日本で話題沸騰中の『老干媽(ローカンマ)ラー油シリーズ』を使ったことありますか?
昨年あたりからはテレビやYouTubeなどでも取り上げられる機会が増えたので、お家に置いている方も少なくないと思います。
突然ですがそんなあなたに問いたいことがひとつ、「老干媽、うまく活用できていますか? 」。
というのも、使い方がイマイチわからず「ご飯にのせて食べるだけ」なんて声もちょこちょこ聞くので。
たしかに、気持ちはわかります。私もよくやりますよ。
なんせ手軽だし美味しいから。名付けて「ローカンマ飯」なんて言って。
でも、でも、老干媽ってご飯にのせるだけじゃもったいないの〜!
だって老干媽の真の魅力は、調味料として料理に使うと簡単に味と香りをレベルアップしてくれるところなんですもの。
使い方のコツは、シリーズによって異なる味と香り・香辛料などの具材を理解して、合う料理を見極めることです。
そう、数種類あるラー油はどれも中身の香辛料・具材が違います。
それならばと、「老干媽のラー油シリーズを、真剣に食べ比べしてみました!」
今回は、食べ比べしてわかったことやおすすめの使い方・レシピもご紹介します。
あなたの家の老干媽はもっと活躍できるはず。。。
老干媽(ローカンマ)のラー油を食べ比べた結果・おすすめの使い方
商品そのものの味を公平に判断するため用意したのは、冷奴です。
老干媽のラー油を「木綿豆腐」にのせて食べ比べてみました。
老干媽以外の味付けは一切していません。
また、味をしっかり感じられるように豆腐は20分ほど水切りしたものを使いました。
それでは、今回食べ比べした商品をご紹介します。
(写真が同じに見える?いいえ!全部違いますよ!)
1.豆鼓(トウチ)入りラー油:『老干媽 風味豆鼓油辣椒 』
2.ピーナッツ入りラー油:『老干媽 油辣椒』
3.鶏肉入りラー油:『老干媽 風味鶏油辣椒』
4.玉ねぎ入りラー油:『老干媽 香辣脆油辣椒 』
5.千切り豚肉入りラー油:『干煸肉丝油辣椒』
6.牛肉豆豉入りラー油:『精制牛肉末豆豉油辣椒』
以上の6商品になります。
さっそくですが、結果を表にまとめてみましたのでご覧ください!
『老干媽(ローカンマ)ラー油の食べ比べ結果・おすすめの使い方』
商品 | 主原料 | 味・香り・特徴 | おすすめの使い方 |
『風味豆鼓油辣椒』豆鼓入り | 大豆油・豆鼓(大豆)・乾燥唐辛子 | 豆の甘みと舌先に旨味が広がる。 華やかな香り。 味噌風のラー油という感じ。 シリーズの中では辛さと塩気が弱め。 | 豆鼓が入る中華料理全般に。 豆鼓が丸ごと入っているので包丁で叩いてから使うのがおすすめ。 麻婆豆腐・ホイコーロー・火鍋などに。 |
『 油辣椒』ピーナッツ入り | 大豆油・乾燥唐辛子・落花生・花椒 | 唐辛子の香りが強めで、ピーナッツが香ばしさをプラス。 食べるラー油らしさとナッツの歯ごたえで、これぞローカンマ。 シリーズの中では辛さが強めで塩気は弱め。 | 花椒やナッツが合う中華料理に。 ピーナッツが丸ごと入っているので料理によってはペースト状にする。そのままで食感を楽しむのもよい。 そのままを食材にトッピングしておつまみやおかずに。 |
『風味鶏油辣椒』鶏肉入り | 大豆油・唐辛子・鶏肉・にんにく・花椒 | 鼻をぬけるニンニクの香りとほのかな甘み。 鶏肉のしっかりした歯ごたえもくせになる。 シリーズのなかでは中くらいの辛さと塩気。 | ピリ辛ニンニク料理に。 骨がある場合は注意。骨をはずして使うのがおすすめ。 そのままご飯にのせておかずとして。バンバンジーや鶏肉とカシューナッツの炒め、煮込み料理などに。 |
