地域だったのです。
この項目では新宿・新大久保エリアの、台湾食品・食材の取り扱いがあるお店をご紹介します。
1. 華僑服務社
コリアタウンの新大久保にある、中華圏の食材を販売しているお店です。
店舗はスーパーのような風貌で、たくさんの商品が陳列されており、見ごたえ抜群です。
もちろん、台湾の食材・調味料も用意されています。
最寄駅は新大久保駅です。
改札から大久保駅方面へ徒歩約1分で到着します。
2.アジアスーパーストアー
東新宿駅の近くにあるお店です。
タイの食材を中心に販売しているお店ですが、中国や台湾の食材も置かれています。
台湾のソーセージ・コーラ・油蔥酥(ヨーツォンスー)などが売られています。
最寄駅は東新宿駅です。
東新宿駅から職安通りへ出て、徒歩約4分で到着します。
3.アジア食材スーパー 日光総本店 亜州食品館
新大久保のイケメン通りにあるお店です。
お店は小さめですが、中国・台湾・韓国などのアジア圏の食材を販売しています。
冷凍食品の取り扱いもあります。
最寄駅は新大久保駅です。
新大久保駅からパリミキのある交差点方面へ直進し、ローソンで右折しスグです。徒歩約4分。
4.新宿陽光城
大久保駅と新大久保駅のちょうど中間あたりにあるお店です。
値段は比較的安く、店舗は小さめですが、品ぞろえは豊富です。
最寄駅は大久保駅です。
大久保駅北口から新大久保駅方面へ、徒歩約2分です。
東京:池袋で台湾食材が買えるお店はココ!
池袋には家賃が安く、交通の便が良いことから多くの中国人が住んでいます。
平成27年には、池袋のある豊島区に住んでいる中国人の数が1万2千人を超えました。
「知音中国食品」という中国食品スーパーが池袋に誕生したのちに、多くの中華系店舗が池袋に誕生しました。
横浜の中華街には及ばないものの、ゆっくりとチャイナタウン化が進んでいる池袋にも、台湾の食材を取り扱うお店がありますので紹介します。
5.友誼商店
ビルの4階にあるお店です。
元は上記の「知音中国食品」というお店でした。
スーパーのような面持ちで、見渡しやすく陳列されている印象です。
食材・調味料・ドリンク・お菓子・冷凍食品と中国・台湾の食材を存分に堪能できます。
スーパーの隣には中華料理を頂けるフードコートが隣接されており、腹ごしらえもできます。
最寄駅は池袋駅20b出口から、徒歩約1分です。
6.海羽日光 池袋店
ビルの2~4階がお店になっています。
店舗は狭めですが、商品がズラッと所狭しに置かれています。
商品の値札は中国語で書かれているので、見ただけではどんな食材か見当がつかないものもあります。
多少雑多なところが、田舎にある商店のような雰囲気にも感じられます。
最寄駅は池袋駅C8・9番出口から徒歩約2分の距離です。
7.陽光城
店舗は狭いですが、外に商品があふれ出るほどの品揃えです。
中華食材中心ですが、台湾の食材・調味料・お菓子・ドリンクも販売しています。
友誼商店のすぐ近くにある赤い看板がトレードマークです。
友誼商店のライバル店舗なんだとか!
最寄駅は池袋駅20b出口から、徒歩約1分です。
東京:上野で台湾食材が買えるお店はココ!
上野には言わずと知れた商店街『アメヤ横丁』、通称『アメ横』があります。
アメ横には、アジア・アフリカ系の人たちが経営するお店が増えましたが、
特にアメ横センタービルの地下に広がる光景は、まるで別世界です。
多文化が交じり合う上野周辺で、台湾の食材を取り扱うお店を紹介します。
8.中国物産海羽
中国・台湾を中心に、アジア圏の食材を取り扱っています。
アメ横の地下街にあるお店で、海鮮や精肉といった生鮮食品も扱っており、
異国の市場に来たかのような雰囲気が味わえます。
上野駅から徒歩約4分のアメ横センタービルの地下にあります。
9.野澤屋
同じく、アメ横の地下にあるお店で、アジア圏の食材を幅広く取り扱っています。
台湾の食材も、種類は多くないですが販売しており、そんな中でも希少な「馬告(マーガオ)」というスパイスを販売しています。
台湾産のマーガオは希少なので、気になる方は足を運んでみましょう。
アメ横センタービル地下1階にあります。
10.京和商店
黄色い看板に赤い文字の大きな看板が目印です。
中国・台湾食材が中心で、調味料の品揃えが豊富です。
店舗は大きくないですが、中に入ると中国や台湾の雰囲気が味わえる品揃えです。
上野駅から徒歩約4分、御徒町駅北口方面から徒歩約3分の距離です。
物産店ではなくても、量販スーパーでも台湾食材を買える?

