大好きな台湾の味を求めているけれど、通販では送料の壁があったり、実物を見て購入出来ないというデメリットから、実店舗での購入を選択したい人もいると思います。
台湾旅行に行って買い回りしたいところですが、行けない時は国内の台湾物産店を押さえておくと、台湾不足の日常を変えることができますよ。
今回は、日本にある台湾物産店と、台湾物産店で買える人気台湾食品を一挙ご紹介します!
※台湾物産店ではなく、お近くのスーパーで台湾食材を探している人は、こちらの記事から台湾食材が買えるスーパー一覧をどうぞ↓
日本にある台湾物産店を一挙ご紹介!
台湾専門の物産店は数が少ないので、たいていは中国物産店やアジア食材スーパーで台湾食品を見つけることになるでしょう。
大型の店舗であれば品数も多く扱っており、お目当ての食品発見率が上がります。お店によってはオンラインストアを構えていたり、フードコート併設だったりと、それぞれ特徴があるので、ご自身に合ったところ見つけてみてください。
華僑服務社(カキョウフクムシャ)
新大久保駅北口すぐの場所にある、関東エリア最大級のアジア食品・雑貨を取り扱うスーパーです。中国系食材を中心に、韓国、タイ、ベトナムなどの商品が勢揃い。
実店舗は各階それぞれ、商品ジャンルが分かれており、B1:アジア食材、(1F:店舗なし)、2F:冷凍食品、3F:お酒・書籍・雑貨 となっています。
日本では見たことのない色々な部位の肉や、冷凍餃子の種類の多さ(なんと常時60種類以上)に驚くことでしょう。
台湾食品も充実で、代表的なものであれば何でも揃います。
また、アジアンストアというオンラインストアもあり、近郊でない方も利用可能です。
友誼商店(ユウギショウテン)池袋店
池袋、立川、蒲田、横浜、大阪、福岡などにも店舗を構える中華系スーパー。
台湾食品や他の東南アジア食品の取り扱いもあるので、日本在住の方がふるさとの味を求めてよく訪れるのだそうです。店内で聞こえたのはほぼ中国語でしたが、店員さんは日本語の通じる方もいらっしゃいますのでご心配なく。精肉、鮮魚、青果、常温食材、冷凍食材、チルド食材、ドリンク、スイーツなど、一通りのものは何でも揃うお店です。
池袋、立川、福岡点には、フードコートの友誼食府(ユウギショクフ)が併設されており、台湾や四川をはじめとする中国各地域の料理を食べることができます。テイクアウトも可能なので、お買い物の帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
陽光城(ヨウコウジョウ)池袋店
友誼商店の斜め向かいにある中国系物産店。池袋北口を出てすぐの場所にあり24時間営業しているので使い勝手が良いです。ところせましと並んだ食材と客層はまさに異国。
こちらも、常温食品から冷凍食品まで一通りの品揃えがあります。売り場面積は友誼商店より狭く凝縮されたような感じ。
最低限は揃うのと駅チカ24時間営業の路面店なので、コンビニ感覚でサクっと利用するのに向いています。近いので、友誼商店と陽光城のはしごもおススメ。
新大久保、蒲田、川崎、横浜、小岩にも姉妹店があるのでチェックしてみてください。
海羽(カイバ)アメ横センタービル
上野アメ横の地下にあるエスニック食材の聖地、アメ横センタービルの中にある中国物産店です。特に精肉が充実しており、まさに「閲覧注意」な部位が豊富に手に入ります。
中華圏の調味料や乾物は、ほとんどここ1件で完結できるほどの品揃えですが、同じフロアには6つのお店があるので是非買い回りをしてみて下さい。アジアのマーケットに迷い込んだかのような感覚とディープな体験ができます。
海羽日光(カイバニッコウ)池袋店
池袋西口、ロマンス通りをから少し曲がったところにある物産店。
中国・台湾の食品が安く手に入ることで、在日中華圏の方に支持されているお店です。お店は3フロア分かれており、それぞれ、肉、魚、調味料がメインの売り場構成となっています。
お菓子や中国のお酒もズラリ。冷凍コーナーには、台湾の肉団子やソーセージも置いてありました。新大久保にも姉妹店があります。アメ横センタービルの海羽も関連会社かも知れません。
台湾小集(タイワンショウシュウ)
楽天、Yahoo!に店舗を持つ「台湾小集」の路面店。
台北出身のオーナーさん自らが買い付けた、台湾でホットな品々が並んでいます。
国内では買えない台湾食材が手に入り重宝しているという口コミもあり、期待が持てます。2020年9月まではお弁当やテイクアウトも行っていましたが、現在は終了し、売り場面積を増やして営業中とのことです。
愛龍號(アイリュウゴウ)
横浜中華街にある小さな中華食材のお店。
豊富な品揃えと良心的な価格で提供しています。店主がとても親切で、商品の説明や使い方を教えてくれるので、食材の知識がない方でも安心してお買い物をすることができます。
人気台湾食品ランキング

台湾食品を実際に手に取っても、見慣れない見た目や読めない漢字にくじけてしまい、購入をためらってしまう事もありますよね。そこで本章では、台湾マニアが指名買いするリピート商品や、初心者ウケも間違いない商品などを、ランキング形式でご紹介します!