『香辣脆油辣椒 』玉ねぎ入り | 大豆油・乾燥唐辛子・たまねぎ・大豆・花椒 | 揚げた玉ねぎと大豆の食感がカリカリ。 甘味とほのかな苦味。 火を入れると大豆の香りが強くなる。 コクを出したいとき、最高のうまみをプラスできる。 シリーズのなかでは中くらいの辛さで塩気は弱め。 | 料理のトッピングやコクを出したい肉料理、花椒が入る炒めものに。 なにか物足りないと思ったときベストな調味料となる。 チャーハン・ラーメン・餃子の具、ドレッシングにも。 |
『干煸肉丝油辣椒』千切り豚肉入り | 大豆油・唐辛子・豚肉・花椒 | 豚肉の旨味がギュッと詰まっている。 ゴロゴロ入った豚肉は固く歯ごたえがある。 シリーズの中で、辛さは弱め。 | 花椒をきかせた炒めものや煮込み料理に。担々麺・ホルモン料理(砂肝・レバーなど)に。 |
『精制牛肉末豆鼓油辣椒』牛肉豆豉入り | 大豆油・豆鼓(大豆)・唐辛子・牛肉・花椒 | 深いコクのある香りで、辛さよりも豆鼓の甘みが全体をひっぱっている感じ。 牛肉の繊細な旨味との調和が見事。 シリーズの中では辛さと塩気ともに弱め。 | 豆鼓が入る肉料理に。 そのままご飯にのせておかずとして。 青椒肉絲・チャーハン・牛丼にも。 |
老干媽(ローカンマ)ラー油シリーズを使ったおすすめレシピ
ここからは、老干媽のラー油シリーズを使ったおすすめのレシピをご紹介します。
1.豆鼓(トウチ)入り・老干媽 風味豆鼓油辣椒 で、本格『麻婆豆腐』
2.ピーナッツ入り・老干媽 油辣椒で、台湾料理『ラー油ダレのワンタン』
3.鶏肉入り・老干媽 風味鶏油辣椒で、四川料理『雲白肉(うんぱいろう)』
4.玉ねぎ入り・老干媽 香辣脆油辣椒 で、簡単『旨辛チャーハン』
以上の4品です。
老干媽を使うと、用意する調味料や香辛料が少なくてすむので手軽に作れます。よかったらぜひ作ってみてくださいね。
豆鼓入り・老干媽 風味豆鼓油辣椒 で本格『麻婆豆腐』
本場の麻婆豆腐(マーボードーフ)は何と言っても、豆鼓(トウチ)のコクと旨味がおいしさの要です。
でも日本では、お家に豆鼓を常備している人は多くないと思います。
豆板醤や甜麺醤より使い方が難しそうに感じるし、ちょっとハードル高めの調味料です。
老干媽の「 風味豆鼓油辣椒」には、豆鼓がた〜っぷり入っていますよ。
しかもすでに唐辛子や油とよく馴染み、味が完成しています。
これを使わない手はないですよね!
老干媽を使うと手軽に本格的な麻婆豆腐が作れますので、ぜひお試しくださいね。
【レシピ】
- にんにく・生姜・ねぎを適量みじん切り(生姜はにんにくの倍量がおすすめのバランス)。
ニラ(適量)を長さ1cmくらいにカットする。
絹ごし豆腐(1丁で2人前くらい、今回はこの分量で作っています)を水切りする。
豚ひき肉(200g)に塩・胡椒で下味をつけておく。
- フライパンに油を引いて1のにんにく・生姜と、豆板醤(小さじ2)を入れて、香りが立つまで炒める(弱火でじっくり)。
- 中火にして、1のひき肉を加えてじっくり炒める(余分な油は拭き取るのがおすすめ)。
- 3に老干媽「 風味豆鼓油辣椒」(大さじ1)と甜麺醤(小さじ1/2)を加えてなじませる。
- 4に紹興酒(大さじ1)をまわしかけ、醤油(小さじ1)・水(ひたひたになるくらい)・赤唐辛子(1本)をちぎって加える。
- 煮立ったら弱火にして1の豆腐をお好みの大きさに切って加え、10分ほど煮込む。
- 水溶き片栗粉(水小さじ2:片栗粉小さじ4)を加え、豆腐を崩さないように静かに混ぜてとろみをつけたら火を止める。
- 酢・花椒(粉)・ごま油を(各小さじ1ずつ)加え、1のねぎとニラを散らして軽く混ぜあわせたら完成!