上で挙げた中華物産店(いわゆる輸入食品を専門に扱っているスーパー)ではなくても、台湾食材を手に入れる方法が実はあるのです。
東京に多く店を置くこれらの量販店でも、台湾食材・食品も買うことができます↓
・ドンキ
・KALDI
・ジュピター
…etc
こちらの記事で全国展開していて、台湾食品が購入できる量販店・スーパーを細かく紹介しているので是非どうぞ!
日本で買える!おすすめ台湾食品・調味料5選!
台湾食材のお店に立ち寄っても
「何を買えばいいのか分からない!」
となってしまう、台湾初心者さんにおすすめの調味料を選んでみました!
どれも台湾や中国では、一般的に使われている調味料ですが、普段私達が食べている料理にも合わせやすい調味料が沢山あるんです。
日常的に利用するスーパーには置いていないものばかりですので、上記店舗に行かれた際にはぜひ探してみてくださいね。
沙茶醤(サーチャージャン)

魚介のベースに、ニンニクや唐辛子などを加えたソースです。
旨味と辛味を兼ね備えているので、料理にチョイ足しするだけでもっと美味しく仕上がります。
焼き肉やしゃぶしゃぶのタレとして使用したり、ラーメンやチャーハンにかけて食べるのもおすすめです。
芝麻醬(チーマージャン)

ゴマから作られるペースト状の調味料で、ゴマの風味その物を感じられます
担々麺や棒棒鶏といった、日本でも親しみのある食べ物に使用されます。
その他にもしゃぶしゃぶなどの鍋料理のつけダレや、野菜と和える際に加えることができます。
醤油膏(ジャンヨウガオ)

日本の醤油より、甘味ととろみの強い醤油になっています。
餃子や小籠包などの天津に付けて食べると美味しく召し上がれます。
料理にコクを出したいときにも使え、いざという時の救世主にもなります。
甜辣醬(テンラージャン)

甘味と辛味のある、台湾の家庭には欠かせないスイートチリソースです。
台湾では、チマキにかけて食べる習慣があります。
生春巻き・フライに付けて食べることで、食べなれた味も新鮮に召し上がることができます。
炒め物にかけることもできるので、味変調味料にもってこいです。
台湾龐徳 香葱拉餅

台湾屋台の定番!ネギをパイ生地で包みんだ台湾のピザです。
外はサクサク、中はふわふわの美味しさです。
台湾の屋台では定番中の定番の一品です。

まとめ
今回は、東京で台湾食品・食材が買えるおすすめスーパー・中国物産店10選を紹介しました。
あなたは新大久保に中華食材屋があることを知っていましたか?
実は意識していないだけで、コリアタウン・新大久保にもひっそりと中国文化が根付いていました。
池袋も一歩奥へ足を踏み入れると、チャイナタウンになっているんです。
今はまだ、知る人ぞ知るチャイナタウンですが、数年後には横浜に負けないくらいの中華街ができているかもしれませんね。
上野の多文化が交じり合った不思議な空間は、どこへ行っても体験できないので、
食材探しついでに、アメ横センタービルの地下へ行って、ユニークな体験を楽しんでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。