今回は、中国で人気の火鍋チェーン店「海底撈(カイテイロウ )」の火鍋の素『海底撈 麻辣火鍋底料(マーラースープ)』 をご紹介します。
そうです。みんな大好き「火鍋」です。え、知らない?あらら。では、ご説明しましょう。火鍋とは、ザックリ言えば中国の鍋料理のことです。
なぜザックリなんだ。と言うのも、地方によって色々な味があるからです。
つまりひと言では表せないほど、火鍋にはたくさんの種類があります。
ここ日本で「火鍋」と言えば、辛い味付けのマーラー火鍋や薬膳鍋が人気です。
鍋物といえば寒〜い冬に食べるのが定番ですが、暑い夏にも食べます。むしろ中国では暑〜い夏のほうが食べられているかもしれません。
辛いものを食べると汗をかきますよね?汗はカラダ表面の熱を取り去って、効果的に体温を下げてくれるので「火鍋」はまさに真夏にもうってつけの食べ物なのです。
もちろん、お鍋なので冬に合うのは言うまでもありません。
つまり一年中楽しめるのが「火鍋」というわけです!
さて、そんな中国式の火鍋ですが、日本で手に入る調味料で自作するのはなかなか大変だったりします。
そこでおすすめしたいのが、お家で手軽に本場のマーラー火鍋が味わえる「海底撈」の火鍋の素「海底撈 麻辣火鍋底料(マーラースープ)」です。
本格的な火鍋を、よりおいしく食べるために、おすすめの具材や入手場所・作り方のコツ・おすすめのつけダレを詳しくご紹介したいと思います!
日本で本格火鍋!火鍋の素「海底撈 麻辣火鍋底料」におすすめの具材は?
それではさっそく、本格的な火鍋の素「海底撈 麻辣火鍋底料」を使ってお家火鍋を楽しむためにおすすめの具材をご紹介します。
冷凍餃子:火鍋がひと味違うおいしさに!
始めは火鍋に『餃子』って思いもしなかったのですが、中華薬膳火鍋の専門店「小尾羊(シャオウェイヤン )」で餃子が入ったマーラー火鍋を食べて感動!
餃子って肉とか香味野菜とかいろいろ入っているので、鍋の具として使うと、スープに旨味が増す効果と、餃子自体が火鍋のスープを吸う効果で両方がおいしくなるんです。
なかでもおすすめの冷凍餃子はこちら、『日日餃子』のラム肉!
ラム肉の餃子ってなかなかないですよね。豚肉とはまた違った旨味が詰まっていて、火鍋にはめちゃくちゃ合います!火鍋のために作られたのではなかろうかと思うほど。
厚めでモチモチ食感の皮もポイントで、鍋の具材にしても煮崩れず、スープをよく吸ってくれます。
この「日日餃子」は、本場中国の職人さんが開発して日本で作られている商品です。
ラム肉のほか、豚肉・パクチー・サワラ(魚)など様々な種類がありますよ。
存在感のあるモチモチ皮が好きなかたにぜひ試して欲しい餃子です!
しゃぶしゃぶ肉:「海底撈 麻辣火鍋底料」にラム肉は外せない
火鍋は肉をしゃぶしゃぶして食べるのが一般的です。
「海底撈 麻辣火鍋底料」には、肉の中でも『ラム肉』が抜群に合います!
普段はクセのあるラム肉がそれほどお好きでないかたも、スパイスたっぷりの火鍋で、ぜひラム肉を味わってみて欲しい。
スパイスのクセ+ラム肉のクセ=相乗効果でおいしいんです。
もちろん、ラム肉だけでなく、豚肉や牛肉もお好みで用意していただければと思いますが、ラム肉を味わうと豚肉がえらく上品(少し物足りないくらい)に感じたりします。
きのこ:複数の種類を入れるのがポイント
きのこ類も旨味が出るのでおすすめです。
シイタケは鉄板ですが、上品な昆布ダシのお鍋だと独特の香りが気になるエノキも麻辣火鍋なら心配ご無用、どんなきのこもどんと来いです。
きのこは1種類だけでなく3種類くらい入れるのがよくて、複雑な旨味がスープに溶け込んで、よりおいしくなりますよ!