ピーナッツ入り・老干媽 油辣椒で台湾料理『ラー油ダレのワンタン』
私は個人的にワンタンが大好きです。
日本だとスープで食べるのが主流ですよね。
でも今回ご紹介するレシピは、台湾でよく食べられている「ラー油ダレのワンタン」です。
ワンタンの皮がとぅるんとぅるんでおいしいですよー、特に暑い日にはめちゃくちゃおすすめ!
このレシピのキモであるタレに、老干媽の「 ピーナッツ入り油辣椒」を使います。
ピーナッツの食感と花椒の刺激ある辛さがいいアクセントとなり、簡単なのに手間をかけたような味になりますよ!
【レシピ】
- 豚ひき肉(50gで2人前くらい、今回はこの分量で作っています)に、みじん切りしたねぎ(適量)・塩と白胡椒(少々)・ごま油(小さじ2)を加えて、粘り気がでるまでよく練る。
冷蔵庫でやすませておく。
- タレを作る。
老干媽「 ピーナッツ入りラー油」(大さじ1)・おろしにんにく(適量)・醤油(少々)・酢(小さじ2)・砂糖(小さじ1)をよく混ぜ合わせる。
- ワンタンの皮(1/2袋分)に1を少量のせて、三角形に折って水溶き片栗粉でくっつける。
- 沸騰したたっぷりのお湯に2のワンタンを入れる。
ワンタンが浮いてから30秒くらいしたら引き上げ、水気をきる。
- 4を器に盛り、2のタレをかけて、お好みの葉物野菜を飾ったら完成!
鶏肉入り・老干媽 風味鶏油辣椒で四川料理『雲白肉(ウンパイロウ)』
「雲白肉(ウンパイロウ)」は四川料理の定番前菜です。
茹でた豚バラ肉と薄くスライスしたきゅうりに辛いタレをかけていただきます。
辛いタレはあっさりした食材の味を引き立ててくれる名脇役。
このタレに、にんにくの風味が効いた老干媽の「 風味鶏油辣椒 」を使いますよ。
すると、材料が少なくすんで、香り高くおいしいタレが完成します!
【レシピ】
- 豚バラスライス(100gで2人前くらい、今回はこの分量で作ります)を、沸騰したたっぷりのお湯の中に入れて茹でる。
茹だったらザルにあげ、水気を切って冷ましておく。
- きゅうり(1/2本)をピーラーでスライスして水に放ち、しゃきっとさせる。
- 九条ねぎまたは小ねぎ(適量)を小口切りにする。
- タレを作る。
老干媽「 風味鶏油辣椒 」(大さじ1、骨がある場合ははずして肉をほぐす)・醤油(少々)・香酢(小さじ1/2)をよく混ぜ合わせる。
- 2のきゅうりの水気をよく拭いてお皿に並べる。
きゅうりの上に、1の肉を盛る。
3を上にのせたら4のタレをかけて完成!