台湾物産店に行ったら何を買うべき?みんなのおススメはどれ?気になったものは是非トライしてみてください。
1. パイナップルケーキ(鳳梨酥)
みんな大好き!台湾の定番お土産パイナップルケーキ!
その人気さゆえ、日本でも気軽にさまざまなブランドのパイナップルケーキが入手できます。自分用なら、贈答用のような個包装は不要なので、1トレー6個ほど入って300円ぐらいからあります。ブランドや食べ比べなんかも楽しいですね。意外と知られていませんが、マンゴーケーキやライチケーキもあって、美味しいですよ。
2. 台湾ビール(台灣啤酒)
夜市のお供と言えば台灣啤酒(タイワンピージョウ)!
モンドセレクション最高金賞受賞の台湾プレミアムビールや、台湾フルーツを使ったフルーツフレーバーのビール、龍眼はちみつフレーバーのビールなんかもあります。フルーツビールの方はアルコール度数2.8%と低めなので、ゴクゴクいけちゃうところも◎
3. 台湾ソーセージ(香腸・腸詰)
夜市の屋台でも定番の台湾ソーセージです。特徴はなんと言ってもあの甘さ!ソーセージが甘いってどういう事?!と思われるでしょうが、これがまた癖になるお味なんです。焼いたソーセージをスライスし、生のスライスにんにくやネギと一緒に食べるのが台湾流。物産店では冷凍コーナーに売っています。
4. 豚肉のでんぶ(豬肉鬆)
肉に松と書いて、ロウソンと読みます。中華圏の方が愛してやまない、筆者も愛してやまない、豚肉のでんぶです。肉の繊維を細かく割いて乾燥させ、甘辛く味付けしたサラサラのふりかけといった感じでしょうか。おにぎりの具、パンの具、お菓子の具など、台湾ではオールマイティに使用されています。ごはんに良く合うので、日本人にもおススメ。日本では缶詰に入った商品を良く見かけます。
5. 台湾肉団子、魚団子、イカ団子(貢丸、魚丸、花枝丸)
火鍋やスープ、汁そばに欠かせない具材と言えば、肉や魚のすり身ボールです。
強い弾力とプリプリの食感、だんごから出るダシがお料理を格上げしてくれます。豚肉でできたものを貢丸、白身魚のすり身でできたものを魚丸、イカのすり身でできたものを花枝丸と呼びます。
筆者のお気に入りは、魚のすり身の中にひき肉が入ったハイブリッドボール。美味しいサプライズが食事をさらに楽しくしてくれます。
[番外編] 黒松沙士(台湾コーラ)
飲むサロンパスの異名を持つ台湾コーラです。
炭酸と甘さの後に、湿布の香りが口の中に広がる、何とも独特な爽快感です。筆者は苦手でしたが、台湾でこれだけ市民権を得ていると言うことは、ハマる人はハマる味なのでしょう。沖縄のルートビアやアメリカのドクターペッパーを飲む人は好きかも知れません。
まとめ
いかがでしたか?旅行に行けない今、ショッピングや現地料理で海外気分を楽しむのがトレンドとなっています。香腸をつまみに台湾啤酒で乾杯なんて、盛り上がりそうですね!
物産店に行けば、まだ出会った事のない面白い食材に出会えるはずです。手に取って、じっくり吟味して、時にはお店の方とのコミュニケーションを楽しみながら、お買い物を楽しんで下さい。
独特な空間、におい、聞こえてくる言語、初めて見る食材、海外にいるようなワクワク感…オンラインでは出来ない体験がそこにあります。