また、きのこはあらかじめ冷凍しておくとおいしくなると聞いたので、私は冷凍したものを使うようにしています。
野菜:火鍋にはレンコンが外せない
『レンコン』ってあまり鍋に入れる印象はあまりないのですが、こと火鍋に関してはぜひ入れて欲しい具材のひとつになります。レンコンは、煮込んでもあの独特なシャリシャリ食感が残るので、柔らかい具材ばかりの鍋の中でいいアクセントになってくれるからです。
もちろん定番の白菜など葉物野菜も合います。
ただ、葉物野菜はスープをよく吸うので辛い辛い。でもその分、野菜から出た水分が鍋に溶け込んで、スープがまた深みを増します。
あとは、にんにくやネギも甘みと旨味がでるので入れたい具材のひとつです。
火鍋の素「海底撈 麻辣火鍋底料」はどこで売ってる?
「海底撈 麻辣火鍋底料」は、一般のスーパーでもまれに置いているところがあるようですが、やはりほとんどないので、中華食材専門店で探すのが早いと思います。
横浜中華街の中華食材専門店をまわって、置いているお店を見つけたので、今回はそちらをご紹介します。
横浜中華街の中華食材専門店「三陽號」
「海底撈 麻辣火鍋底料」は、横浜中華街にある『三陽號』さんで売っています。(2021年10月現在)
こちらは、「元町・中華街駅」の出口2から徒歩4分くらいの場所にあるこじんまりしたお店で、中華街にある他の中華食材店に比べると品数は多い方ではありませんが、全体的に価格が安いのでおすすめです。
私はこちらのお店で「海底撈 麻辣火鍋底料」を400円くらい(詳細な金額を忘れてしまいました、すみません)で買いました。(2021年10月)
他のお店では400円代後半で販売しているお店が多く、オンライン通販だと500円代〜という値段設定がほとんどなので、この値段はかなり安いと思います。
オンライン通販では、楽天に出店している「スペシャル・チャイナ」の、579円にプラス送料300円が最安と思われます。(2021年10月現在)
ちなみに、「海底撈」の「素シリーズ」には「麻辣火鍋底料」以外の商品もあります。
トマトが入った火鍋の素「番茄鍋底」、
火鍋とはちょっと違いますが、炒め物などの調味料として使える「麻辣香鍋」もありますよ!
火鍋の素「海底撈 麻辣火鍋底料」の作り方・コツ
「海底撈 麻辣火鍋底料」は、220g入りで3〜5人前の容量と書いてあります。これに水900mlを合わせて具材を煮ていくとのこと。なのですが・・・
その通りに作ったら味が濃すぎる辛すぎるんです!
これは人それぞれ、味の好みによって違うとは思いますが、作るときに全ての量をいっぺんに入れてしまうのではなく、味をみながらちょっとずつ足して調節していくのがおいしく作るコツです。
それでは、「海底撈 麻辣火鍋底料」を使った3〜5人前の火鍋の作り方をご紹介します。
「海底撈 麻辣火鍋底料」のパッケージを開けるとこんな感じです。
【材料】
「海底撈 麻辣火鍋底料」:お好みの量
水:900ml
にんにく:4片くらい
「日日餃子」ラム肉:お好きな量
きのこ(しいたけ・えのき・舞茸など):お好きな量
野菜(レンコン・白菜・ネギなど):お好きな量
しゃぶしゃぶ用の肉(ラム肉は必須・豚肉・牛肉など):お好きな量
薬味用のにんにく・生姜:お好きな量
【海底撈 麻辣火鍋の作り方】
1.具材を準備する
にんにくの皮をむく(カットせずまるのまま使用)、野菜を食べやすい大きさにカット、冷凍のものは出しておく
2.「海底撈 麻辣火鍋底料」のパッケージの中身を全てボウルに移す
*この工程は、火鍋の元を全量使って作るなら不要です。
加減して入れたいときに袋のまま鍋に入れると、袋の底にスパイスが沈殿していることで味にかたよりが出てしまうため必要な工程です。
3.鍋に水900ml入れ、半量くらいの「海底撈 麻辣火鍋底料」と、1のにんにくを加え、沸騰するまで火にかける
*火鍋の素は、スパイスがかたよらないようによく混ぜてから、スプーンやおたまで入れるといいです。
*にんにくを最初からじっくり煮ることでホクホクの仕上がりになっておいしいです。
*薬膳効果を期待するなら、ナツメやクコの実などを入れるのもおすすめですよ。
4.3の味をみて濃さを調節する
ここで薄いと思ったら火鍋の素を足して、濃ければ水を足す