玉ねぎ入り・老干媽 香辣脆油辣椒 で簡単『旨辛チャーハン』
玉ねぎをじっくり炒めて作る料理は、旨味が凝縮してプロの味に近付きます。
というのは周知の事実、わかっていてもできないのは時間がかかるから・・・。
老干媽の「香辣脆油辣椒」を使えば、その問題はすんなり解決します。
なぜならすでに玉ねぎがじっくり調理され旨味が凝縮しているからです。
さらに「唐辛子と花椒の効果によってピリ辛で香り豊かに仕上がります」って、
これはもうチャーハンに合わないはずがないですよね。
【レシピ】
- 豚こま肉(100gで2人前くらい、今回はこの分量で作ります)を食べやすい大きさに切って、塩・胡椒(各少々)と紹興酒(小さじ1)をもみ込んでおく。
- 卵(1個)をときほぐす。
レタス(ここではロメインレタスの葉を3枚)を食べやすい大きさに切る。
ねぎ(適量)をみじん切りにする。
にんにく(適量)をみじん切りにする。
- 温かいご飯(400gくらい)に2の卵を加えてよくなじませておく。
- フライパンにラードとお好みの油を入れて、1の肉と2のにんにくを炒める。
- 肉に火が通ったら、老干媽「 香辣脆油辣椒 」を加える。
- 5に3の卵ご飯を加えて混ぜ合わせる。
- ご飯がパラッとしたら紹興酒(小さじ1)を鍋肌から入れ、塩・胡椒(各適量)で味を整える。
- 2のレタスとねぎを加えてざっと炒めたら完成!
紹介したレシピで使った輸入調味料はこちら!
前項のレシピ、麻婆豆腐・ラー油ダレのワンタン・雲白肉(ウンパイロウ)・旨辛チャーハンで使った輸入調味料をご紹介します。
本場の調味料はやはり風味が違います。
機会があったらぜひ試していただきたいものばかりです。
1.脾県(ピーシェン)の豆板醤(トウバンジャン)『丹丹脾県豆板醤』
麻婆豆腐のレシピで使っています。
豆板醤はそら豆に油と唐辛子の塩漬けなどを加えて発酵・熟成させて作る調味料で、食材に辛味と旨味を加えてくれます。
「脾県(ピーシェン)」は、長江(揚子江)の支流・岷江(みんこう)沿いにある都市の名前で、古くから豆板醤作りが盛んな土地です。
本場中国では「ピーシェンのでなければ豆板醤ではない」と断言する人も少なくないほど。
「丹丹脾県豆板醤」は、そのピーシェンで作られた正統派豆板醤です。
豆板醤は中華料理では頻繁に使う調味料なので、本格的なものをストックしておくと料理がより本格的な仕上がりになりますよ!
▶︎ 脾県(ピーシェン)の豆板醤「丹丹脾県豆板醤」を購入する
2.台湾のごま油『福寿特級純芝麻油』
麻婆豆腐・ラー油ダレのワンタンのレシピで使っています。
このごま油はとても味が濃くパンチがあるので、生で使うより加熱調理向きです。
単体でなめると独特の苦味を感じますが、それが食材と組み合わさると不思議なくらいコクに変わりますよ。
中華料理はごま油を頻繁に使うので、質のいいものをストックしておくのがおすすめです。
このごま油は、厳選した黒ごまから伝統の技法で作られています。
油ひとつで味も香りも段違いに仕上がります!
3.台湾の紹興酒『台湾紹興酒 熟成5年』
麻婆豆腐・旨辛チャーハンのレシピで使っています。
中華料理に不可欠なお酒といえば紹興酒。
本格中華の味と香りを再現しようとするとき、調理酒・日本酒・焼酎・ワイン、そのどれでも代用がきかないと感じます。
特にこの紹興酒は、香りがめちゃくちゃ良くておすすめ。
グラスに注ぐとフルーティな香りが漂い、まるで高価な梅酒みたいです。
これを料理に使うと、口に入れたとき鼻を抜ける上品な香りに感動しますよ!
個人的には「カラメル色素が入っていない」点もおすすめポイントです。
4.台湾の甜麺醤(テンメンジャン)『TOEI甜麺醤』
麻婆豆腐のレシピで使っています。
甜麺醤は豆を発酵させて作る甘口の味噌で、プロの中華料理人必須の調味料です。
回鍋肉ジャージャー麺など、様々な中華料理の甘味とコク出しに使われます。
「TOEI 甜麺醤 」は大豆と黒豆を発酵させた本格派です!
使い方のコツは、炒めるときには最後に加えること。
甘味の強い甜麺醤は焦げやすいので、他の調味料の香りがたってきた頃に投入するのがポイントといえます。
▶︎ 台湾の甜麺醤(テンメンジャン)『TOEI甜麺醤』を購入する
5.中国三大名酢のひとつ「鎮江香酢」
雲白肉(ウンパイロウ)のレシピで使っています。
香酢は、もち米を主原料に麦ふすまなどを加え、発酵・熟成させて作る中国の調味料。
鎮江香酢は鎮江市のブランド酢で、中国三大名酢のひとつとして名高いお酢です。
酸っぱいだけでなく、独特の味と香りが感じられます。
これが食材と組み合わさることで、普段の料理を香りよくコク深く仕上げてくれるのが特徴です。
そのまま点心のつけダレなどにも利用しますが、加熱調理に使うのもおすすめです。
加熱すると酸味がやわらぎ甘味が立ってきてコクが深まります。
ストックしておくとできるレシピの幅が広がり、汎用性の高い調味料ですよ!
老干媽(ローカンマ)とは、どんなもの?
ここで、老干媽(ローカンマ)とは、結局どんなものかをまとめておきたいと思います。
老干媽は中国南西部にある「貴州省(きしゅうしょう」で、1人のシングルマザーである陶華碧(タオホァビ)さんがゼロからつくりあげた調味料ブランドです。
最初は実店舗もなく、行商で具入りのお手製ラー油を売り歩いたことから始まったそう。
ブランド名の老干媽とは「おふくろさん」という感じの意味で、創業者がそう呼ばれていたことに由来するそうですよ。人柄が伝わってきますね、温かくて誠実な人だったんだろうな(詳しく知りたいかたは、老干媽の公式サイトを見てみてくださいね)。
老干媽は、調味料メーカーといっても商品のほとんどが油辣椒(ユーラージャオ)つまりラー油です。
種類豊富な油辣椒はどれも具だくさんで、一般的なラー油とは全然違いますよ。
「老干媽は具だくさんの食べるラー油である」という説明をよく耳にしますが、「本格中華を作るのにとっても便利な調味料だ」と言ったほうが正確なように感じます。
中華料理を作るときに調味料として使うことこそが、老干媽の真骨頂です。
なぜなら、
老干媽には中国本場の味を家庭で再現するために必要なもろもろがすでに入っているから。もろもろとは、豆鼓(トウチ)・花椒(ホワジャオ)などです。
つまり老干媽は、お家で中華鍋を振るようないわゆる『お料理ガチ勢』の方にこそふさわしい商品だといえます。
使い方のポイントは、「シリーズによって異なる香辛料や具材を確認して、合う料理を見極めること」です。
そうすることで、材料が少なくてすむのに本格的な風味に仕上がりますよ!
ん?
ということは、ラクできるということですよね!
つまりはガチ勢だけでなく、『ズボラ料理派』にもいいということじゃないですか。
なんと言っても「そのままご飯にのせて食べてもおいしい」という最速技も使えますし。
老干媽はいまのところ最強の中国調味料なのではないでしょうか。
老干媽はこちらの記事でもをご紹介していますのでよかったらご覧ください。
老干媽(ローカンマ)の購入場所・どこで売ってる?
便利でおいしい老干媽(ローカンマ)の欠点をあげるなら、売っている場所が少ないことです。普通のスーパーで見かけることはほぼありませんよね。
そこで、老干媽がどこで売っているのかをまとめておきたいと思います。
よかったら参考にしてください。
ネット通販サイト・中国と台湾の食材が豊富に揃う「KOKYO」
最後は、忙しいときに便利なネット通販サイトをひとつご紹介します。
「KOKYO」は、中国と台湾の食品・食材に特化した専門性の高いサイトです。
もともと在住外国人向けに立ち上げられたサイトなので、老干媽だけでなく本格的かつ厳選した輸入食品が揃っています。
また、今なら「OPEN記念クーポン」がもらえるのでかなりお得です!(2022年6月現在)
さらに、豆鼓(トウチ)入りラー油の『老干媽 風味豆鼓油辣椒』が、現在350円から310円とセール価格になっているのでお見逃しなく。
5,000円以上お買い物すると常温配送の送料が無料、7,000円以上のお買い物をすると冷凍食品の送料も無料になります。まとめ買いにぜひ!