5.鍋が沸騰したら火を弱めて、きのこ類を入れて5分ほど煮込む
*先にきのこを入れることでスープに旨味を加えます。
6.薬味とつけダレを用意する
薬味のにんにくと生姜を好きな量すりおろしておく(画像の手前が薬味のにんにくと生姜です)
*つけダレはなくてもおいしいのですが、台湾の「牛頭牌 沙茶醤」や、ごまダレ、酸味をきかせたごま油のタレも合います。(つけダレに関しては、次の項で詳しくご紹介します。)
7.5に野菜類と冷凍餃子を入れてひと煮立ちさせる
これで準備完了。テーブルに鍋を運ぶ。
8.鍋で肉をしゃぶしゃぶして食べる
*ラム肉には生姜の薬味、豚肉と牛肉にはニンニクの薬味をのせて食べるのがおすすめです。
9.具材を食べ終えたら、うどん・中華麺・ご飯など好きなものでシメる
*煮詰まって辛さが増しているので、溶き卵を入れてシメを作ると辛さがやわらぎおすすめです。
火鍋におすすめのタレ
「海底撈 麻辣火鍋底料」はスパイスがごろごろ入り、しっかり味がついているので、そのまま食べてもおいしいです。
でも、しゃぶしゃぶした肉には、にんにく・生姜の薬味と、つけダレを使うのも味変的な楽しみがあります。
そこで、火鍋におすすめのつけダレを、市販品と手作りレシピの両方でご紹介します。
市販品で火鍋におすすめのつけダレ【牛頭牌 沙茶醤】
ココナッツのフルーティーな香りと魚介の旨味が詰まった台湾の個性派調味料『沙茶醤(サーチャージャン)』が、「海底撈 麻辣火鍋底料」のつけダレにはおすすめです。
この牛頭牌の沙茶醤は、カレイ(魚)・干しエビ・香味野菜・ココナッツパウダーがブレンドされているという日本ではありえない取り合わせのためクセがありますが、それゆえ火鍋には合います。台湾人気No.1調味料ともいわれていて、南国台湾を感じる味です。
肉の炒め物や魚の煮付けなど、いろいろな料理に使えるので、台湾屋台ファンのかたは常備しておくと便利ですよ!
火鍋の辛さが緩和される【自家製ごまダレ】
辛い「海底撈 麻辣火鍋底料」には、まろやかで甘みのある『ごまダレ』が合います。
もちろん市販のものを使ってもいいのですが、わりと簡単に作れますよ。
私がいつも作っているごまダレのレシピをのせておきますので、もしよかったら試してみてくださいね。
【材料】
練りごま:大さじ1
米酢:小さじ1
ハチミツ:小さじ1
すりごま:小さじ1
醤油:小さじ1/2
マヨネーズ:小さじ1
ごま油:大さじ1
*練りごまは、黒ごま100%で作られている「東永の黒芝麻醤」がパンチがあり、おすすめです。
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【作り方】
1.分量の練りごま・米酢・ハチミツ・すりごまをよく混ぜる
2.1に分量の醤油で香りをつけて、マヨネーズを加えてさらに混ぜる
3.最後にごま油を加えてよく混ぜたら完成
コクと酸味のバランスが絶妙【特製香酢ダレ】
香酢だけでも「海底撈 麻辣火鍋底料」に合いますが、オイスターソースやごま油を加えることでコクが出て、よりおいしくなるので、よかったら試してみてください。
【材料】
香酢(鎮江香酢がおすすめです):大さじ1
オイスターソース:小さじ1
塩:少々
ごま油:大さじ1
【作り方】
1.分量の香酢・オイスターソース・塩を混ぜあわせる
2.1に分量のごま油を加えてよく混ぜたら完成
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まとめ
今回は、お家で手軽に本場のマーラー火鍋が味わえる「海底撈」の火鍋の素「海底撈 麻辣火鍋底料(マーラースープ)」をご紹介しました。
辛い食べ物は中毒性があるとよく言われますがこの「海底撈 麻辣火鍋底料(マーラースープ)」にも何度でも食べたくなる何かがあります。
いろいろご紹介しましたが、中でも特におすすめしたいのは「ラム肉の冷凍餃子」です。牛肉や豚肉などと比べるとクセのあるラム肉ですが、これがマーラー火鍋の香辛料と絶妙な相性を発揮します。控えめに言っても完璧なマリアージュです。
まだ試したことのない方は「海底撈」の火鍋の素「海底撈 麻辣火鍋底料(マーラースープ)」をぜひ試してみてくださいね!