URL:https://kokyo-market.com/
大型ディスカウントストア・店舗数が多くて便利な「ドン・キホーテ」
大型ディスカウントストアのドンキホーテには老干媽を扱っている店舗が多く存在します。
特に、生鮮食品を扱う「MEGAドン・キホーテ」なら高確率で入手可能です。
世界各国の輸入食品コーナーがあり、その他の中国食品や調味料がたくさんあります。
ここ数年は、台湾や韓国の食品・お菓子・調味料なども充実してきています。
話題の輸入食品はひと通り置いてあるという印象です。
台湾食材も豊富・横浜中華街のお店「愛龍號(あいりゅうごう)」
愛龍號(あいりゅうごう)さんは、横浜中華街の関帝廟通りにある中華食材の専門店です。みなとみらい線の元町・中華街駅から徒歩5分くらいのところにありますよ。
こちらなら、いつ行っても老干媽のラー油シリーズがズラリと在庫されています。
こじんまりした店内には中国や台湾の食材・香辛料・お茶・缶詰などがぎっしり!
実際、横浜中華街の食材店ならほとんどが老干媽を置いています。
でも愛龍號さんは素敵なので特におすすめです。
お店のかたが気さくで優しくて、中華街の中にあるオアシスのようなお店ですよ。
まとめ
今回は、いま話題の老干媽(ローカンマ)ラー油シリーズを食べ比べた結果をお話ししました。
最後にご紹介した商品を「特徴/使い方のポイントや注意点/おすすめ料理」の順にまとめておきます。
1.豆鼓(トウチ)入り『老干媽 風味豆鼓油辣椒 』
「特徴」豆鼓の旨味/「ポイント」包丁で叩いて使う/「おすすめ料理」麻婆豆腐
2.ピーナッツ入り『老干媽 油辣椒』
「特徴」花椒・ナッツ・唐辛子の香り/「ポイント」ペースト状にしてもいい/「おすすめ料理」ラー油ダレのワンタン
3.鶏肉入り『老干媽 風味鶏油辣椒』
「特徴」ニンニクの香りと鶏肉の旨味/「ポイント」骨をはずす/「おすすめ料理」雲白肉(ウンパイロウ)
4.玉ねぎ入り『老干媽 香辣脆油辣椒 』
「特徴」揚げた玉ねぎと大豆の食感/「ポイント」コク出しに最適/「おすすめ料理」旨辛チャーハン
5.千切り豚肉入り『干煸肉丝油辣椒』
「特徴」豚肉の旨味・花椒の香り/「注意点」そのままだと肉が硬め/「おすすめ料理」担々麺
6.牛肉豆豉入り『精制牛肉末豆豉油辣椒』
「特徴」豆鼓の甘味と繊細な旨味/「注意点」そのままだと肉が硬め/「おすすめ料理」青椒肉絲
以上となります。
使い方のコツは「シリーズによって異なる味と香り、香辛料などの具材を確認して、合う料理を見極める」ということです。
老干媽には、本場の味を家庭で再現するために必要な「もろもろ」がすでに入っているので、揃える材料が少なくてすみますよ!
老干媽があればいつでも手軽に本格中華に挑戦できそうですね。
と、言いつつ、
老干媽をそのまま豆腐にのせて食べ比べをしていたらお酒がすすむこと。。。
あらためて老干媽の使い方として、そのまま使うは「あり!」と思ってしまいました。
豆腐だけでなく、ご飯にのせて食べるのもあり、だっておいしいから!
普段はこの最速技を使いつつ、時間があるときは1歩進んで老干媽を調味料として中華料理に使ってみてください。ますます手放せなくなることうけあいです!